トピックス

2010年08月03日

JFAエリートプログラム 女子U-13 試合結果[詳細]
U-13日本女子選抜 AFC U-13 ガールズフェスティバル 1日目

ダウンロード
関連リンク
Tweet

U-13日本女子選抜 AFC U-13 ガールズフェスティバル 1日目

6月29日(火)
ベトナム・ホーチミン Thanh Long Sports Center

【第1戦】
09:10キックオフ [30分1本]
U-13日本女子選抜 3-0 U-13オーストラリア女子代表

しかく得点
03分 久光
10分 中田
19分 久光

しかくゲームレポート
ベトナム遠征初戦は、選手自らが互いにコミュニケーションを取り合い非常に良い雰囲気のゲームとなった。積極的にボールに関わろうとする姿勢があり、守備や切替時のプレーにもそれが反映されていた。しかし、ピッチの影響もあるがコントロールでのミスが多く、アクションの質(方向・タイミング)、広がりが持てないことで上手くポッゼッションが出来ず組立てが少ない試合となった。得点は3分久光、10分中田、19分久光とバランス良く奪うことができ、満足できる内容ではなかったが、初戦を無事勝利することができた。

しかく選手コメント
新原果歩[キャプテン/岡山県:FC EFFRONTE]
オーストラリアの選手は身体が強く大きくて、日本の選手よりとても足が速かった。プレーではDFからFWへのロングパスが多く、足が速いのでワンタッチで大きく出してスピードで勝負することが多かった。それに対応して日本は先に身体を当ててボールを奪い、素早くパスを繋げるプレーがいくつか出来た。しかし、オーストラリアの選手にうまくスペースに走り込まれ、スピードについていけずピンチになった所もあったので、しっかりマークをついてやり直す必要があった。日本はパスを繋ぎながら、ゴール前に持って行けていたが、最後のシュートが雑だった。次の試合では反省をいかし、がんばりたい。

小林里歌子[兵庫県:アギラス神戸ジュニアユース]
オーストラリアは背が高く、足が長い選手が多かった。試合ではもっと相手の体のことを考えて、プレーしないといけないと感じた。なぜなら、パスを受けてからどこに動くのか、どこにパスを出すかをボールを受けてから考えていたら、体の大きい選手にボールを奪われてしまう場面が多かったからです。ミーティングで『オーストラリアの選手は息が切れるのが早い』という意見があったので、もっとワンタッチを増やしてパスを繋げられればよかった。同サイドからの攻撃が多かったので、もっと逆サイドを使えればよかった。もっと球際の争いを強くしたり、DFを工夫しないといけないと思った。

丸尾梨菜[兵庫県:INAC神戸レオネッサU-18]
オーストラリアの選手は体が大きくて足が長かった。それに対して、日本はボールを受ける前に周りを観ないでコントロールをしていたので、奪われることが多かった。しかし、奪われたら奪い返すことができていたので良かったと思う。ボールを受ける前に広がること、逆サイドにボールがある時に関わりが持てなかったので声を出してボールを要求することを次の試合では意識したい。

【第2戦】
10:30キックオフ [30分1本]
U-13日本女子選抜 1-1 U-13中国女子代表

しかく得点
13分 失点
28分 佐藤

しかくゲームレポート
全体的な覇気、メンタルの部分での積極性に欠けたゲーム展開になった。組立てが少なく、判断のないロングフォワードパスを出しボールを失うことが多かった。また、ブロックで攻撃ができず、ボールへ関わる人が少なかったため、ボールを失うとすぐに攻守が切り替わり、一気に自陣ゴールに運ばれ失点した。28分に小野からのクロスボールに佐藤が合わせ1-1に追いつくも試合終了。ボールを受ける前に周りを観ることの習慣化、選択肢を持とうとする習慣の重要性を再確認した試合となった。

