長崎総合科学大学 × JTB長崎支店
「地域課題探求型教育プログラム」
武南学園武南中学校
長崎総合科学大学(オープンイノベーションセンター)と旅行大手JTBとで、高大連携による教育旅行プログラムを開発。修学旅行として武南学園武南中学校に教育旅行プログラムを体験していただきました。本プログラムは、学生が自ら1事前学習(旅前)で課題やテーマを決めて調査・情報収集等を行い、問いを立て、2現場学習(旅中)のグループワーク等で準備した問いを検証し、その中で違いを発見しながら、3事後学習(旅後) を経て、生きる力や問題解決力の育成の契機へとつなげる教育旅行プログラムです。
日程
- 2023年2月16日(火) 13:30 〜 17:30
- 武南学園武南中学校 2年生 23名
教育旅行プログラム
テーマ:「さかな」と「海の環境を学ぶ」
- 体験学習 13:30〜16:30
講師:松岡 和彦 教授(船舶工学コース)、学生3名
場所:ペンギン水族館、17号館 201講義室、船舶海洋試験水槽実験室
スケジュール:- 長崎ペンギン水族館を見学
- ROV組立教室
- 水中ロボット競技会
- ワークショップ 16:45〜17:20
講師:藤原 章 准教授(マネジメント工学コース)、学生5名
場所:17号館 201講義室
スケジュール:- SDGs掛け算
- ペンギン水族館での宿題確認
- 記念撮影
教育旅行プログラム
「さかな」と「海の環境を学ぶ」
ペンギン水族館の見学
長崎ペンギン水族館で、松岡和彦教授(船舶工学コース)が『さかなと海の環境』について講義を行いました。ペンギンは地球規模で自然環境の良否を計る目安としての指標生物の代表的な生き物で、気候変動の影響によって個体数が変化します。学生たちには「地球温暖化がもたらすペンギンたちへの影響を考えてみよう(SDGsを踏まえ「解」を創造する)」を課題に、ペンギン水族館を見学していただきました。
ROV組立教室
本学の17号館201講義室で、松岡和彦教授(船舶工学コース)が『ROVの組み立て』について講義を行いました。ROVとは、遠隔操作型の無人潜水機(英語: Remotely operated vehicle)のことで、学生たちには、市販されている排水用ポンプのプロペラと動力を活用して、水中ロボットを製作していただきました。
水中ロボット競技会
本学の船舶海洋試験水槽実験室(通称:雲の上)で、水中ロボット競技会を行いました。松岡和彦教授(船舶工学コース)と船舶工学コース学生(3人)サポートの下、各チームで製作した水中ロボットを操縦して、水中にあるゴミに見立てた金メダル及び銀メダルを回収していただき、海洋問題の視点から水中ロボットに期待される役割について考えていただきました。
ワークショップ
本学の17号館201講義室で、藤原章准教授(マネジメント工学コース)が『SDGs掛け算』と題して、講義を行いました。事前学習で、SDGsの目標を掛け合わせることによって、毎日の生活の中で、自分たちができることは何であるかを考え、その中から一つ選んでいただき、旅中の現場学習で、仮説→検証を繰り返しながら考察のストーリーを具体的に創っていただき、発表していただきました。マネジメント工学コース学生(5人)がメンターとなって、学生たちをサポートしました。
ご案内
- 武南学園武南中学校の紹介はこちら
長崎総合科学大学 工学部工学科
長崎総合科学大学 総合情報学部総合情報学科
結果発表