目 的
訪問先の施設見学や担当者からの説明を通して進路選択の視野を広げる。また、企業や上級学校が求める人物像を知り、今後の高校生活の過ごし方について 考える。
体験学習要項
- 日時
- 令和5年10月11日(水) 10:00 〜 12:00
- 参加者
- 1学年 31名
- スケジュール
- 開講式 10:00〜10:20(20分)
- 挨拶、大学紹介、DVD 等
場所:3号館4階 大会議室
- 挨拶、大学紹介、DVD 等
- 学習
- 10:30〜11:00(30分)
「実機を用いた分析装置の紹介」
担当:中道 隆広 先生(生命環境工学コース)
場所:18号館1階 生命環境実験室 - 11:10〜11:40(30分)
「造船技術シミュレーターによる船の建造体験〜溶接・塗装の建造作業〜」
担当:松岡 和彦 先生(船舶工学コース)
場所:1号館5階 第2製図室
- 10:30〜11:00(30分)
- 閉講式 11:50〜12:00
- 場所:3号館4階 大会議室
- 開講式 10:00〜10:20(20分)
体験学習の様子
「実機を用いた分析装置の紹介」
《学生の感想》分析装置について、今までどんなものなのかあまり知りませんでしたが、外国でも使われるような分析装置を初めて見せてもらいましたが、値段が2000万円と聞いてとても驚きました。他にも色々な道具を見せていただきました。私が特に面白いと思ったのが、ワインを分析した装置です。分析されたワインは色もなく透明でした。しかし、匂いをかぐとやはりワインの匂いがしました。透明に分析されたワインに火をつけると、燃えるかという実験をしました。実際に行った結果は、青色の火がつきました。時々、赤い火も見られましたが青い火の方がよく見られました。色のついたワインに火をつけると、全くつかないということを知って凄いなと思いました。話を聞いていて不思議だと思うこともありましたが、いい経験になりました。
《学生の感想》小、中、高校ではありえないほど高い機械があったり、見たことのない名前の薬品を見たりして、小、中、高校との差を感じました。赤ワインからエタノールを抽出する実験で、リービッヒ冷却器や抽出といったワードを聞いて大学でやることは今までとそんなに変わってないので安心しました。ワインからエタノールを抽出するときに、エタノールを燃やしましたが、その時にワインも燃やしていて、それを見て中学、高校で習った対照実験が使われていることを知り、大学に行くためには今まで習った勉強もしっかり必要だと思いました。 2000万円と1000万円の機械があり小さいのに数万円もする実験道具があって、色んな実験をしたいと思っている人たちにはすごくおすすめの大学だと思いました。大学に行って様々な設備を見れるのはオープンキャンパスぐらいしかないので、今日は来れてよかったです。本日はありがとうございました。
《学生の感想》実験室には、見たことがない装置がたくさんあって、何をどう使うのかもわからない物がたくさんあったので、とても見て回るのが楽しかったです。分析装置の紹介では、どのように使って、どういうことが分かるのかを分かりやすく伝えてくれて、この2つの分析装置で約3000万円以上もするとは思いませんでした。蒸留の実験では、普通にどこでも買うことができる所のワインからアルコール100%のアルコールを作ることができるとは思いませんでした。アルコールにも飲むことができるエタノールと、飲むことができないメタノールがあることを改めて知ることができました。そして、ワインは普通火が付かないことも知ることができました。今回は私達のために楽しく、分かりやすい授業をしていただきありがとうございました。実験には時間とお金がかかるんだと思いました。
「造船技術シミュレーターによる
船の建造体験〜溶接・塗装の建造作業〜」
《学生の感想》シミュレーターが2つありました。1つは実際のものをドローンで映していて、もう1つは人が作ったもので、人が作っているものなのに、とても良く作られていて、こんなことが人にできるんだ!と思いました。すごく現実的に作られていて、凄いなと感じました。溶接・塗装の建造作業では、私は溶接の方からしてみると意外と上手にできました。上手いね!とも言われて嬉しかったです!!残念ながら時間がなくて塗装はできなかったのですが、人がやっているのを見てとても難しそうで、大変そうだと感じました。でも雨の日にこれを使ったりすることで、実際に塗装する時には丁寧にするようになると言っていたし、1千万円もするの!?と驚きましたが、妥当な値段ではあるなと思いました。色んな体験ができてとても良かったしいい経験になりました。
《学生の感想》初めて造船技術シミュレーターをしました。初めてで緊張が多かったけど楽しく作業をすることができました。一番思い出に残ったのが、バーチャルリアリティでした。架空の船を見る体験ができてとても楽しかったです。他にもいろいろな体験ができて良かったです。 造船については本当に何も知らなかったけれど、今回の体験で造船のことが少しでも分かることができて良かったです。溶接体験では最初上手くできなくて、全部終わるまで綺麗にできるのか不安だったけど、大学の先輩達が溶接の仕方を分かりやすく教えてくれたため、最後は上手く溶接することができました。初めて体験することだらけで難しいところもあったし、簡単な部分が少しだけだったりしたけれど、とても良い事が学べたと思いました。 夏休みにオープンキャンパスがあるので、行ってみていろいろなことを学べたら良いなと思います。またこのような行事に参加できる時があったら進んで参加したいと思います。
《学生の感想》塗装や溶接の動画を見ていると簡単そうに見えたけど、実際にシミュレーションをしてやっぱりこういうものは、職人技術なんだなと思いました。塗装では塗りすぎて真っ白になってしまったし、溶接では足はきついしきれいに溶接できなかったけど楽しかったです。 VR体験では、ドローンの映像で倒れてしまいそうになりました。造船場の立体映像なども見れて楽しかったです。塗装シミュレーションの費用が一千万円もすることに驚きましたが、塗料代がかからず作業効率を上げれる仕組みにはとても驚きました。 本日は貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
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