平成18年3月31日
<問い合わせ先>
住宅局建築指導課
国土交通省においては、平成17年7月14 日及び8月8日に「民間建築物における吹付けアスベストに関する調査について」を各地方公共団体に通知し、調査結果の報告を依頼し、このたび報告を下記のとおり取りまとめました。
- 調査概要
- 調査対象: 昭和31年〜平成元年までに施工された民間の建築物のうち大規模(概ね1,000平方メートル以上)な建築物。
- 調査建材: 吹付けアスベスト及びアスベスト含有吹付けロックウール
- 調査方法: 地方公共団体から建築物所有者に報告を求めること等により実施
- 調査結果概要(報告)
※(注記)3月17日までの都道府県からの報告件数
- 調査対象建築物数: 256,025棟
- 所有者等からの報告数: 202,779棟
- 露出した吹付けがある建築物数: 11,851棟
- 今後の対応
本調査を受けて、当面以下の対応をとることとしています。
- 報告の無かった所有者等への継続調査を地方公共団体に要請します。
- 吹付けが露出している建築物の所有者等に対し、除去、封じ込め等の対策の実施及び労働安全衛生法等の関係法令の遵守について地方公共団体を通じ指導をいたします。
- 今後は毎年度2回(9月、3月)実施される建築防災週間においてその後の改善状況をとりまとめることとしています。
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