ICT社会の中で、情報処理・情報マネジメントに関する基本的素養とICT社会の法的課題に対処する能力は必須のものです。新たに発展するネットビジネスにおいても、コンプライアンスだけではなく、透明性と説明責任と迅速な危機管理が求められています。そのためには、情報と関連する法制度を正確に理解して基礎を固めること、そして、最新の動向に対応できる柔軟な応用力が求められます。「法と情報コース」では、必要な法情報を的確に獲得する能力をもち、ツールやコンテンツを使いこなし、問題に適切に対処できる人材の育成を目標としています。その目標を達成するため、「情報法」、「サイバー法」、「法情報学」の必修科目が設置されています。また、AI、IoT、情報セキュリティ等の、ICT社会の基本構造や今後の動向を知るための科目も設置されています。