「CSRDA国際ワークショップ―An Open Science Workflow with Preregistration and Restricted Data Management: An Example with The Japanese Social Stratification and Mobility Survey―」のお知らせ

東京大学社会科学研究所CSRDAイベント事務局より,下記の国際ワークショップのご案内をいただきました.

東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センターでは、「CSRDA国際ワークショップ―An Open Science Workflow with Preregistration and Restricted Data Management: An Example with The Japanese Social Stratification and Mobility Survey―」を以下の要領で開催いたします。
ご関心のある方は、ぜひ、ご参加ください。

【日程・時間】
2025年12月16日(火)3:00-4:40 PM

【場所】
ハイブリッド開催(対面:東京大学赤門研究棟5階549号室/オンライン:zoom)

【言語】
英語(日英同時通訳あり)

【講師】
Nate Breznau
(German Institute for Adult Education - Leibniz Institute for Lifelong Learning, Bonn, Germany)

【内容】
本ワークショップでは、研究者が制限付きアクセスデータを取り扱う場合に、オープンサイエンスの一連のワークフローを設計する方法について議論します。具体例として、日本の社会階層と社会移動(SSM)調査を取り上げ、事前登録とその様々な形式について説明するとともに、Open Science Framework(OSF)を用いたアップロード方法を紹介します。データマネジメントプラン(Data Management Plan, DMP)の活用についても取り上げます。
実践面では、GitとR Studioを用いた再現可能なワークフローを紹介します。特定のソフトウェアやツールを使用しますが、Stataやその他の統合データ環境といった代替案にも言及します。こうした実践的なワークフローの手順と並行して、オープンサイエンスを取り巻く最新動向、理論、研究についても取り上げます。
ワークショップは、科学の危機とオープンサイエンス運動の歴史の概観から始まり、最後に参加者との質疑応答を行います。

(注記)ワークショップの詳細・お申し込みは下記のウェブサイトからご確認ください。
https://csrda.iss.u-tokyo.ac.jp/international/public-lectures/

【参加申込先・〆切】
しかく事前申込み:要(HPの申込みフォームより申請をお願いします)
しかく申込期間:2025年12月12日(金)16時まで
【主催者】
東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター
【問合せ先】
CSRDAイベント事務局 eventcsrda[at_mark]iss.u-tokyo.ac.jp

公開セミナー”Family and children in East Asia in the context of declining fertility”(慶応義塾大学)のお知らせ

慶應義塾大学における下記公開セミナーについてご案内をいただきました.

日時:2025年12月20日(土)9:00-13:00
場所:慶應義塾大学 三田キャンパス 研究室棟1階のA会議室

タイトル:Family and children in East Asia in the context of declining fertility
言語:英語
セミナー形式:対面

プログラム:
Welcoming remarks. 9:00

Session 1. Family and childbirth. 9:10-10:40

Yool Choi, Chung-Ang University, Decoupling Partnership and Reproduction from Marriage: Period Effects on Korean Women’s Attitudes toward Non-marital Cohabitation and Childbearing after 2010
Takazawa Moka and Hirohisa Takenoshita, Keio University, Comparing family policies and fertility decline across the three Asian countries: Japan, Korea, and Taiwan
Takayuki Sasaki, Tsuda University, Navigating the Digital Turn: Online Data Collection from Paired-Couples with Small Children.

Session 2. Childcare and children's education. 11:00-12:30

Shin Jae-Youl, Hiroshima University, An analysis of the current status of childcare platforms and support systems in Korea
Yu-Fei Liu, Chinese Culture University, Digital Transformation of Taiwan's Secondary Education under the Impact of Declining Birthrate: Focusing on the Development and Challenges of Virtual Reality Immersive Learning
Kitamura, Tomohiro, National Institute of Population and Social Security Research and Hirohisa Takenoshita, Keio University, The parental investment in shadow education and the reproduction of inequality

Wrap-up. 12:30-12:40

Moderator: Hirohisa Takenoshita, Keio University

参加ご希望の方は、12月13日までに以下の申し込みフォームより登録をお願いいたします。
https://forms.gle/A2U2M1dtHBdarFJYA

皆様のご参加をお待ちしております。

企画者: 松田茂樹(中京大学) ・竹ノ下弘久(慶應義塾大学)・佐々木尚之(津田塾大学)
この公開セミナーはJSPS科研費23K22188の助成を受けています。

The International Conference on Social Dilemmas (ICSD 2026) 発表募集のお知らせ

社会的ジレンマ研究に関する国際会議のご案内です.

拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

この度、2026年6月1日(月)〜5日(金)に山口県下関市にて開催されるInternational Conference on Social Dilemmas (ICSD 2026)の発表募集(アブストラクト投稿受付)が開始されましたのでご案内いたします。

ICSDは、社会的ジレンマ研究に関する国際会議で、心理学・経済学・社会学・生物学・政治学・情報科学など、多様な分野の研究者が集い、最新の研究成果を共有・議論する場です。
社会的ジレンマ(協力、信頼、社会規範、感情、紛争、公共財ゲームなどを含む)に関心をお持ちの研究者の皆様からの幅広い投稿を歓迎いたします。

しかく 開催概要
日程:2026年6月1日(月)〜5日(金)
会場:下関グランドホテル(山口県下関市)
使用言語:英語

しかく 発表募集(アブストラクト投稿)
投稿締切:2025年12月22日(月)
投稿方法:専用サイトよりアブストラクトをご投稿ください
(アブストラクト投稿専用サイトへは、下記大会サイトからアクセスしてください)

詳細は大会ウェブサイトをご参照ください:
https://sites.google.com/view/icsd2026

今後のKey dates
2026年2月末 AbstractのAcceptanceのアナウンス
大会への参加申し込みとホテル予約開始
2026年4月3日 大会への参加申し込みとホテル予約終了
2026年6月1日 大会開始

なお、ICSD2026に関する今後の更新情報をメールで受け取ることをご希望の方は、下記のフォームからご連絡ください。
https://icshitu.au1.qualtrics.com/jfe/form/SV_8HX7IXAH4MxhehE

ご質問がございましたら、icsd2026.shimonoseki[at_mark]gmail.com
までお気軽にお問い合わせください。

多くの皆様のご応募とご参加を心よりお待ちしております。

敬具
ICSD2026 実行委員会
代表:清成透子・高橋伸幸

「人文学・社会科学データインフラストラクチャー強化事業フォーラム」のお知らせ

東京大学史料編纂所・社会科学研究所主催「人文学・社会科学データインフラストラクチャー強化事業フォーラム」のお知らせです.

このたび人文学・社会科学データインフラストラクチャー強化事業フォーラム「人文学・社会科学におけるデータ基盤の強化と実践―信頼できるデータ管理・再利用と教育活用をめざして―」を開催する運びとなりました。

本フォーラムでは、本事業開始1年間での取組を報告するとともに、人文学・社会科学に関わる研究データの利活用と流通の側面から研究データ基盤の強化について議論します。

開催日時 2026年1月30日(金)13:00-17:30
会場 東京大学本郷キャンパス 福武ラーニングシアター/オンライン(Zoom)
(ハイブリッド開催)
主催 東京大学史料編纂所・社会科学研究所

プログラム

第一部 人文学・社会科学データインフラストラクチャー強化事業における取組

各機関からの報告
報告1:東京大学史料編纂所
報告2:東京大学社会科学研究所
報告3:神戸大学附属図書館
報告4:奈良文化財研究所
報告5:国立情報学研究所

第二部 教育および研究におけるJDCatデータの利活用
基調講演1 原 正一郎(京都大学東南アジア地域研究研究所 名誉教授)
基調講演2 宋 財泫(関西大学総合情報学部 准教授)
基調講演3 Cosima Wagner(ベルリン自由大学リエゾン・ライブラリア))

第三部 パネルディスカッション

詳細は以下のURLよりご覧ください。
https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/di/news/26/

本事業およびイベントに関するお問い合わせ
info_datainfra-group[at_mark]g.ecc.u-tokyo.ac.jp

第16回数理社会学会論文賞の論文推薦について

2026年は論文賞の年に当たります。できるだけ広く優秀な候補論文を吟味するために、会員の皆様からもこれはと思われる候補論文を積極的にご推薦下さるようお願いいたします。

論文賞選考委員会委員長 石田淳

推薦要項は下記からダウンロードできます。

第16回数理社会学会論文賞推薦要項(PDFファイル)

