DI(Diffusion Index =景気動向指数)
とは
各調査項目について、好転企業割合から、悪化企業割合を差し引いた値を
示し、景気の現状把握や将来の見通し予測を行う。
・DI がプラスなら...好転、上昇基調 ・DI がマイナスなら...悪化、下降基調
記号の見方
DI 値 -25P 以下 -25〜 -10P 未満 -10〜10P 未満 10〜25P 未満 25P 以上
景況
特に悪化 悪化 横ばい 好転 特に好転➡➡➡➡➡景況調査
調査期間......平成30年7月〜9月
対象企業数...154社【今期(平成30年7〜9月期)の景況】全産業の業況DI値は、前期とほぼ変わらず、さんかく6・7(前期比マイナス0・9)ポイントで、一進一退の状態が続いている。業況を産業別に見ると、建設業のDIがマイナスに転じたが、サービス業はマイナス幅を大きく縮小した。【来期(10〜12月期)の見通し】全産業の業況の来期見通しは、10・7(前期比プラス6・8)ポイントとなり、業況回復への期待がうかがえた。【今期の売上額・資金繰り・採算】全産業の売上額DI値は、6・5(前期比プラス9・1)ポイントと増加し、特に、卸売業とサービス業が、大きく好転した。全産業の資金繰りDI値は、さんかく9・8(前期比プラス0・7)ポイントでほぼ変わらない。採算DI値は、全産業ではさんかく6・0(前期比プラス2・4)ポイントと、わずかに増加。卸売業はマイナス幅を大きく縮小したが、建設業が大きく低下した。【回答企業のコメント】・小規模工事にも価格競争が生じ、採算がとりづらい状況。(建設)・ネット通販ユーザーの取り込みや、商品仕入単価の上昇への対応が急務。県外や国外からの需要の増加の兆しあり。(卸売)・更なる売上アップのために、従業員の技術力を上げていきたい。(サービス)業況は一進一退も、来期における回復への期待感は高まるしかく産業別 DI 値表
前期
[H30.4〜6](A)今期
[H30.7〜9](B)増減(B)−(A)来期見通し
[H30.10〜12]業 況全産業平均 さんかく 5.8 さんかく 6.7 さんかく 0.9 10.7➡製 造 業 0.0 さんかく 6.1 さんかく 6.1 6.3 ➡
建 設 業 9.4 さんかく 3.6 さんかく 13.0 15.4➡卸 売 業 さんかく 29.2 さんかく 26.1 3.1 さんかく 4.2 ➡
小 売 業 6.7 0.0 さんかく 6.7 20.0➡サービス業 さんかく 18.9 さんかく 2.8 16.1 13.2➡売上額
全産業平均 さんかく 2.6 6.5 9.1 9.9 ➡
製 造 業 9.7 9.4 さんかく 0.3 19.4➡建 設 業 12.5 6.9 さんかく 5.6 さんかく 6.9 ➡
卸 売 業 さんかく 37.5 さんかく 16.7 20.8 4.2 ➡
小 売 業 20.0 23.3 3.3 16.7➡サービス業 さんかく 21.6 5.3 26.9 13.2➡資金繰り全産業平均 さんかく 10.5 さんかく 9.8 0.7 1.3 ➡
製 造 業 さんかく 12.9 さんかく 9.1 3.8 0.0 ➡
建 設 業 3.1 0.0 さんかく 3.1 0.0 ➡
卸 売 業 さんかく 13.0 さんかく 16.7 さんかく 3.7 0.0 ➡
小 売 業 さんかく 13.3 さんかく 20.7 さんかく 7.4 10.0➡サービス業 さんかく 16.2 さんかく 5.3 10.9 さんかく 2.7 ➡採 算全産業平均 さんかく 8.4 さんかく 6.0 2.4 さんかく 2.0 ➡
製 造 業 さんかく 3.2 さんかく 3.0 0.2 12.1➡建 設 業 15.6 さんかく 10.7 さんかく 26.3 0.0 ➡
卸 売 業 さんかく 33.3 さんかく 8.7 24.6 さんかく 13.0➡小 売 業 さんかく 6.7 さんかく 6.7 0.0 3.3 ➡
サービス業 さんかく 18.9 さんかく 2.8 16.1 2.7 ➡
しかく業況 DI の推移
鹿児島商工会議所
今期の業況 来期見通し151050
さんかく5
さんかく10
さんかく15
さんかく20
さんかく25
さんかく30H25.4〜6H26.4〜6H27.4〜6H28.4〜6H29.4〜6H30.7〜9
(今期)
(調査時期)
(DI値)
来期見通し 10.7
今期の業況
さんかく6.7
景況調査10アイム
(2018年11月号)

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