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2015年08月25日
7月27日〜7月28日、フォーリン・プレスセンターによる長崎プレスツアーが実施され、本学へもイギリス、ドイツ、フランス、イタリア、ロシア、カタール、カザフスタン、韓国、中国、香港、台湾の11か国・地域から14名の記者が取材に訪れました。
本学では次の取材が行われました。
原爆後障害医療研究所では、放射線が健康に与える影響、これまでの研究成果や現在の取り組みについて、高村昇教授への取材が行われました。高村教授は、原爆による高い放射線を浴びた場合の健康被害の例や、最近新たに明らかになった疾患リスク、また、福島での取組みについて説明し、記者からは「放射線による癌と生活習慣による癌をどのように見分けているのか」、「原爆で癌のリスクが増えるということをどうやって証明するのか」、「広島と長崎の被爆者で調査結果に違いがあったか」といった質問が挙がりました。
工学部の山本研究室では、魚ロボット開発の経緯や、研究の成果について山本郁夫教授への取材が行われ、タイやマグロのロボットが実際に水中を泳ぐ様子が視察・撮影されました。また、魚ロボットの尾びれを動かすシステムを応用した、既に実用化されている手術用の鉗子ロボット、現在開発中の宇宙ステーション内を掃除するマンタロボットや、海中で作業できる人魚ロボットなどについても紹介がありました。記者からは、これらのロボットのさらなる実用化について問う質問が相次ぎました。
その他の取材の様子等、詳しくはフォーリン・プレスセンターのページをご覧ください。
http://fpcj.jp/worldnews/tours/p=34358/