本文
県立名古屋西高等学校で出前講座を行いました
ページID:0617049
掲載日:2025年12月1日更新
調査研究課の城ヶ谷です。
11月17日、県立名古屋西高等学校の総合的な探究の時間で「土器から歴史を読み取る」というテーマで出前授業を行いました。
遺跡を調査すると、たくさんの土器が出土します。土器は時代によって、形や技術がどんどん変化していきますが、その背景には政治、経済、文化、対外関係などの変化も大きく関わっています。
遣唐使、わび茶、織田信長、オランダ東インド会社等々…授業では歴史上の事柄や人物との関わりについて触れながら、時代順に土器の移り変わりを概観しました。
後半には、持参した縄文時代から江戸時代までの土器を実際に手に取って観察し、時代順に並び替える演習を行ってもらいました。生徒の皆さんは何度も遺物を手に取って、細かく見ながら一生懸命取り組んでいました。
今回の授業が生徒のみなさんに何らかの形でお役に立てれば幸いです。
出前授業の様子です。
授業風景