平成31年4月26日
国土交通省は、我が国の経済成長を支える「稼げる国土」とは何かという観点のもと、「地方に到来したチャンス」を最大限に活かすため、多様な関係主体が連携し、知恵やアイディアを出し合って実際の活動に昇華させる場である「知的対流拠点」のあり方等をとりまとめました。
国土交通省は、地域の独自の個性を活かし産業の振興を図るため、平成28年4月、国土審議会計画推進部会の下に「稼げる国土専門委員会」を設置し、議論を行ってまいりました。
【「稼げる国土専門委員会」での3つのとりまとめ】
[1]「ローカル版『知的対流拠点』づくりマニュアル」(平成29年3月)
知的対流拠点の考え方を活用し地域発イノベーションに取り組む地域にとって、有益であると考えられるポイントを手順として整理した本マニュアルを作成しました。平成31年4月には、本マニュアル策定以降のフォローアップ調査の内容を追記した改訂版を作成しました。
[2]「大都市圏と地方都市等との重層的な連携に向けて〜大都市の『知的対流拠点』を中心に〜」(平成30年4月)
大都市圏を中心とした知的対流拠点の特徴や大都市圏と地方都市等との重層的な連携事例等について整理を行いとりまとめました。
[3]「新たな時代における『予定調和なき対流』によるイノベーション創出〜『地方に到来したチャンス』を最大限に活かした「稼げる国土」の形成〜」(平成31年4月)
これまでの議論を踏まえつつ、様々な分野のヒトや情報等の「予定調和なき対流」を促し、イノベーション創出に繋がる場である知的対流拠点のあり方等をとりまとめました。
国土交通省では、上記とりまとめや委員会で得られた事例、知見等を活用しつつ、地方における知的対流拠点の普及促進を図ってまいります。
[1]〜[3]の各とりまとめについては、当省ホームページに掲載しております。
http://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/s104_kasegerukokudo01.html
【参 考】知的対流拠点の具体事例(別紙)
報道発表資料(PDF形式)PDF形式
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