国際交流・協力課

平成28年度広島市姉妹・友好都市の日記念イベント
「ハノーバーの日」レポート
広島市には、6つの海外姉妹・友好都市があります。広島市は、市民のみなさんにこれらの都市に親しんでもらおうと、平成13年に「姉妹・友好都市の日」を定め、ドイツ「ハノーバーの日」は姉妹都市提携調印日である5月27日としました。この日を記念して、広島市留学生会館で、ハノーバーの日の記念イベントを開催しました。
開催日時 平成28年(2016年)5月22日(日) 13:00〜15:40
開催場所 広島市留学生会館(南区西荒神町)
司 会 ヒロシマ・メッセンジャー 池田 克彦、渡邊 優子
<内容>
ホール・ホワイエ・研修室・屋外スペース
≪ハノーバー・ドイツの料理や文化の紹介≫
1階の屋外スペースでは、ハノーバーからやってきた「カンファレンスバイク」の展示を行い、珍しい7人乗り自転車に試乗しました。研修室では、今年3月にハノーバーに訪問した青少年の交流の記録展示を行い、実際にハノーバーを訪れた青少年が来場者にその様子を説明しました。また、ハノーバー電車ペーパークラフト体験コーナー、ドイツ絵本の展示・読み聞かせコーナーには、たくさんの親子が参加しました。
ホワイエでは、ハノーバーと交流の深い上田流茶道の体験、本場ドイツ製法ソーセージとドイツパンの試食、本場ドイツ製法のバウムクーヘンの試食を行い、また、ホールでは、ハノーバーの初夏の風物詩である「ルッチェラーゲ」という2つのグラスを使ったぐいのみ大会があり、食文化や楽しい飲み方を体験しました。
カンファレンスバイクの展示 姉妹都市提携書の展示 ハノーバー交流関連資料の展示
ハノーバー電車の
ペーパークラフト体験コーナー ドイツ絵本の展示・
読み聞かせコーナー 上田流茶道の体験
試食プレート ドイツ風料理の試食 ルッチェラーゲの体験
ホール
≪オープニングコンサート≫
ホールイベントのオープニングは、シター奏者の白井 朝香さんにより、ドイツ国家や馴染みのある日本の童謡など、静かに響くシターの調べで開幕しました。
白井 朝香(シター)
≪セレモニー≫
広島市の6つの姉妹・友好都市のひとつであるハノーバー市のヒロシマ・メッセンジャーを務める池田 克彦さん、渡邊 優子さんの司会進行により、セレモニーが行われました。
ハノーバーの日の実行委員会委員長である広島ハノーバー友好協会 井内 康輝会長による開会のことばの後、室田 哲男広島市副市長の挨拶がありました。
また、シュテファン・ショストック ハノーバー市長からいただいたビデオメッセージを紹介しました。
井内委員長開会のことば 室田広島市副市長あいさつ
≪ドイツ・ハノーバーの紹介≫
初めに、ヒロシマ・メッセンジャーが、ハノーバーの歴史や街の様子、観光の見どころなど、写真をスクリーンに映しながら紹介しました。
その後、19世紀の衣装を纏った、ドイツ出身の綿貫ウラさんが登場し、ライン川の「ローレライ」伝説について紹介した後、「ローレライ」の歌をドイツ語で披露しました。
最後に、ヒロシマ・メッセンジャーが、ドイツの有名な著名人や観光地、名産品について、また、今では日本語としても使われているドイツ語を紹介し、来場者はとても親しみを感じました。
ヒロシマ・メッセンジャーのお二人による
ハノーバー市の紹介 ドイツ出身の綿貫ウラさんによる
ローレライの紹介
≪ドイツ音楽コンサート≫
ハノーバー、ドイツそして広島にゆかりのある演奏家である、ヴァイオリン奏者の上野 眞樹さん、オーボエ奏者の上田 愛彦さんの2組により、ドイツにまつわる曲などを演奏していただく、ドイツ音楽コンサートを鑑賞しました。プロの演奏者による美しい音色と楽しいトークに、来場者は魅了されました。
コンサートの最後には、恒例となっている「野ばら」の合唱を会場一体となって行いました。
上野 眞樹(ヴァイオリン)
吉野 妙(ピアノ) 上田 愛彦(オーボエ)
荒谷 心里(ピアノ) 野ばらの合唱
(注記)進行 上田 愛彦
【主催】 平成28年度ハノーバーの日実行委員会
構成団体:(一社)ハノーバー友好協会、(一社)広島国際青少年協会、
(公財)上田流和風堂、春汀会現代刻字研究会、(一社)広島県洋菓子協会、
広島電鉄(株)、福留ハム(株)、 広島市よい本をすすめる母の会、
(株)アンデルセン・パン生活文化研究所、広島市教育委員会、広島市、
(公財)広島平和文化センター
【後援】 ドイツ連邦共和国総領事館
公益財団法人 広島平和文化センター国際交流・協力課
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