平成17年9月29日
<問い合わせ先>
住宅局建築指導課
(内線39515)
国土交通省においては、平成17年7月14日に「民間建築物における吹付けアスベストに関する調査について」を各地方公共団体に通知し、調査結果の報告を依頼し、このたび中間報告を下記のとおり取りまとめました。
なお、10月下旬を目途に、平成元年までの吹付けロックウールを対象に追加した調査結果を公表する予定としています。
さらに、今回報告の無かった所有者等に対する再調査及びその後の改善状況のフォローアップについて、地方公共団体に対し12月中旬を目途に再度報告を求めることとしています。
1. 調査概要
- 調査対象:昭和31年〜昭和55年までに施工された民間の建築物のうち大規模(概ね1,000平方メートル以上)な建築物。
- 調査建材:吹付けアスベスト及びアスベスト含有吹付けロックウール
- 調査方法:地方公共団体から建築物所有者に報告を求めること等により実施
2. 調査結果概要(中間報告)
※(注記)9月27日までの都道府県からの報告件数(都道府県別の集計結果は別紙参照)
- 調査対象建築物数 :142,929棟
- 所有者等からの報告数 : 76,747棟
- 露出した吹付けがある建築物数 : 6,838棟
3. 今後の対応
本調査を受けて、当面以下の対応をとることとしています。
- 報告の無かった所有者等への再調査を地方公共団体に要請。
- 吹付けが露出している建築物の所有者等に対し、除去、封じ込め等の対策の実施及び労働安全衛生法等の関係法令の遵守について地方公共団体を通じ指導。
- 社会資本整備審議会建築分科会に設けたアスベスト対策部会(次回10月12日開催予定)において、今回の中間報告を踏まえた今後の調査及び対策の方針について審議。
別紙
既存建築物における吹付けアスベストに関する調査について(集計結果)
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