しかく選手コメント
立花 葉[キャプテン/福島県:JFAアカデミー福島]
中国の選手は体が強かった。そしてプレッシャーも速かったし、ワンタッチパスをしていた。それに対して日本は、焦ってしまって広がりを持てなかったから、パスもつながらなかった。先制点を取られた時は焦ったけど、切り替えて取り返そうと思った。渚(佐藤)が1点取り返した時「あと1点!!」と思ったけど、入れることが出来なくて、自分にとっての初戦を勝つことができず、悔しかった。でも、気持ちを切り替えて、次の試合ではどうすればいいのかみんなで考えて、声を出してポジショニングをしっかりして、次は勝ちたいと思った。

山下えりい[京都府:京都精華女子中学校サッカー部]
中国はフィジカルも強いし、パス回しも速かった。自分たちはいっぱい声を出せたけど、密集していることが多かった。だから、広がってスペースを作ったり、ボールをゆずり合うのではなく、積極的にプレーして声を掛け合おうと思った。今回は引き分けで悔しかったけど、シュートを落ち着いて決めれば勝てたと思う。次の試合は勝ちたいです。

福永絵梨香[GK/大阪府:高槻フットボールクラブ]
今日の試合で良かったところは、ボールを取られたら粘り強く取りに行っていたところです。悪かったところは、真ん中に集まり過ぎて、ハーフの所にスペースがあったのに誰もそこを使わなかったところです。パスのスピードが遅かったり、バックのカバーが一人もいませんでした。それから、コミュニケーションが取れなくて、仲間同士が譲り合いをしてしまったりしていた事です。
次の試合では、みんなが広がって真ん中にスペースを作って、そこに誰かが入って行ったらいいと思います。コミュニケーションを取って誰が行くとかはっきりしたらプレーしやすいと思います。

【第3戦】
17:30キックオフ [30分1本]
U-13日本女子選抜 17-0 U-13ベトナム女子代表

しかく得点
03分・06分・08分・09分・13分・22分 小林(里)
05分・19分・24分・26分 小野
08分・13分 丸尾
14分・21分 橋沼
04分 宮川
18分 新原
23分 中條

しかくゲームレポート
テクニックの質にこだわってプレーすることを共有して、ゲームに入った。相手プレッシャーの少ない中17得点をすることができたが、ゴール前のテクニックやシュート前のコントロール、クロスからのフィニッシュには沢山の課題があった。しかし守備ではボールを奪おうと常に予測しようとする姿勢が見られ、次の試合に繋がる成果もあった。

しかく選手コメント
中田有紀[キャプテン/愛媛県:AC.MIKAN]
ベトナムの選手はオーストラリアの選手に比べて、ほぼみんな体が小さく、体のあたりも弱かったです。試合では17-0といういい結果だったけど、試合内容は少し悪い場面もありました。例えば、パスミスや個人プレーが多かったので、これからはあたりの弱いチームでも強いチームでも正確にパスをし、ゴールまでボールをつなげたらいいなと思います。また「チームワーク」も大切にしたいなと思います。

宮越絢子[GK/兵庫県:INAC神戸レオネッサU-18]
自分はゴールキーパーでボールにさわる機会があまりありませんでしたが、一番後から見ていて攻撃の面では相手DFの裏に出すパスがとても多かったです。突破できて、得点につながるパスでした。しかし、オーストラリア等フィジカルの強いチームとの試合では、足の速さで追いつかれてしまったり、頭を越すボールだったら身長で負けると思いました。だから、足もとやスペースに出すパスはフリーの選手を狙って、パスを受ける側はそこからワンタッチでクロスを上げたり、相手を寄せ付ける動きをしてスペースを作ったりするといいと思いました。私ももっと攻撃にかかわってボールを回したいと思いました。

佐久間結愛[北海道:INAC神戸レオネッサU-18]]
ベトナムの選手は日本人と違って背が小さかった。つなぐサッカーじゃなくて、適当にボールを蹴っているように感じた。しかし、日本はみんな声があまり出てなくて、ドリブルばかりで行くことが多かった。コーナーキックを蹴って、果歩(新原)がヘディングで点を入れた時はうれしかった。次の試合はみんなで声を出して、勝ちたいです。

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /