平成28年熊本地震においては、昭和56年5月以前の旧耐震基準により建てられた木造住宅に大きな被害があったと共に、新耐震基準導入後の昭和56年6月から平成12年5月までに建てられた木造住宅にも一定の被害があったことが確認されました。この原因として、柱とはり等との接合部の接合方法が不十分であったことなどが指摘されています。
本協会は国土交通省から依頼を受け、昭和56年6月から平成12年5月までに建てられた木造住宅を対象として、耐震診断よりも効率的に耐震性能を検証する方法(新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証法。略称「新耐震木造住宅検証法」)を作成いたしました。
以下に関連資料等を公開いたしますのでご活用願います。
新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証法(新耐震木造住宅検証法)
全ページ(pdf)
(参考1)木造住宅の耐震性能チェック(所有者等による検証)
所有者等向けリーフレット
「-昭和56年6月から平成12年5月までに建築された- 木造住宅の耐震性能チェック
(所有者等による検証)」(pdf)(2017年7月19日)
※(注記)当協会では、本検証法による個別の住宅の検証は行っておりませんのでご注意下さい。
(参考2)新耐震木造住宅検証法 結果表
専門家向け「新耐震木造住宅検証法 結果表」(word)
講習会名:「木造耐震改修技術者講習」(2日目)に、特別講義として本検証法の解説を行います(令和6年度時点)。
【問合せ先】
(一財)日本建築防災協会 企画調査部
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なお、本件に関するお問い合わせについては、同様の質問を整理した上でQAを作成し、本ページに掲載いたしますので予めご了承ください。