平成31年1月15日
国土交通省は、災害時における屋内外位置情報利活用のモデルケースとして、東京駅周辺エリアにおいて、高精度な屋内地図を基に、関係者の位置情報とライブカメラの映像を組み合わせて、災害時の対応に必要な情報を関係者間でリアルタイムで共有する俯瞰型情報共有サービスの実証実験を実施します。
1. 取組の経緯
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を見据え、測位衛星の信号が届かない屋内においても高精度な測位環境が整備された社会(「高精度測位社会」)の実現を目指し、国土交通省では、高精度な測位環境を活用した様々なサービスが実現できる環境づくりに向けて、実証実験等を通じ、屋内の電子地図や測位環境等の空間情報インフラ整備を推進し、民間サービスの創出を促進する「高精度測位社会プロジェクト」を実施しています。
本年度の実証実験では、東京駅周辺エリアにおける防災情報訓練と連携し、大地震による災害時に滞留する負傷者を医療施設へ搬送することを想定し、災害対策要員・負傷者・医師・看護師等の関係者の状況を把握し高精度な「屋内電子地図」を活用して情報俯瞰する共同実証実験を実施します。
2. 高精度測位社会プロジェクト 災害時俯瞰型情報共有サービス実証実験
(1) 実施日時 : 平成31年1月23日(水) 10:00〜11:30
(2) 実施エリア: 東京駅周辺エリア
※(注記)実施エリア、実施内容の概要は別添1をご参照ください。
(3) 実施内容 : 屋内電子地図を活用した災害時俯瞰型情報共有サービス
3. 取材
(1) 日 時 : 平成31年1月23日(水) 10:00〜11:30 (9:45受付開始)
(2) 場 所 : 丸の内ビルディング7階 (三菱地所災害対策本部(実証実験))
(東京都千代田区丸の内二丁目4番1号)
(3) 内 容 : 10:00〜 全体の概要説明
10:10〜 災害時俯瞰型情報共有サービスのデモンストレーション
※(注記)本説明会への参加を希望される社は、参加申込書(別添2)に必要事項をご記入の上、申込書に記載の提出先まで事前にご登録下さい。