DI(Diffusion Index =景気動向指数)
とは
各調査項目について、好転企業割合から、悪化企業割合を差し引いた値を
示し、景気の現状把握や将来の見通し予測を行う。
・DI がプラスなら...好転、上昇基調 ・DI がマイナスなら...悪化、下降基調
記号の見方
DI 値 -25P 以下 -25〜 -10P 未満 -10〜10P 未満 10〜25P 未満 25P 以上
景況
特に悪化 悪化 横ばい 好転 特に好転➡➡➡➡➡景況調査
調査期間......平成30年10月〜12月
対象企業数...150社【今期(平成30年10〜12月期)の景況】全産業の業況DI値は、さんかく3・5で、前期比プラス3・2ポイントと、わずかに改善しているが、一進一退の状態が続いている。産業別に見ると、製造業が好転したが、卸売業は引続き悪化を示している。【来期(平成31年1〜3月期)の見通し】全産業の来期見通しは、4・8で、前期比マイナス5・9ポイントに低下。なお、製造業と小売業は回復への期待が伺えるが、建設業と卸売業は厳しい見通しであり、業種によって明暗が大きく分かれている。【今期の売上額・資金繰り・採算】全産業の売上額DI値は、5・3で、前期比マイナス1・2ポイントとわずかに低下。特に建設業で悪化している。全産業の資金繰りDI値は、
さんかく1・3で、前期比プラス8・5ポイントに上昇。特に、製造業・卸売業・小売業で改善がみられる。全産業の採算DI値は、全産業ではさんかく0・7で、前期比プラス5・3ポイントに上昇。特に、製造業・建設業・サービス業で改善がみられる。【回答企業のコメント】・売上の確保や、新規取引先の開拓による一社依存体質の改善が課題。(製造)・従業員の確保難により、請負工事を制限せざるを得ない。自社独自での人材確保には限界がある(建設)・消費者や取引先への情報発信の重要性が増しており、その取り組みを検討中。(サービス)業況はわずかに改善するも引続き一進一退。来期は業種によって明暗が分かれる
しかく産業別 DI 値表
前期
[H30.7〜9](A)今期
[H30.10〜12](B)増減(B)−(A)来期見通し
[H31.1〜3]業 況全産業平均 さんかく 6.7 さんかく 3.5 3.2 4.8 ➡
製 造 業 さんかく 6.1 10.3 16.4 20.7➡建 設 業 さんかく 3.6 3.7 7.3 さんかく 16.0➡卸 売 業 さんかく 26.1 さんかく 26.1 0.0 さんかく 16.7➡小 売 業 0.0 さんかく 3.2 さんかく 3.2 19.4➡サービス業 さんかく 2.8 さんかく 5.9 さんかく 3.1 8.3 ➡売上額全産業平均 6.5 5.3 さんかく 1.2 0.7 ➡
製 造 業 9.4 10.3 0.9 34.5➡建 設 業 6.9 さんかく 7.4 さんかく 14.3 さんかく 37.0➡卸 売 業 さんかく 16.7 さんかく 16.0 0.7 さんかく 12.0➡小 売 業 23.3 15.6 さんかく 7.7 22.6➡サービス業 5.3 16.2 10.9 さんかく 8.1 ➡資金繰り
全産業平均 さんかく 9.8 さんかく 1.3 8.5 さんかく 0.7 ➡
製 造 業 さんかく 9.1 6.9 16.0 13.8➡建 設 業 0.0 さんかく 3.7 さんかく 3.7 さんかく 14.8➡卸 売 業 さんかく 16.7 0.0 16.7 さんかく 8.0 ➡
小 売 業 さんかく 20.7 さんかく 9.4 11.3 3.2 ➡
サービス業 さんかく 5.3 0.0 5.3 0.0 ➡採 算全産業平均 さんかく 6.0 さんかく 0.7 5.3 3.5 ➡
製 造 業 さんかく 3.0 6.9 9.9 13.8➡建 設 業 さんかく 10.7 0.0 10.7 さんかく 11.1➡卸 売 業 さんかく 8.7 さんかく 16.7 さんかく 8.0 さんかく 4.0 ➡
小 売 業 さんかく 6.7 さんかく 6.5 0.2 10.3➡サービス業 さんかく 2.8 8.6 11.4 5.9 ➡
しかく業況 DI の推移
鹿児島商工会議所
今期の業況 来期見通し151050
さんかく5
さんかく10
さんかく15
さんかく20
さんかく25
さんかく30H25.4〜6H26.4〜6H27.4〜6H28.4〜6H29.4〜6H30.10〜12
(今期)
(調査時期)
(DI値)
来期見通し 4.8
(前期10.7)
今期の業況
さんかく3.5
景況調査6アイム
(2019年2月号)

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