令和7年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
令和6年8月8日
上場会社名 イワブチ株式会社 上場取引所 東
コード番号 5983 URL https://www.iwabuchi.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 内田 秀吾
問合せ先責任者 (役職名) 専務取締役管理本部長兼社長室長 (氏名) 富樫 一郎 TEL 047‐368‐2222(代)
配当支払開始予定日 ―
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 令和7年3月期第1四半期の連結業績(令和6年4月1日〜令和6年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益
親会社株主に帰属する
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
7年3月期第1四半期 2,800 14.1 157 84.4 184 68.2 121 33.2
6年3月期第1四半期 2,454 △しろさんかく4.6 85 18.6 109 2.9 90 127.7
(注)包括利益 7年3月期第1四半期 235百万円 (△しろさんかく21.1%) 6年3月期第1四半期 298百万円 (―%)
1株当たり四半期純利益
潜在株式調整後
1株当たり四半期純利益
円 銭 円 銭
7年3月期第1四半期 112.81 ―
6年3月期第1四半期 84.68 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
7年3月期第1四半期 24,828 19,772 75.7
6年3月期 24,964 19,668 74.8
(参考)自己資本 7年3月期第1四半期 18,786百万円 6年3月期 18,674百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
6年3月期 ― 100.00 ― 120.00 220.00
7年3月期 ―
7年3月期(予想) 110.00 ― 110.00 220.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 令和 7年 3月期の連結業績予想(令和 6年 4月 1日〜令和 7年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益
親会社株主に帰属する
当期純利益
1株当たり
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 11,909 1.2 656 △しろさんかく23.1 735 △しろさんかく20.4 511 △しろさんかく24.2 475.86
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※(注記) 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における連結範囲の重要な変更 : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(注)詳細は、添付資料8ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結財務諸表の作成に特
有の会計処理の適用)」をご参照ください。
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
2 1以外の会計方針の変更 : 無
3 会計上の見積りの変更 : 無
4 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
1 期末発行済株式数(自己株式を含む) 7年3月期1Q 1,100,000 株 6年3月期 1,100,000 株
2 期末自己株式数 7年3月期1Q 26,164 株 6年3月期 26,164 株
3 期中平均株式数(四半期累計) 7年3月期1Q 1,073,836 株 6年3月期1Q 1,073,986 株
※(注記) 添付される四半期連結財務諸表に対する公認会計士又は監査法人によるレビュー : 無
※(注記) 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が発表日現在において入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づい
ており、実際の業績等は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
なお、業績予想に関する事項は、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご参照くだ
さい。
イワブチ株式会社(5983) 令和7年3月期 第1四半期決算短信
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○しろまる添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 .............................................................................. 2
(1)経営成績に関する説明 .......................................................................................... 2
(2)財政状態に関する説明 .......................................................................................... 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ......................................................... 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 .............................................................................. 4
(1)四半期連結貸借対照表 .......................................................................................... 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ................................................ 6
