マイコン・ボードで電球を点滅させよう ―― ポート出力を使ってAC100Vを制御する

立野 冬樹

tag: 組み込み 電子回路

エレキ系DIY 2008年11月11日

最後に電球の実装周りです.レトロ感をねらって,ニス塗りの木の板に電球ソケットという出で立ちにしましたが,なんだか夏休みの工作みたいな仕上がりです(写真10).写真11は裏面の様子です.コードをぶらぶらさせておくとひっかけたりして危険なので,きちんと固定しておきます.ゴム足が3個なのは,3点支持が一番安定するからという理由をつけて,手持ちが3個しかなかった言い訳にしています.

p10.jpg
[写真10] 電球ソケット部の様子

p11.jpg
[写真11] 裏面の配線の様子

電球ソケットは,カバーを回すと内部の配線部が現れます.配線はネジ留めするようになっていますが,コードをそのままネジ留めすると,ケバ立ったり抜けやすくなったりして,あまりよろしくありません(写真12).圧着端子を利用すると,きれいかつ確実に接続することができます(写真13).

p12.jpg
[写真12] コードをそのままとめるのはいまひとつ

p13.jpg
[写真13] 圧着端子を使った場合
圧着端子も,いまや100円ショップで買える.

電球とマジカル・ボックスを接続すれば完成です(写真14).

p14.jpg
[写真14] 全点灯時の様子
40W電球を使っているが少々明るすぎるので,20Wでもよいかもしれない.電球は裸電球を使うとさらに怪しさが倍増するだろう.

最後に,実際に動作している動画を載せます(こちらを参照).カンカン鳴っている音は,スプーンを叩きつけている音です.
関連リンク
・組み込ムービー:マジカル・ボックス電球版のデモンストレーション
・組み込みネット ニュース:SESSAME,飛行船シミュレータ・キット教材を販売
・組み込みネット レポート:「魔法のスプーン」と飛行船で将来の技術者を育てる

tag: 技術教育, 電子工作, 電子部品, 電源

« 1 2 3

関連記事

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /