臨時災害放送局用FM放送システム
「臨時災害放送局用FM送信システム」のご紹介
大規模な災害発生時、ライフラインがストップした際に市民に情報提供する手段として、当NPO法人が製作した自治体向け「臨時災害放送局用FM送信システム」をご紹介いたします。
2011年3月11日に発生した東日本大震災では、東北の太平洋側を中心に多くの臨時災害放送局が開局し、被災者に対し様々な情報を提供し活躍しました。当NPO法人では、臨時災害放送局に対し機材の貸出や無線局検査、運営コンサルティングを無償で行って参りました。
日本は地震、津波以外にも台風やゲリラ豪雨による風水害や土砂災害、火山噴火や竜巻等、様々な災害が発生する可能性があります。私たちが経験したノウハウを生かし、「臨時災害放送局FM送信システム」を製作販売することにいたしました。
臨時災害放送局用FM送信システム 基本セット
(運営マニュアル・放送機器一式)
300万円(税別)
*仕様変更の場合はオプションとなります
- 申請編
- 総務省へ提出する各種様式を記入例を挙げて解説
- 機材編
- 機器の設置、操作方法を写真入りで分かりやすく解説
- 運用編
- 放送を開始する際の基本事項を丁寧に解説
- 広報文例
- 運用中に放送する緊急情報の広報文例を解説
- その他
- 参考図書(臨時災害放送局解説の手引き)、BGMのご紹介など
詳しくは、こちらの資料(PDFファイル:963KB)をご覧ください。
導入の際には、お住まいの地域の潜在電界調査を事前に行っていただき、電波の空き状況をご確認ください。
お問い合せ
特定非営利活動法人 日本地域放送支援機構までメールお問い合せください。
メールアドレス:info@j-abs.org
システム概要
放送機器この放送システムは、緊急放送を目的とした必要最小限の機器で構成しています。
また、放送機器の操作経験が無い方でも、本マニュアルの手順に従って簡単に放送できます。
但し、送信機の操作は第1、2級陸上無線技術士、第1級総合通信士の資格を持った方のみと法令で定められています。
- FM送信周波数
- 76から90MHz
- 送信出力
- 0から100W(連続可変)
- アンテナ
- 76から90MHz(エレメント先端の交換でフルカバー)
- マスト
- 伸縮ポール 全長6m 支線で固定(ベース付属)
- 給電線
- 5D型 50m(30m+20m N型中継コネクタ付属)
- 発電機
- 900W(ガソリン)
- ACケーブル
- 電工ドラム 20m 1本
- 制作機器
- マイク(ヘッドセット型)2個、CD/メモリ再生機1台、メモリ録音機1台、ミキサー1台
ヘッドフォンアンプ1台、ヘッドフォン2個、接続端子盤、ラジカセ(モニター用)1台
外部機器用ケーブル(RCA-ステレオミニ)1本、接続切換用ケーブル(XLR 青・黄)2本
運搬ケース別機器一覧
- 送信機ラック
- FM送信機 疑似空中線(ダミーロード)
- 制作ラック
- CD/メモリ再生機、録音機、ミキサー、接続端子盤、ACコンセント
- 付属品収納1
- マイク2個、外部機器用ケーブル1本、接続切換用ケーブル2本、ヘッドフォン2個、ラジカセ1台
- 付属品収納2
- マスト用支線、ゴムマット、金具等、給電線2本
- 単体
- 発電機、ACドラム(2個)、アンテナ、マスト、マスト用タイヤベース
TOPへもどる