平成31年4月19日
◆だいやまーく水害被害額は、全国で約5,360億円(平成20年〜29年の過去10カ年で2番目に大きい)
◆だいやまーく都道府県別の水害被害額上位3県は、以下のとおり。
[1] 福岡県 (水害被害額:約1,590億円)
[2] 大分県 (水害被害額:約 520億円)
[3] 秋田県 (水害被害額:約 410億円)
※(注記)3県はそれぞれ昭和36年の統計開始以来最大の被害
◆だいやまーく主要な水害による水害被害額及び概要
○しろまる平成29年7月九州北部豪雨等(水害被害額:約1,900億円)
(平成29年7月5日〜13日に生じた平成29年7月九州北部豪雨等による被害額)
・九州北部では、平成29年7月5日の昼頃から夜にかけて強い雨域がかかり、短時間に記録的な雨量を観測した。
・福岡県、大分県では、洪水が大量の土砂や流木とともに氾濫し、甚大な人的被害、家屋被害が発生した。
・筑後川水系では、桂川流域にて3箇所で堤防が決壊したほか、小野地区で大規模な斜面崩壊、
赤谷川で同時多発的な斜面崩壊が起きたことにより、大量の土砂や流木が流下し、被害が発生した。
赤谷川の土砂・流木被害(福岡県)
○しろまる平成29年台風21号(水害被害額:約1,500億円)
(平成29年10月19日〜24日に生じた平成29年台風21号による被害額)
・静岡県に上陸した台風第21号による影響で、近畿地方を中心に大雨となり、近畿地方では20箇所の観測所で日降水量の年間1位を記録した。
・東北から西日本にかけて、国管理河川11水系13河川、県管理河川41河川で被害が発生したほか、1都2府30県で土砂被害が発生した。
・本川水位のピークと支川の降雨のピークが重なる等により、和歌山県で1,000棟を超える大規模な浸水や、
三重県で拠点病院や主要駅、観光施設の浸水など、大規模な被害が生じた。
伊勢神宮外宮前の浸水状況(三重県)
※(注記)1:調査結果は政府統計の総合窓口(e-Stat) (https://www.e-stat.go.jp/)にて公開予定です。
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