同和問題の今、そして未来に向けて【増補・改訂第3版】
「同和問題の今、そして未来に向けて〜すべてのひとの人権のために〜」
【増補・改訂第3版】
本書は、稲積謙次郎さん(元総務庁地域改善対策協議会委員)が、同和問題の「今」と「これから」を、ジャーナリストの視点から分析し、その本質について迫ります。誰にでも分かりやすい内容で、また、人権啓発担当者にとっては必読書です。増補・改訂第3版では、部落差別解消推進法の解説を追加しています。
目次
○しろまる同和問題はもう終わった」のか?
○しろまる法の下の平等原則に立ち返る
○しろまる部落差別解消推進法成立の意義と課題
○しろまる「人権同心円」論
○しろまる新たに社会問題化した戸籍謄本の盗用や土地差別事件に見る現実
○しろまるインターネット上のデジタル差別
○しろまる結婚差別 〜「血筋」って一体何だろう
○しろまる女子高校生の涙の訴え
○しろまる気に懸かる人権意識 〜無関心とアレルギーの実態
○しろまるいじめも部落差別も同根
○しろまる今日の人権課題を考える六つのキーワード
1弱者が、より弱者を差別する構造
2「つくられた異質性」による差別
3人間の尊厳と自尊感情
4人権の共存 〜分かりやすい人権の定義
5百の同情より、正しい一の理解
6風評被害 〜メディア・リテラシーの重要性
○しろまる「えせ同和、正体見たり、枯れ尾花」
○しろまるCSR 〜免罪符型、自己防衛型から社会的責任型へ転換
○しろまる寝た子を起こすな論の正体
○しろまる私も寝た子を起こされた
○しろまる事実をオープンにすることが正常化の最大の近道
○しろまる禁句を超えて
○しろまる「人権行政」とは何か 〜不作為が最大の罪
○しろまるシンドラーと杉原千畝 〜「一人を救う者は世界を救う」
○しろまる不屈の言論人・菊竹六皷 〜一少女の死に注ぐまなざし
○しろまる吉田松陰と部落解放第一号 〜人権は時代を切り拓く
○しろまる21世紀は「人権の世紀」の意味
○しろまるむすび 〜60点主義のすすめ
○しろまる内容サンプル(PDF)
○しろまるご注文はこちらから
■しかく規格 A5判 111頁
■しかく発行 2015(平成27)年11月
■しかく改訂 2017(平成29)年5月
■しかく価格 1冊あたり
一般 605円(税抜 550円) / 送料別
会員 484円(税抜 440円) / 送料無料
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