「なでしこvision」策定について(07.06.14)
(財)日本サッカー協会はこの度、日本女子サッカーの将来ビジョン「なでしこvision」を定めました。
日本女子サッカーの発展のために、そして「JFAの理念、ビジョン、約束」を実現するために、「世界
のなでしこになる。」というビジョンのもと、女子サッカーに関わるすべての人々が共有し、遂行す
る、3つの目標を定めました。
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1.サッカーを日本女性のメジャースポーツにする。
2.なでしこジャパンを世界のトップクラスにする。
3.世界基準の「個」を育成する。
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1.サッカーを日本女性のメジャースポーツにする。
→2015年、女子のプレーヤーを300,000人にする。
■しかく女子選手を取り巻くサッカー環境を、「Players First!!」の観点で整備する。
【2007重点施策】
・なでしこリーグ 将来構想の検討
・リーグ戦導入を含めた国内大会の抜本的改革の検討
・全国高等学校体育連盟への加盟
・中学生年代の活動の場を増やす
(Jリーグアカデミーとの連携/中学生年代の大会参加資格改定の周知・浸透)
・小学生年代のサッカーに親しむ場を増やす:小学生年代への普及プログラムの検討
・レディース年代のプレー機会の増加・充実
(フットサル、フェスティバル、レディース大会の検証から)
■しかく近い将来、FIFA女子ワールドカップを日本で開催する。
【2007重点施策】
・ワールドカップ招致の具体的検討
■しかく女子サッカーの認知度を上げる。
【2007重点施策】
・積極的な情報発信
・「なでしこ=日本女子サッカー」のイメージを定着させるための「なでしこ」の活用
・より多くの能力ある女性の登用(大会・クラブ運営スタッフ、指導者 など)
2.なでしこジャパンを世界のトップクラスにする。
→日本をFIFAランキングトップ5にする。
■しかくU-20/U-17ワールドカップには必ず出場する。
■しかくワールドカップ/オリンピックでベスト4に進出する。
【2007重点施策】
・各種大会の分析から導き出した強化プランの策定
・アジア予選突破に向けた強化の充実/強化日程の確保・維持
3.世界基準の「個」を育成する。
■しかく各年代日本代表選手につながる、タレントの発掘・育成システムを整備する。
【2007重点施策】
・なでしこチャレンジプロジェクトの導入
・ナショナルトレセン女子U-15の充実
・ナショナルトレセンU-12 女子選手参加促進
・スーパー少女プロジェクトと各年代代表チーム活動とのリンク
・JFAアカデミー福島の機能・活動の充実
・トレセン(ナショナルから都道府県まで)の機能・指導の質の向上
・地域・都道府県トレセンU-18の活性化
・生年別選手データの活用
■しかく女子に携わる指導者のレベルアップを図る。
【2007重点施策】
・指導者講習会の充実・受講促進
・女性指導者登用の増加
-そして、「なでしこ」らしく・・・。-
「なでしこ」らしい選手=日本女子サッカー選手の姿、目指す姿
「なでしこ」らしさとは
ひたむき 芯が強い 明るい 礼儀正しい
「なでしこ」らしい選手になろう!
「なでしこ」らしい選手を育てよう!
※(注記)なでしこvisionの詳細資料は、こちら。[PDF]
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