環境基本方針

原子力安全研究協会は、原子力の安全性に関する研究において、中立的な機関として事業を推進するうえで、環境保全を同時に実行していくことが組織の社会的責務として、欠かすことのできない重要課題であると認識しています。そのため、本基本方針に基づき、当協会の事業活動を通じて、継続的な環境負荷低減に取り組み、持続可能な発展を実現できる社会に貢献するためのルール及び体制を「環境マネジメントシステム」として構築し、環境保全活動に取り組んでいきます。

1.環境側面に基づく行動

本基本方針の達成を目的として、事業内容を精査し、環境に影響を及ぼす要因を特定するとともに、次に示す重点テーマの達成に向けて、具体的な環境管理の手順を定め、環境保全活動推進に取り組みます。

1. 省エネルギーの推進
2. 紙類の有効利用と使用量の削減
3. 廃棄物の低減とリサイクル化の推進
4. グリーン調達の推進
5. 原子力の平和利用への貢献

2.環境に関わる法令等の遵守

事業に関わる環境関連法規、規制、条例、協定及び当協会が同意するその他の事項(総称して「法令等」)を特定し、「環境マネジメントシステム」に反映した環境保全活動を通じて、環境に関わる法令等を遵守します。

3.環境マネジメントシステムの継続的な改善

本環境方針を達成するための目標及び重点テーマが、妥当であることを毎年、「環境マネジメントシステム」を通じたマネジメントレビューにより継続的にレビューし、経営環境や社会情勢の変化、要求、技術の進歩等に対応した最良の環境保全活動を維持して、継続的な改善、そして環境汚染を予防します。