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 .................................................................................... 6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 .................................................................................... 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ..................................................................... 8
(継続企業の前提に関する注記) .............................................................................. 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ................................................... 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ................................................ 8
(セグメント情報等の注記) .................................................................................... 8
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ............................................................... 8
イワブチ株式会社(5983) 令和7年3月期 第1四半期決算短信
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1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間のわが国経済は、設備投資は堅調に推移しているものの、物価上昇による個人消費の
伸び悩みが見られ、景気回復は足踏みの状況が続きました。
当社グループの主要需要であります電力分野においては、燃料価格の高騰などを背景としたコスト削減の取り組
みが進むなか、高経年化設備の更新工事が進められ、情報通信分野においては、移動体キャリアにおける基地局工
事が堅調に推移したことに加え、通信事業者の光ネットワーク工事が好調に推移しました。
当社グループにおいては、電力会社向けおよび情報通信事業者向け製品の販売に加え、脱炭素社会の実現に貢献
すべく、EV関連、再生可能エネルギー関連の積極的な営業展開を行うとともに、耐震対策関連製品、自治体発注
工事の受注に取り組んでまいりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は2,800百万円と前年同期に比べ345百万円の増収となりまし
た。営業利益は157百万円と前年同期に比べ71百万円の増益、経常利益は184百万円と前年同期に比べ74百万円の増
益、親会社株主に帰属する四半期純利益は121百万円と前年同期に比べ30百万円の増益となりました。
セグメントに代わる需要分野別の業績は、次のとおりです。
1 交通信号・標識・学校体育施設関連
学校体育施設関連は、防球ネット工事の減少により低調に推移しましたが、交通信号関連は、全国的にLE
D化工事が進められたことから、堅調に推移しました。その結果、売上高は235百万円と前年同期に比べ24百万
円の増収となりました。
2 CATV・防災無線関連
防災無線関連は、デジタル化への更新工事が進められたことから好調に推移したものの、ケーブルテレビ事
業者による光ケーブル工事は低調に推移しました。その結果、売上高は195百万円と前年同期に比べ2百万円の
減収となりました。
3 情報通信関連
情報通信関連は、移動体キャリアの基地局工事が堅調に推移したことに加え、通信事業者の光ネットワーク
工事が好調に推移しました。また、販売価格の見直しもあり、その結果、売上高は770百万円と前年同期に比べ
144百万円の増収となりました。
4 配電線路関連
配電線路関連は、レベニューキャップ制度により、高経年化設備の更新工事が行われたことに加え、新製品
の投入や販売拡大に向けた営業活動を行いました。また、販売価格の見直しもあり、その結果、売上高は1,012
百万円と前年同期に比べ84百万円の増収となりました。
5 その他
一般電材は、海外案件の販売が減少したものの、自治体工事案件の材料受注、新製品の投入、フェンス工事
の受注などにより好調に推移しました。機器関連では、無線関連装置の新規案件が減少したことにより、低調
に推移しました。その結果、売上高は587百万円と前年同期に比べ94百万円の増収となりました。
イワブチ株式会社(5983) 令和7年3月期 第1四半期決算短信
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(2)財政状態に関する説明
資産、負債及び純資産の状況
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ135百万円減少し、24,828百万円となりま
した。
当第1四半期連結累計期間における資産、負債及び純資産の状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(資産の部)
流動資産は、前連結会計年度末に比べ335百万円減少し、13,030百万円となりました。これは、主に商品及び
製品が170百万円増加したことと、受取手形及び売掛金が343百万円、電子記録債権が164百万円減少したことに
よるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ199百万円増加し、11,798百万円となりました。これは、主に投資その
他の資産が152百万円増加したことによるものです。
(負債の部)
負債は、前連結会計年度末に比べ239百万円減少し、5,056百万円となりました。これは、主に短期借入金が66
百万円、賞与引当金が114百万円及び長期借入金が77百万円減少したことによるものです。
(純資産の部)
純資産は、前連結会計年度末に比べ104百万円増加し、19,772百万円となりました。これは、主にその他有価
証券評価差額金が84百万円増加したことによるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
令和7年3月期の業績予想につきましては、令和6年5月20日に公表しました「令和6年3月期決算短信」に
おける業績予想に変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度
(令和6年3月31日)
当第1四半期連結会計期間
(令和6年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 6,729,822 6,659,786
受取手形及び売掛金 2,362,678 2,019,633
電子記録債権 1,161,418 996,756
