昭和56.12.28 自主検査指針公示第1号 1.4 旋回フレーム|安全衛生情報センター
1.4 旋回フレーム
1.4.1
上部旋回体
(1)
旋回フレーム及びブラケット
き裂及び変形の有無を調べる。
主要材にき裂又は著しい変形がないこと。
(2)
カウンタウェイト
[1]カウンタウェイトの量を調べる。
[1]
所定のウェイトを載せていること。
[2]
取付けボルトの緩み及び伸びの有無を調べる。
[2]
緩み又は伸びがないこと。
1.4.2
キャブ
(1)
キャブ本体
[1]
き裂、変形、腐食及び雨漏りの有無を調べる。
[1]
き裂、著しい変形若しくは腐食又は雨漏りがないこと。
[2]
ドアの開閉状態、ロック及びキーの異常の有無を調べる。
[2]
開閉状態、ロック及びキーに異常がないこと。
[3]
ガラスの取付け状態を調べる。
[3]
ガラスの取付け状態に異常がないこと。
[4]
ワイパの作動状態を調べる。
[4]
ワイパが正しく作動すること。
(2) 電気部品
警音器
計器
燈火
配線
[1]
各装置の損傷の有無を調べる。
[1] 損傷がないこと。
[2]
各スイッチを操作して、異常の有無を調べる。
[2] 異常がないこと。
[3]
警音器の音量及び燈火の光度を調べる。
[3] 異常がないこと。
[4]
方向指示器を備えているものについては、その作動を調べる。
[4]
異常なく作動すること。
[5]
配線の被覆の破損、接続部の緩み及び腐食の有無を調べる。
[5]
破損、緩み又は腐食がないこと。
[6]
ヒューズの容量を調べる。
[6]
メーカーが指定した容量のヒューズであること。
(3) 表示板
製造銘板、操作レバーの銘板及び定格荷重銘板(運転室の内部又は外部)が損傷なく取り付けられているかどうかを調べる。
各銘板が損傷なく取り付けられていること。