第80回大会(2026年3月7日(土),8日(日)日本大学文理学部キャンパス)の日程案内

研究活動委員会事務局より,次回大会の日程と会場についてお知らせします。

第80回数理社会学会大会
会場:日本大学 文理学部キャンパス
日時:2026年3月7日(土),8日(日)
(ワンステップアップセミナー,委員会,理事会は3月6日に開催予定)

今後,大会のCall for paperなどHPなどを通じてお伝えします。

公的統計ミクロデータ研究コンソーシアムシンポジウム2025のご案内

公的統計ミクロデータ研究コンソーシアム事務局より,シンポジウムのご案内です.

公的統計ミクロデータ研究コンソーシアム事務局よりご案内申し上げます。
2025年度の公的統計ミクロデータ研究コンソーシアムシンポジウムが下記要領にて開催されます。

午前の部のチュートリアルセッションでは、統計センター/統計データ利活用センターによる講演を実施いたします。
また、午後の部では、 「リモートアクセスをめぐる諸課題」 「公的統計の最新の研究事例」の2つのセッションを実施いたします。

本シンポジウムの詳細については、下記公式サイトでもご覧いただけます。
https://jmodc.org/event/sche_repo_2025sympo.php

また、本シンポジウムは、
<11月20日(木):オンライン開催>
「公的統計ミクロデータ利活用に関する研究集会」
(独立行政法人 統計センター主催)
https://www.nstac.go.jp/use/archives/event/

<12月11日(火)〜12日(水):統計数理研究所会議室2>
「大規模データ公開におけるプライバシー保護に関する理論の研究」
「安全なデータ利活用を実現するプライバシー保護技術」

との連携イベントとして開催されます。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げるとともに、周りの方々へご周知いただければ幸甚に存じます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
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日本行動計量学会・秋の行動計量セミナーのお知らせ

日本行動計量学会より,秋の行動計量セミナーのお知らせです.

「秋の行動計量セミナー:科学哲学で深める検定理論の本質」

×ばつ8コマの集中講義を行います。

データサイエンスやAIの普及により、統計学を使う場面は飛躍的に増えました。しかし、多くの人が「p値」や「帰無仮説検定」という言葉を耳にしながらも、その本質的な意味を理解しないまま統計ソフトを動かしているのではないでしょうか。「有意差が出た」「有意ではなかった」という結果をどう解釈すればよいのか、本当に自信を持って説明できますか?統計学の基礎を学んだはずなのに、使うたびにモヤモヤした気持ちが残る――そんな経験をお持ちの方は少なくないはずです。本セミナーは、そうした統計学の「分かったつもり」から脱却し、統計的思考の本質を理解する絶好の機会です。

講師の森元良太先生は、科学哲学を専門とする気鋭の研究者です。慶應義塾大学で哲学の博士号を取得後、統計学の哲学的基礎、統計的推論、因果推論などの研究に取り組み、数多くの学術論文や著書を発表してきました。特に近著『統計学再入門―科学哲学から探る統計思考の原点』(近代科学社、2024年)は、数式に頼らず統計学の考え方を深く理解できる画期的な一冊として注目を集めています。統計学の「後ろめたさ」に真正面から向き合い、その本質を明快に解き明かす森元先生の講義を、ぜひこの機会にご体験ください。

充実した内容にもかかわらず,90分1コマあたり準会員(学生)は500円,正会員は1,000円という大変リーズナブルな価格設定でのセミナーは,学会主催であるからこそ実現できるものです。Peatixサイトですでに募集は始まっておりますので,どうぞお早めにお申し込みください。多くの方からのご参加をお待ちしております。

<開催基本情報>
開催日時:2025年12月6日(土)〜 12月7日(日)(2日間)
開催方法:対面・オンライン・リアルタイム配信(LIVE形式)/復習オンデマンド配信あり

*終了後に動画の準備が整いましたら、約2週間、復習用のオンデマンド動画が申込者限定で公開されますので、当日、参加できない場合にも視聴可能です(動画配信は12月15日頃から一ヶ月程度を予定しています)。対面参加の方も視聴可能です。

