DI(Diffusion Index =景気動向指数)
とは
各調査項目について、好転企業割合から、悪化企業割合を差し引いた値を
示し、景気の現状把握や将来の見通し予測を行う。
・DI がプラスなら...好転、上昇基調 ・DI がマイナスなら...悪化、下降基調
記号の見方
DI 値 -25P 以下 -25〜 -10P 未満 -10〜10P 未満 10〜25P 未満 25P 以上
景況
特に悪化 悪化 横ばい 好転 特に好転➡➡➡➡➡景況調査
調査期間......平成30年4月〜6月
対象企業数...154社【今期(平成30年4〜6月期)の景況】業況の全産業平均DIはさんかく5・8で前期から0・5ポイント増と、前期とほとんど変わらなかった。産業別に見ると、卸売業が大幅に低下したが、小売業と建設業は大きく上昇した。【来期(7〜9月期)の見通し】来期見通しの全産業平均DIは3・9で前期から1・8ポイント増となり、緩やかではあるが回復への期待がうかがえる。【今期の売上額・資金繰り・採算】売上額の全産業平均DIは
さんかく2・6で、前期から6・0ポイント低下した。産業別では、特に卸売業が前期から46・6ポイント減と著しく低下した。資金繰りの全産業平均DIはさんかく10・5で前期から0・5ポイント増と、前期とほぼ変わらなかった。採算の全産業平均DIは
さんかく8・4で前期から0・6ポイント増と、ほぼ変わらなかった。産業別では、建設業は大きく上昇したが、卸売業が大きく低下した。【回答企業のコメント】・引き合いは多いが、従業員の確保が難しく、外注費がかさみ利益を圧迫している(建設)。・円安傾向、輸送費上昇による仕入単価の上昇が続き、経営が安定しない(卸売)。・営業時間を短縮したが、売上を取り込むことができている。SNSなどを駆使して新たな販路確保が急務(小売)。今期業況は変化が少なく、来期見通しは回復への期待ありしかく産業別 DI 値表
前期
[H30.1〜3](A)今期
[H30.4〜6](B)増減(B)−(A)来期見通し
[H30.7〜10]業 況全産業平均 さんかく 6.3 さんかく 5.8 0.5 3.9 ➡
製 造 業 0.0 0.0 0.0 さんかく 6.5 ➡
建 設 業 さんかく 3.7 9.4 13.1 6.3 ➡
卸 売 業 さんかく 4.5 さんかく 29.2 さんかく 24.7 さんかく 20.8➡小 売 業 さんかく 10.7 6.7 17.4 20.0➡サービス業 さんかく 11.4 さんかく 18.9 さんかく 7.5 13.5➡売上額
全産業平均 3.4 さんかく 2.6 さんかく 6.0 10.4➡製 造 業 3.1 9.7 6.6 さんかく 3.2 ➡
建 設 業 さんかく 3.8 12.5 16.3 6.3 ➡
卸 売 業 9.1 さんかく 37.5 さんかく 46.6 4.2 ➡
小 売 業 21.4 20.0 さんかく 1.4 33.3➡サービス業 さんかく 7.9 さんかく 21.6 さんかく 13.7 10.8➡資金繰り全産業平均 さんかく 11.0 さんかく 10.5 0.5 さんかく 1.3 ➡
製 造 業 さんかく 9.4 さんかく 12.9 さんかく 3.5 さんかく 9.7 ➡
建 設 業 さんかく 3.8 3.1 6.9 9.4 ➡
卸 売 業 さんかく 4.5 さんかく 13.0 さんかく 8.5 さんかく 13.0➡小 売 業 さんかく 20.7 さんかく 13.3 7.4 3.3 ➡
サービス業 さんかく 13.5 さんかく 16.2 さんかく 2.7 0.0 ➡採 算全産業平均 さんかく 9.0 さんかく 8.4 0.6 さんかく 1.9 ➡
製 造 業 さんかく 3.1 さんかく 3.2 さんかく 0.1 さんかく 3.2 ➡
建 設 業 さんかく 7.4 15.6 23.0 6.3 ➡
卸 売 業 0.0 さんかく 33.3 さんかく 33.3 さんかく 16.7➡小 売 業 さんかく 14.3 さんかく 6.7 7.6 3.3 ➡
サービス業 さんかく 22.2 さんかく 18.9 3.3 さんかく 2.7 ➡
しかく業況 DI の推移
鹿児島商工会議所
景況調査
今期の業況 来期見通し1050さんかく5
さんかく10
さんかく15
さんかく20
さんかく25
さんかく30H25.4〜6H26.4〜6H27.4〜6H28.4〜6H29.4〜6H30.4〜6
(今期)
(調査時期)
(DI値)
来期見通し 3.9
今期の業況
さんかく5.8
9 アイム
(2018年8月号)

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