国内の最高気温が40度を超えるほどの猛暑、外で元気よく遊びたいのに・・・そんな夏休みを皆さんはどのように過ごされていますか。
夏休みに入って間もない7月26日、「奈良県みどりの少年団交流集会」を開催しました。
今年もご家族単位での参加を多数いただきました。今年の夏はいろんな病気が流行っていてご参加いただく方々は大丈夫かな、と心配しましたが、ほとんどの方々がご家族元気に参加いただきました。
今年は例年と違って、午前中に橿原森林遊苑周辺で自然観察、そこからバスで吉野郡川上村へ移動しました。
見ていただきたかったのは、しっかり管理された樹齢300年生の人工林です。
地震や大雨など災害の多い昨今、人の手入れが行き届いた人工林の力強さと美しさを感じてもらい、興味を持ってもらいたかったのです。
現地で見学できた時間は本当に短いものでしたが、子ども達だけでなく、大人の皆さんにも大変感動していただけたようでした。
その後、川上村の「森と水の源流館」を見学してもらいました。
美しい自然の映像と林業の歴史にふれ、とても良かった、という参加者の声がありました。
みんなで昼食を食べた後は、木工工作の時間です。
今回は家族参加ということもあり、お父さんお母さんと一緒に「スライド式本立て」を作ってもらいました。
団員のみなさんには、「森の貯金箱」の工作をしてもらいました。
今年は奈良教育大学附属中学校みどりの団の方々が、木材へレーザーで絵や文字を焼き付ける機械を持ってきてくれました。
自分だけのネームプレートを刻印してもらったり、大好きなキャラクターを作品に焼き付けてもらったり・・・
大賑わいでした。自分だけの作品が出来て、みんな嬉しそう。初めてつかう金づちでしたが、みんな上手に釘を打てました。
本立てはネジくぎで組み立てていくのですが、これが難しいのです。お父さんお母さんには額に汗して奮闘いただきました。
奈良教育大学附属中学校みどりの団の方々に電動ドリルでネジ穴をあけてもらい、スムーズに組み立てることができました。
中学生の皆さん、本当にありがとうございました。
暑い一日でしたが、みんな最後までよくがんばってくれました。最後は駅前で夕立に会い、あたふたと解散になりました。
「ありがとうございました。」とご挨拶をしてくれた皆さん、こちらこそ、素敵な時間をご一緒いただいてありがとうございました。
楽しみにしていたのに残念です、と体調不良でご参加いただけなかった方、次回是非ご参加ください!!
夏休みの一日、いつもと違うお友達と、樹木の勉強をしたり工作をつくったことが良い思い出になったら嬉しいです。
どんぐりがたくさんあり、木陰は少し落ち着きましたね。
フジの種に驚きました。セミの抜け殻たくさん集めましたね。
真っすぐ大きな木を近くで見て感激しました。
大人も子どもも、がんばりました!