契約資産 71,610 -
商品及び製品 2,205,994 2,376,765
仕掛品 360,741 487,764
原材料及び貯蔵品 383,576 396,814
その他 96,384 99,504
貸倒引当金 △しろさんかく6,829 △しろさんかく6,701
流動資産合計 13,365,396 13,030,323
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 1,422,820 1,399,433
土地 5,960,807 5,960,807
その他(純額) 606,141 694,607
有形固定資産合計 7,989,769 8,054,848
無形固定資産 333,868 315,741
投資その他の資産
投資有価証券 2,670,408 2,791,857
その他 620,906 651,891
貸倒引当金 △しろさんかく15,850 △しろさんかく15,850
投資その他の資産合計 3,275,464 3,427,898
固定資産合計 11,599,102 11,798,488
資産合計 24,964,499 24,828,812
イワブチ株式会社(5983) 令和7年3月期 第1四半期決算短信
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(単位:千円)
前連結会計年度
(令和6年3月31日)
当第1四半期連結会計期間
(令和6年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 958,384 918,323
電子記録債務 604,322 615,966
短期借入金 285,468 219,417
未払法人税等 125,291 78,405
賞与引当金 243,645 129,184
その他 451,198 571,898
流動負債合計 2,668,309 2,533,196
固定負債
長期借入金 693,010 615,420
役員退職慰労引当金 381,532 328,458
退職給付に係る負債 492,975 493,876
その他 1,060,286 1,085,316
固定負債合計 2,627,804 2,523,072
負債合計 5,296,114 5,056,268
純資産の部
株主資本
資本金 1,496,950 1,496,950
資本剰余金 1,231,962 1,231,962
利益剰余金 14,816,483 14,808,766
自己株式 △しろさんかく152,595 △しろさんかく152,595
株主資本合計 17,392,800 17,385,083
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,026,247 1,111,087
為替換算調整勘定 255,451 289,922
その他の包括利益累計額合計 1,281,699 1,401,009
非支配株主持分 993,885 986,450
純資産合計 19,668,385 19,772,543
負債純資産合計 24,964,499 24,828,812
イワブチ株式会社(5983) 令和7年3月期 第1四半期決算短信
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間
(自 令和5年4月1日
至 令和5年6月30日)
当第1四半期連結累計期間
(自 令和6年4月1日
至 令和6年6月30日)
売上高 2,454,887 2,800,783
売上原価 1,702,002 1,917,536
売上総利益 752,885 883,247
販売費及び一般管理費 667,717 726,197
営業利益 85,168 157,050
営業外収益
受取利息 35 29
有価証券利息 332 412
受取配当金 25,776 28,435
受取賃貸料 6,408 6,383
持分法による投資利益 - 4,555
その他 2,961 2,149
営業外収益合計 35,514 41,964
営業外費用
支払利息 886 1,633
為替差損 8,950 12,919
持分法による投資損失 1,164 -
その他 4 0
営業外費用合計 11,005 14,552
経常利益 109,678 184,462
特別利益
固定資産売却益 - 20
特別利益合計 - 20
特別損失
固定資産除売却損 55 6,377
特別損失合計 55 6,377
税金等調整前四半期純利益 109,622 178,104
法人税等 23,758 61,608
四半期純利益 85,864 116,496
非支配株主に帰属する四半期純損失(△しろさんかく) △しろさんかく5,079 △しろさんかく4,647
親会社株主に帰属する四半期純利益 90,944 121,143
イワブチ株式会社(5983) 令和7年3月期 第1四半期決算短信
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四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間
(自 令和5年4月1日
至 令和5年6月30日)
当第1四半期連結累計期間
(自 令和6年4月1日
至 令和6年6月30日)
四半期純利益 85,864 116,496
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 192,886 84,415
為替換算調整勘定 19,707 34,470
その他の包括利益合計 212,593 118,885
四半期包括利益 298,457 235,381
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 301,047 240,453
非支配株主に係る四半期包括利益 △しろさんかく2,589 △しろさんかく5,072
イワブチ株式会社(5983) 令和7年3月期 第1四半期決算短信
― 8 ―
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用
後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(セグメント情報等の注記)
【セグメント情報】
前第1四半期連結累計期間(自 令和5年4月1日 至 令和5年6月30日)
当社グループは架線及び機器用の支持部品である電気架線金物及びその他製商品の製造、仕入、販売を営んでお
り、その事業が単一セグメントであるため、記載を省略しております。
当第1四半期連結累計期間(自 令和6年4月1日 至 令和6年6月30日)
当社グループは架線及び機器用の支持部品である電気架線金物及びその他製商品の製造、仕入、販売を営んでお
り、その事業が単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四半期
連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間
(自 令和5年4月1日
至 令和5年6月30日)
当第1四半期連結累計期間
(自 令和6年4月1日
至 令和6年6月30日)
減価償却費 90,098千円 90,199千円