内容:統計学再入門セミナー:科学哲学で深める検定理論の本質
講師: 北海道医療大学リハビリテーション科学研究科 准教授 森元 良太

参加費:正会員(一般):8,000 円、準会員(学生):4,000 円、賛助会員:8,000円、一般非会員:18,000 円、学生非会員:10,000 円

セミナー詳細・申込
https://bms2025autumn.peatix.com/

<講師によるコース概要説明>
p値に基づく統計的な検定理論を用いてデータを解析するとき、100%正しい結論を引き出せているでしょうか。なぜ検定理論は帰無仮説を棄却するという二重否定のような回りくどい論理になっているのでしょう。帰無仮説を棄却することと、対立仮説を棄却しないこと、さらには対立仮説を採択することは同じでしょうか。有意性検定と仮説検定は同じでしょうか。こうした問いに確信をもって答えられるでしょうか。統計学の解析法を用いて結論を引き出すとき、後ろめたさやモヤモヤ感を抱いたことはないでしょうか。

本セミナーでは、拙著『統計学再入門―科学哲学から探る統計思考の原点』をもとに、統計学を使うときの後ろめたさやモヤモヤ感の要因を探っていきます。しかも科学哲学という観点から統計学の考え方を深堀りしていきます。統計学を正確に理解するには数理統計学を学ぶ必要がありますが、数学というハードルは統計ユーザーには高いのではないでしょうか。科学哲学は、数式をなるべく使わずに、統計学の考え方や概念を考察できるので、統計思考を理解するには有効な道具になります。そこで本セミナーでは、なぜ統計学を用いなければならないのか、統計学を使うときの思考の枠組みはどういうものか、p値に基づく検定理論はどういう考え方なのかという問題を中心に掘り下げ、あなたの統計思考の理解を深めます。

<講義スケジュール(予定)>
12月6日(土)
講義1 10:00-11:30 なぜ統計学を用いなければならないのか
講義2 13:00-14:30 統計学的推論の中核は帰納である
講義3 14:45-16:15 統計学を使うときの思考の枠組みとは
講義4 16:30-18:00 フィッシャー流の有意性検定の考え方
12月7日(日)
講義5 09:00-10:30 ネイマン-ピアソン流の仮説検定の考え方
講義6 10:45-12:15 2種類の過誤をきちんと理解しよう
講義7 13:15-14:45 フィッシャー、およびネイマンとピアソンの科学哲学
講義8 15:00-16:30 検定理論の問題点

問い合わせ先:
行動計量学会運営委員会
bms_events[at_mark]kosugitti.net

たばこ総合研究センターより研究助成のお知らせ

たばこ総合研究センターより研究助成のお知らせです.詳しくは以下をご覧ください.

関係各位

時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素より公益財団法人たばこ総合研究センター(TASC)の事業に対しまして、ご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて当センターでは、たばこを始めとする嗜好品に関する人文・社会科学分野の研究を促進し、学術の振興に寄与することを目的として、研究助成を行っております。

この度「2026年度分研究助成」の募集を開始いたしました。下記のとおり募集をしておりますので、ご応募頂ければ幸甚に存じます。皆様のご応募をお待ち申し上げております。


しかく件名:2026年度TASC研究助成
しかく募集期間:2025年10月1日(水)〜2025年12月1日(月)
しかく募集要項、申請書の入手方法
当センターのホームページからダウンロードいただけます。
申請の詳細については、ホームページの「研究助成」のコーナーに掲載しておりますのでご覧ください。
https://www.tasc.or.jp/assist/index.html

ご不明な点等ございましたら、公益財団法人たばこ総合研究センター(TASC)研究助成担当までお問い合わせください。以上、よろしくお願い申し上げます。

日本経済研究センターより研究助成のお知らせ

日本経済研究センターより,研究助成のお知らせです.詳しくは以下をご覧ください.

私ども公益社団法人、日本経済研究センター(岩田一政理事長)では、経済学・社会学分野の研究者の方を対象に、研究奨励金の交付事業(総額1000万円)を半世紀に亘って行っております。
本年度も8月1日から10月31日までの3か月間、来年3月の交付を視野に、新たな採択案件の募集受付を行う予定です。
研究奨励金の掲載ページは以下のとおりとなります。
https://www.jcer.or.jp/about-jcer/incentive