報道・広報

再生砕石に混入するアスベスト対策のパトロール及び立入検査の実施結果等について(お知らせ)

平成22年12月24日


    ◇「再生砕石に混入するアスベスト対策について」(平成22年9月9日 厚生労働省、国土交通省及び環境省)に基づき、都道府県、労働基準監督署等が、再生砕石へのアスベスト含有建材の混入防止を図るため、解体現場及び破砕施設へのパトロール等を実施しました。(別紙)

    ◇パトロール等を実施した解体現場及び破砕施設において、それぞれ関係法令に係る不適正事例を発見しましたが、各現場及び施設の監督官庁において、適正処理等を指示し、改善させました。また、併せて再発防止に係る指導を行いました。

    ◇引き続き、国として関係機関と連携し、法令遵守について継続した指導を行うなど、再生砕石へのアスベスト混入防止のための取組みを進めます。


1 解体現場に関するパトロール等の実施結果

(1)建設リサイクル法等に関するパトロール
【実施期間】 平成22年9月〜10月
【パトロールを実施した現場数】
・都道府県等の建設部局及び環境部局、労働基準監督署の3者が合同で実施(A) 1,843箇所
・都道府県等の建設部局が実施した、分別解体等に係るもの(B) 9,316箇所
・都道府県等の環境部局が実施した、再資源化等に係るもの(C) 4,672箇所
(注:(A) は(B)(C)それぞれの内数)
【石綿含有建材に係る助言等を行った件数】
・建設リサイクル法第14条(分別解体等の適正な実施)に基づく助言・勧告 5件
・建設リサイクル法第19条(再資源化等の適正な実施)に基づく助言・勧告 1件
・石綿予防規則に基づく指導 172件

(2)廃棄物処理法に基づく立入検査
【実施期間】 平成22年4月〜10月
【立入検査を実施した現場数】 11,089箇所
【石綿含有廃棄物に係る不適正事例に対し指導を行った件数】 33件

2 破砕施設(産業廃棄物の処理施設)に関する立入検査の実施結果 (廃棄物処理法に基づく立入検査)

【実施期間】 平成22年4月〜10月
【立入検査した施設数】 がれき類の破砕施設(5,434施設)のうち、4,350施設
【石綿含有廃棄物に係る不適正事例に対し指導を行った件数】 52件

添付資料

(別紙、参考資料1〜4)パトロール及び立入検査の実施結果等(PDF形式:352KB)PDF形式

(参考資料5)アスベスト関係法令等パンフレット(PDF形式:2018KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局建設業課 蓮見、岩崎
TEL:03-5253-8111 (内線24733)

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /