研究科 専攻 人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的

幅広く深い学識の涵養を図り、研究能力に加え高度の専門的な職業を担う能力を有する人材を養
成し、併せて教育研究の成果及び情報を広く提供し、社会に貢献する。
法学専攻
地域のニーズに根ざした法的及び法政策的課題に応え得る能力、並びに法、行政及び政治に関す
る知識を有し、理論的・実践的に問題を解決できる人材を養成する。
経済社会システム専攻
国際化、情報化、過疎化、高齢化に伴う地域の諸課題に 応え得る能力並びに経済学、経営学及
び社会学の基礎的知識を有し、活力ある自立的な地域づくりに貢献できる人材を養成する。
人間環境文化論専攻
人間の行動、現代文化、地域、環境、人類についての専門知識を有し、社会・文化環境の変化を
適切に理解し、地域の発展と良好な環境の形成に貢献できる人材を養成する。
国際総合文化論専攻
日本及び世界の思想、言語、文学、歴史についての専門知識を有し、国際的・総合的な視野を
もって文化交流を担い、日本文化を発信できる人材を養成する。
研究者として自立して研究活動を行うに足りる研究能力及び高度の専門性が求められる社会の多
様な方面で活躍し得る高度の研究能力とその基礎となる豊かな学識を有した人材を養成し、併せて
教育研究の成果及び情報を広く社会に提供し、貢献する。
地域政策科学専攻
地域の抱える社会的、文化的問題を自ら発見し、解決する能力を備え、既存の学問の枠組みを超
えた広い視野からこれらの問題に取り組み解決する能力を有する人材を養成する。
教育実践総合専攻
教育学部の基礎の上に広い視野にたって精深な学識を修め、教育の諸分野に係る学問・芸術に関
する研究能力を養い、現代における複雑な教育実践上の諸問題に的確に対応しうる高度の専門的能
力と識見を備えた人材を養成することを目的とする。
学校教育実践高度化専攻
学校教育の現状や課題を俯瞰・分析できる資質及び地域の特性を活かしてそれらの課題を具体的
に解決するための実践力を養成し、省察を繰り返しながら、他者と共同して活躍できる高度な教育
専門職としての初等中等教育教員を養成することを目的とする。
保健学に関する高度な専門知識・技術をもつ専門職者並びに優れた教育や研究のできる人材及び
離島や国際的な保健医療活動の推進・充実に貢献できる人材を養成し、併せて教育研究の成果及び
情報を広く提供し、社会に貢献することを目的とする。
保健学に関する科学的探求を培うことにより、高度な専門技術と深い知識を習得した質の高い教
育・研究者並びに地域、離島、へき地の保健・医療における管理・指導者となる有能な人材を養成
し、併せて教育研究の成果及び情報を広く提供し、社会に貢献することを目的とする。
大学院理工学研究科
理工学に関する基礎から応用にわたる学術の真理と理論を教授研究し、その深奥を極めて文化の
進展に寄与する人材を育成することを目的とする。
前項の目的を達成するため、次に掲げる視点に基づく人材の育成を目標とする。
(1)自然科学と科学技術に係わる総合的かつ長期的視点を持って人類の幸福と福祉に貢献できる人
材の育成
(2)研究の急速な深化、複合化、学際化及び総合化が生じている様々な自然科学分野で創造力を
持って問題に対応できる人材の育成
(3)知識基盤社会を科学技術の立場から多様に支える高度で知的な素養と応用力を兼ね備えた人
材の育成
(4)科学創成の必然性を理解し社会の急速な変貌に伴って起こる様々な問題克服に寄与できる人
材の育成
(5)高い倫理観を持って地域及び国際社会の進展に主体的に取り組むことのできる人材の育成
農学の進歩並びに農林業及び関連産業の発展に貢献できる人材を養成するために、次の専攻課程
及び講座等を置き、その設置目的を定める。
生物生産学専攻 作物生産学、園芸生産学、病害虫制御学、家畜生産学、農業経営経済学
生物資源化学専攻 生命機能化学、食品機能化学、食糧生産化学、焼酎学
生物環境学専攻 森林管理学、地域資源環境学、環境システム学、生産環境工学
生物生産学専攻
作物及び家畜の生理・生態の基礎から応用までの知識を習得し、食料生産における高度な技術や
農業経営感覚を備えた人材を養成することを目的とする。
生物資源化学専攻
食料生産の環境及び動植物や微生物の機能を理解し、生物資源を有効に利用・開発する食品・バ
イオテクノロジー分野で活躍する人材を養成することを目的とする。
生物環境学専攻
森林の利用と保全、人間を取り巻く自然・生活環境の改善と維持、並びに農業生産基盤と農産物
の生産・加工・保存技術に携わる人材を養成することを目的とする。
鹿児島大学憲章の下に、水産学の学術の理論及び応用を教授研究し、その奥義を究めて産業・文
化の進展に寄与することを目的とする。
鹿児島から東南アジア・南太平洋を含む水圏をフィールドとして、水産資源の持続的生産とその
合理的利用及び水圏環境の保全・管理の分野で国際的水準の知識と能力を修得し、熱帯・亜熱帯水
域を対象とする諸活動で世界をリードする文化の創出に参画し、地域社会と国際社会に貢献できる
高度な水産技術者を育成することを目的とする。
大学院人文社会科学研究科
【博士前期課程】
鹿児島大学の教育研究上の目的
鹿児島大学の学部・研究科ごとに、人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的を下記のとおり定めています。
【博士後期課程】
大学院保健学研究科
【博士前期課程】
大学院教育学研究科
【博士後期課程】
大学院農学研究科
大学院水産学研究科
植物生産科学、畜産科学、地域ビジネス、食品流通、養殖、食品創成に関する生産活動、食と健
康、及びそれらの基盤となる地域の環境特性、亜熱帯化、森林管理、防災、水産資源、地域の生物
環境の高度な専門知識を有し、課題解決方法の提案やその実現の実践力を培う。また農畜林水産業
や食品産業における問題を提起し、地域社会において指導的立場での解決方策を示す実践力を培
う。
農林資源科学専攻
農林畜産資源の生産管理、高度化改良と開発、保全と防災、循環型利用と保護、水資源涵養、農
山村問題とアグリビジネスの社会科学に関する、植物生産科学、畜産科学、森林科学、食料農業経
済学の各分野の高度な専門教育並びにフィールドを中心とした実践教育を行い、高度な技術・理論
を修得させ、問題解決に向けて自ら企画・立案できる実践力を培う。
食品創成科学専攻
多様な食資源及び新しい食品の創成に資する高度な知識・技術を修得させるとともに、先端的な
研究、実践的な実習及び演習によって実践力を培う。
環境フィールド科学専攻
生物資源と生産環境・基盤に関する幅広い科学的知識・技術を修得させるとともに,練習船や現
地圃場を活用したフィールドにおける実践的な実習によって問題解決に向けて自ら企画・立案でき
る実践力を培う。
水産資源科学専攻
水産物生産に関連した高度な知識・技術を修得させるとともに、先端的な実験、実践的な実習及
び演習によって水産業再生、フィールド研究、漁場環境保全のための実践力を培う。
大学院教育では、学生の研究能力が国際的な評価に耐える研究を計画・実施できるレベルに到達
することを目的とする。また、高度の研究能力を持つとともに、共同研究をコーディネートできる
協調性と広い視野を持ち、研究の社会的な意味を常に問い続け、医の倫理観を備えた生命医療領域
の研究者と教育者の育成を目指す。
健康科学専攻
生命現象の基礎的理解に基づき疾病に関する個体の問題(生活習慣など)、個体と環境の関係、社
会の諸問題などに関する疾病予防を中心に基礎研究と臨床研究を統合して総合的に病因・病態を明
らかにし、育成・予防法、診断・治療体系や技術体系の開発を推進する。
先進治療科学専攻
医学と歯学における基礎医学と臨床医学を有機的に連携し、急速に進歩する基礎医学の成果をト
ランスレーショナル・リサーチとして臨床医学に取り入れ、先端医療技術の開発・臨床応用を推進
し、これを担う人材を育成することを目的とする。
医科学専攻
生命倫理観に基づいた医学及び歯学に関する知識と技術のエッセンスを体系的、効率的、集中的
に教育することにより、医科学及びライフサイエンス分野の専門的知識を備えた、多様な分野で活
躍できる人材の育成を目的とする。
臨床心理学を研究分野とし、個別支援、集団支援、地域支援及び危機介入支援のできる人材の輩
出並びに地域文化を視野に入れた心理臨床ができる人材の輩出を目的とし、高度専門職業人の養成
と教育理念を目指す。
世界先端的な獣医学研究を推進し、高い生命倫理と研究者倫理を備えた先導的獣医学教育・研究
者の養成を通じて国際水準の獣医学教育の発展と深化に寄与し、又は高度獣医学専門家としての学
識と研究能力を有する指導的獣医療人を輩出して地域・国際社会の獣医学的課題の解決を図り、
もって人間地球社会の発展に貢献することを教育の理念とし、次代の獣医学教育・研究者の養成に
止まらず、高度獣医学専門家としての学識・技能・実務能力を身につけた指導的獣医療人を輩出し
て、豊かな人間地球社会の発展に貢献することを目的とする。
本研究科は、次に掲げる人材を養成する。
(1)豊かな人間性と生命・研究への高い倫理観を備え、世界先端的な専門知識と技能を身につけた
先導的獣医学教育・研究者
(2)動物生命科学研究を実践し諸課題を解決するための探究心と独創性を備えた獣医学研究者及び
高度獣医学専門家
(3)応用獣医科学分野における先端的知識と技能を備えた獣医学研究者及び高度獣医学専門家
(4)高度動物医療の先端的知識と技術を備えた臨床獣医学研究者及び指導医的人材となる獣医療人
地域固有の生物生産が活発に行われている九州・沖縄において、構成大学の教員組織、研究施設
及び設備を連合して教育研究体制を作り、生物生産、生物資源の開発・利用・保全並びにバイオサ
イエンスに関する高度の専門的能力と豊かな学識を備えた研究者を養成し、斯学の進歩と生物関連
諸産業の発展に寄与することを目的とする。
生物生産学専攻
農産物の生産向上、熱帯・亜熱帯資源の活用、農林水産物の流通及び国際政策、食料生産システ
ムの構築、品種改良及び新作物の創生並びに効率的な家畜生産において専門的な教育を行い、農水
産業の発展に寄与できる、高度の専門的能力と豊かな学識を備えた人材を養成する。
応用生命科学専攻
生物資源の有効活用、未利用資源及び廃棄物の有効利用、食品の機能開発、食の安全管理、食と
健康、先端的バイオサイエンス及びバイオテクノロジー並びに分子から個体に至る機能開発におい
て専門的な教育を行い、農水産業の発展に寄与できる、高度の専門的能力と豊かな学識を備えた人
材を養成する。
農水圏資源環境科学専攻
農水圏における食料資源環境の整備・保全、食料生産の向上及び貯蔵・輸送の効率化、農作物の
生物防御、森林環境の保全と資源保護並びに水産資源及び環境の保全において専門的な教育を行
い、農水産業の発展に寄与できる、高度の専門的能力と豊かな学識を備えた人材を養成する。
大学院医歯学総合研究科
大学院共同獣医学研究科
大学院連合農学研究科
大学院臨床心理学研究科
農林水産学研究科

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