こんにちは。

連日の猛暑、本当に驚きますね。先日はなんと、伊勢崎市で41,8°Cという記録的な暑さが観測されました。

外を歩くだけでも体力を奪われるような、危険な暑さが続いています。

このような状況の中で、私たち高齢者施設には、利用者様の命と健康を守るための「熱中症リスク回避」という重要な役割があります。

<施設内での主な取り組み>

当施設では、以下のような点に特に気を配りながら、日々のケアにあたっています。

・環境の管理

空調設備の適切な使用はもちろん、カーテンや遮光フィルムを活用して直射日光を避け、室温や温度の管理を徹底しています。

熱中症警戒アラートにも常に注意を払い、柔軟な対応を心がけています。

・水分と栄養の管理

こまめな水分補給を促す声掛けを行い、飲み物に塩分や電解質を含んだものを取り入れるなど、体内のバランス維持を意識しています。食事も、夏バテしないよう栄養バランスの取れた内容を提供しています。

・体調変化の早期発見

毎日のバイタルチェックや表情・行動の観察を通して、倦怠感や発汗の異常など、わずかな体調の変化も見逃さないようにしています。

デイサービスを利用されている方の中には夏場だけ利用回数を増やされる方もいらっしゃいます。

ご自宅では冷房を長時間使いにくいという方や、暑さによる体調不良が心配な方にとって、施設の冷房が効いた快適な空間で、入浴や食事、健康チェックを受けられることは大きな安心につながります。

まとめ:私たちにできることを一つずつ

高齢者は、暑さに対する感覚が弱まりやすく、自覚のないまま熱中症を発症してしまうケースも少なくありません。

私たち施設スタッフは、「いつもと違うかも?」という小さな変化にも気付ける様、日々の観察と声掛けを大切にしています。

暑さが続く日々ですが、安心して夏を乗り切っていただけるよう、これからも丁寧な対応を心がけてまいります。

皆様もどうか、こまめな水分補給と涼しい環境で、体調にはくれぐれもお気をつけください。