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2 どんな子どもが通っているのですか?
難聴・発音の誤り・吃音のある子どもたちが対象です。

(1)難聴
何回呼んでも返事をしない。よく聞き取れないのか聞き返すことが多い。などということはありませんか。中耳に水が溜まる滲出性中耳炎や難聴かもしれません。
難聴だけれど、補聴器をつけているから大丈夫と思っていませんか。補聴器はめがねと違って音を大きくするだけではっきりするわけではありません。聴力の程度によっては、聞こえない音もあります。
聞き取りや発音が不明瞭では、学習も遅れてしまいます。ことばの教室に相談してみてください。

→難聴の指導内容

(2)発音の誤り
幼児語は乳幼児期には当たり前なのですが、小学校に入学するころまで残っていたら、友だちにからかわれたり、話さなくなってしまうこともあります。
発音の誤りは、練習すれば直ります。ぜひ早期にことばの教室に相談してください。
「からす」→「たらす」
「せんせい」→「てんてい」または「しぇんしぇい」
「らいおん」→「だいおん」
カ行音をタ行音やシャ行音に置き換えて発音している場合、ラ行音をダ行音に置き換えていることもあります。
また、「きりん」を「ちぎん」、「シール」を「ヒール」のように、イ・キ・シ・チ…のようなイ段の音がうまく発音できない歪んだ音になることもあります。

→発音の誤りの指導内容

(3)吃音
お子さんはどんな話し方をしていますか。「えーと、えーと」、「あのね、あのね」、「ぼくね、ぼくね」といったように、ことば全体を繰り返すものでしょうか。このような話し方は、小さい子ともによく見られるものです。
しかし、次のような話し方が続くようなら、ことばの教室に相談したほうが良いかもしれません。
・ ことばの一部を繰り返す (例:「あ、あ、あ、あのね」)
・ 引き伸ばす (例:「きーーーーのうね」)
・ つまる (例:「…ったまご」)

→吃音の指導内容

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