沖縄県立沖縄盲学校創立100周年記念事業趣意書 (記念事業寄付金協力願い) 沖縄県立沖縄盲学校は、県内唯一の視覚障害児・者のための教育機関で、県内の特別支援学校では最も歴史があり、2021年(令和3年)5月1日に創立100周年を迎えることとなりました。 1921(大正10)年、宮崎県出身の本校初代校長・高橋福治先生が那覇市天妃町に沖縄訓盲院として創設したのが本校の始まりです。その後、私立盲学校、県立移管、戦災による焼失、米軍統治下における沖縄盲聾唖学園設立、盲聾分離、本土復帰、首里石嶺町から現在地南風原町兼城への移転、校舎全面改築等、幾多の紆余曲折を経て、今日に至っています。 1922年(大正11年)には、第一回あんま、はり、きゅう師検定を実施し、初めての卒業生を送り出し、それ以来、多くの同窓生が本校を巣立ちました。彼らは、自ら障害を克服して社会のあらゆる分野で活躍し、障害のある者の社会参加の機会拡大、社会的地位向上に励んでいます。 本校教育の最大の特色は、幼稚部から高等部までの一貫教育にあります。視覚に障害がある者の社会参加・自立を教育目標に掲げ、基礎学力の向上、コミュニケーション能力の育成、キャリア教育の推進など、「清く明るく よく学び 光り輝く」という、校訓の意に即して、幼児児童生徒一人ひとりの能力や特性を踏まえ、個に応じた充実した教育を行っています。 これまで関わってきた先人、諸先輩方の輝かしい功績を受け継ぎ、医療の一分野(あん摩マッサージ、はり、きゅう等)において素晴らしい実績を挙げ、社会的にも多大な貢献をしてきました。職場での健康管理が求められている今日、企業内理療師(ヘルスキーパー)養成をはじめ、新たに高まっているニーズへの対応も求められています。 本校教育がここまで発展し、未来を語れるまでになったのには、沖縄県教育委員会を始め、歴代のPTA関係各位、本校同窓生、真地団地自治会をはじめとする地域の関係者の皆さま、そしてこの間、本校教育に関わってきた、多くの方々の献身的なご尽力・ご協力の賜物です。ここに深く感謝申し上げます。 このたび、創立100周年を迎えるにあたり、この記念すべき節目を、幼児・児童・生徒、職員、保護者、同窓会・関係機関など、本校にゆかりのある人々で盛大に祝い、伝統を受け継いでいくことを確認し合うことが重要であることに鑑み、本校の歴史を振り返り、未来、夢、希望を語り合い、展望を開くことを願って、創立100周年記念事業期成会を結成し、1記念式典・祝賀会の挙行、2初代校長高橋福治像を囲む「福治の庭」整備をはじめとする校内環境整備(五感で感じる教材園、機器・備品等の充実)、3記念誌発行等を柱とする記念事業を行うことになりました。 つきましては、本事業の趣旨にご賛同いただき、出費多端の折、誠に恐縮に存じますが、下記及び別紙のとおり、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。 沖縄県立沖縄盲学校創立100周年記念事業期成会 会長 奥浜光章 副会長 仲川福俊(同窓会長) 上江洲咲希(PTA会長) 村吉和枝(学校長) 記 日時 2021年(令和3年)5月1日(土) 式典 午前 場所:本校体育館 祝賀会 午後 場所:調整中 沖縄県立沖縄盲学校 創立100周年記念事業期成会 事業計画 1 収入の部 保護者寄付金 30万円 教職員寄付金 50万円 同窓生寄付金 60万円 物品販売収入 225万円 一般寄付金 500万円 資金造成事業 100万円 広告収入等 35万円 合計 1000万円 2 支出の部 運営費 70万円 式典・祝賀会費 140万円 教育環境整備費 240万円 教育機器等整備費 170万円 記念誌費 255万円 財務部費 120万円 予備費 5万円 合計 1000万円 3 寄付金納付及び物品販売方法 (1)寄付金用銀行口座 口座名義 沖縄県立沖縄盲学校創立100周年記念事業期成会 会長 奥浜光章 ※(注記)下記の3口座は専用振込用紙を使用した場合、振込手数料は期成会が負担します。 琉球銀行 南風原支店 (普通) 609887 沖縄銀行 南風原支店 (普通) 1774079 沖縄海邦銀行 南風原支店 (普通) 0455539 ※(注記)ゆうちょ銀行へ振り込む場合、振込手数料は自己負担となります。 ゆうちょ銀行 【店名】 七〇八 (ナナゼロハチ) (普通) 2044734 (2)物品販売 記念タオルはおかげさまで完売しました。 イオン商品券(500円分)を1,000円で販売しております。 (3)問い合わせ先 沖縄県立沖縄盲学校 TEL098-889-5375 FAX098-888-2547 事業内容等に関すること 担当 濱元伸 (事務局長:教頭) 寄付金・物品販売等に関すること 担当 立津 あゆみ (財務部長)