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Tektronix,任意信号発生器の信号生成ソフトウェアと,20GHzに対応したプローブを発売

ニュース 2008年4月9日

2008年4月のニュース

米国Tektronix社は,同社の任意信号発生器「AWG7000シリーズ」用の波形生成ソフトウェア「SerialXpress」を発売した.本ソフトウェアは,信号の電圧レベルや伝送速度,信号パターン,立ち上がり/立ち下がり時間などを設定するだけで,容易に任意信号発生器用のデータを生成できる.高速シリアル・インターフェースのレシーバに対するマージン・テストなどに利用できる.

本ソフトウェアは,SATA(Serial ATA)やSAS(Serial Attached SCSI),PCI Express,HDMI(High-Definition Multimedia Interface),DisplayPortなどの規格に対応している.それぞれの規格に準拠した信号データを生成できる.また,同社のオシロスコープ上で使えるSパラメータ抽出ソフトウェアのデータをインポートして,実際の伝送路を模擬した信号を生成できるという.本ソフトウェアはWindows上で動作する.パソコンにインストールして任意信号発生器にデータを転送することも可能.

同社は同時に,20GHzに対応したTriModeプローブ「P7520型」を発売した.TriModeプローブとは,接続を変えずに差動測定やシングルエンド測定,コモン・モード測定が行える同社独自のプローブである.本プローブを用いれば,HDMI 1.3やSATA Gen-3,PCI Express 3.0などのコンプライアンス・テストに対応できるという.従来品は16GHzまでしか対応していなかった.


[写真1] AWG7052上で起動したSerialXpressの設定画面


[写真2] P7520の外観

しかく価格
953,400円から(SerialXpress)
2,289,000円(P7520型)

しかく連絡先
日本テクトロニクス株式会社
TEL: 03-6714-3010
URL: http://www.tektronix.co.jp/

参考URL

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