国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所

文字サイズ
特大

ホーム > 医薬基盤研究所(NIBIO)のお知らせ > リンパ腫を引き起こすウイルス因子を同定

医薬基盤研究所(NIBIO)のお知らせ

リンパ腫を引き起こすウイルス因子を同定

2017年3月28日

国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所の安居輝人プロジェクリーダーと米国・ハーバード大学のElliott Kieff,Benjamin Gewurz教授の研究グループは、Epstein-Barrウイルス(EBウイルス)が悪性リンパ腫であるホジキンリンパ腫形成を開始させることを証明し、そのウイルス因子を同定しました。

本研究成果では、EBウイルス関連リンパ腫の発症にLMP1とLMP2Aという2つのEBウイルス膜タンパク質が協調的に関与することが、モデルマウスを用いた解析により示されました。今後、LMP1やLMP2AをターゲットとしたEBウイルス関連リンパ腫の予防法や治療法の開発が期待されます。

本研究は、3月28日に「Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America」(米国科学アカデミー紀要)のon line 版に公開されました。

詳しい内容はこちら

医薬基盤研究所(NIBIO)のお知らせ トップへ戻る

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /