健康セミナーinもばら「脳脊髄液減少症について」御礼とご報告

健康セミナーinもばら「脳脊髄液減少症について」御礼とご報告

今回のセミナーは、熱海国際医療福祉大学熱海病院 篠永正道先生を講師にお迎えしての開催となりました。
近隣各市町村から、多くの行政の方々、教育関係の方々のご参加もあり参加者総数は400名近くになりました。
また、今回、千葉県健康福祉部疾病対策課様より、「脳脊髄液減少症」に対する県の取り組みについてのご説明が配布の資料とともにありました。
平成15年に「低髄液圧症候群患者支援の会」からの要望書受理からはじまり、20年2月の「茂原セミナー」にいたるまでの県の対応の説明がなされました。
あわせて、疾病対策課ホームページ脳脊髄液減少症の診断治療病院について(病院一覧の資料とともに)の詳細な説明もなされました。

★ 講演の中で篠永先生は次のようにご説明されました。

脳脊髄液減少症を車に例えると...
脳 → エンジン
髄液 → エンジンオイル
ブドウ糖 → ガソリン

確かに、車はエンジンが不調、エンジンオイルが不足、なおかつ、ガソリンが不足していたらまともに走ることは出来ません。 とても分かりやすい例えです。

★ 講演の中で、先生は、文科省の通達に触れ、「最終的には通達を出してもらってよかった。 この病気と診断される子どもが多くいる。 適切な治療を受けてこなかった子どもの患者が多くいることがわかった」と話されました。

* 学校教育現場から、この病気の存在、知識を広めて行こうと啓発活動を進めている私達、
「子ども支援チーム」にとって、篠永先生のお言葉は何よりも今後の励みとなりました。

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