自然の中に眠り、森を育てる。
Concept
房総の暖かい風が草花を揺らし、
木々の中からは鳥たちのさえずりが響く丘陵地。
その丘にある森の墓苑は、
墓石ではなく、地域にもともとある樹木を植え
かつて開発で失われた自然を再生する、
樹木葬のお墓です。
一つひとつの樹木や野草、
そこに集まるたくさんの生きものたちが命をつなぎ、
将来は豊かな森へと変わってゆきます。
だんだんと自然は豊かになり
未来へ続いてゆきます
Type of Grave
個別墓と合葬墓を
お選びいただけます
低木
やまつつじ
初夏に白く清楚な花を枝いっぱいにつけます。うつむくように咲く無数の花は、甘い香りをよく放ちます。卵型の実は、昔せっけんの代わりに洗濯に使っていたそうです。">低木
えごのき
ラッパ状の薄紅色の花が咲き、初夏のころに瑞々しく透き通った赤い実をつけます。この実はほんのり甘く食べられます。">低木
うぐいすかぐら
冬に赤く大きな花を咲かせます。花には蜜が多くあり、小鳥たちが訪れます。「椿」の字は、旧暦の春に花が咲く木という意味をあらわしています。">低木
やぶつばき
枝先に白い花が集まって咲きます。秋に赤色に熟す実を目当てに鳥たちが集まります。材が丈夫なため、鎌などの柄に使われていたことが名前の由来です。">低木
かまつか
夏に、白色と紫色のツートンカラーの上品な花を咲かせます。小さなマメ(実)は秋にベージュ色に熟します。">低木
きはぎ
樹木全体に香りがあり、古くから薬味や漢方として利用されています。実がはじけることと辛味という意味から、ハジカミとも呼ばれます。アゲハが好んで卵を産みます。">低木
さんしょう
秋に薄紅色に熟す実が目を引く木です。実が割れると、中から4つの鮮やかな橙色の種がのぞきます。枝に弾力があり、弓の材料になったことから真弓という名がつきました。">低木
まゆみ
赤橙色に色づく実は、割れると中から2つの橙色の種子が姿を現します。秋が深まると、深紅の鮮やかな紅葉が見られます。">低木
こまゆみ
光沢のある紫色の果実の美しさから紫式部の名をつけたともいわれています。まっすぐで堅い幹は、金づちなどの柄に使われます。">低木
むらさきしきぶ
むらさきしきぶより大きめの濃い紫の実をつけます。秋には黄に色づいた葉と紫色の実の美しいコントラストが見られます。葉はビロードのような手触りです。">低木
やぶむらさき
白い可憐な花をたくさん咲かせます。秋になると、小さな楕円の葉は、日当たりのよい場所では赤く、日陰では黄色に色づきます。">低木
まるばうつぎ
初夏にたくさんの白い花が咲きます。秋が深まるにつれ、紅葉とともに赤く熟す実は、秋の山を彩り、鳥たちの大好物でもあります。">低木
がまずみ
がまずみに比べて葉が少し小さく、初夏にたくさんの白い花が咲きます。赤く熟した実は、甘酸っぱく、果実酒としても利用されます。">低木
こばのがまずみ
早春に芽吹き、森は黄緑色に包まれていきます。かつては薪炭の生産を目的とした林の主要な木でした。樹液にはカブトムシなどが集まり、どんぐりはリスやネズミのごちそうになります。">高木
こなら
秋の味覚でおなじみのくりの実は、縄文時代から食べられていたそうです。1本の木に雄花と雌花があり、受粉した雌花がのちに美味しい実へと育って行きます。">高木
くり
花のころの様子が、僧が白頭巾をかぶったように見えるので、この名がつきました。庭木にも多く、秋には小さなサッカーボールのような赤い実がつき、紅葉も風情があります。">高木
やまぼうし
この地域に自生するさくらです。そめいよしのより少し遅くに花を咲かせ、花と同時に赤みを帯びた若葉を出します。淡い白桃色の花が新緑の山を彩ります。">高木
やまざくら
夜になると眠るかのように葉を閉じるので、この名が付きました。絹糸状の花は、白から薄紅色にグラデーションがかかり、夕暮れ時に花が咲きます。甘い香りに虫たちが集まります。">高木
ねむのき
よく茂るという意味の「も(茂)く」からこの名が付きました。甘くておいしい真っ黒な実がなります。鳥たちも好んでついばみ、種を遠くに運びます。">高木
むくのき
旅の目印、一里塚のシンボルになるなど大きく広がった樹形は遠くからよく見え、赤橙色の実は野鳥の好物です。葉にはヤマトタマムシやオオムラサキなどの虫たちが集まります。">高木
えのき
Information
Media
森の墓苑は、自然再生や生物多様性について、たくさんの方に知っていただくために、
イベントや研修・ワークショップを行なっています。
環境省が定める、質の高い体験プログラムを提供する「体験の機会の場」として認定され、
地域の方をはじめ、学校や企業団体などさまざまな方が参加されています。
Access