【内容】
本書は、法教育の研究や実践を共同して行っている大阪弁護士会所属の弁護士と、大阪府内の高校教員によって執筆された。
日常生活で経験する可能性がある様々な11のテーマを、生徒同士の会話や、生徒と弁護士の会話などを通して紹介したもの。会話形式で書かれた本文を読むことで、各事案を具体的にイメージしながら、その事例に対する対処方法を学ぶことができる。
さらに、途中のコラムや、巻末資料として引用されている法律を活用することで、より深く事例を検討することも可能である。巻末資料には各種相談機関の連絡先も紹介されている。
また、出版社のサイトには指導案が掲載されており、授業を実践する際に役立つ。
【主要目次】
1 スマホでトラブル!セーフ?アウト? 〜契約〜
2 事故は突然に 〜交通事故〜
3 カタチのないものを守れ 〜知的財産権〜
4 はじめてのアルバイト 〜雇用と労働の問題〜
5 あやしい取引に引っかかったら大変! 〜消費者問題〜
6 クラスメイトが警察に逮捕されてしまった! 〜少年事件〜
7 まさかあの姉が?! 〜ドメスティックバイオレンス〜
8 タマゴちゃんを取り戻せ! 〜児童虐待〜
9 裁判所に選ばれた?! 〜刑事裁判と裁判員裁判〜
10 運動場を仲良く使うためのルール作り 〜立憲主義と民主主義〜
11 幻のイエローカード 〜「フェア」とはなにか〜
以 上
