更新日 2025年5月27日最新情報2025年5月 萩原一郎、奈良知惠、寄り道の科学シリーズ、折り紙の本、日刊工業新聞社(2025年2月)の「第37番:美しくコンパクトに折り畳める飲料容器への応用」のベースの一つとなった次の論文は、日本シミュレーション学会の英文論文集JASSE部門の論文賞(毎年1件選出)に選出されました。https://www.jsst.jp/jsst_info/award/R06winner.html
「Hagiwara,I., Nara, C. and Yang, Y., Development of new foldable polyethylene terephthalate bottles, Journal of Advanced Simulation in Science and Engineering (JASSE) , Vol. 9, No. 2(2022),pp.247-262.」
受賞の言葉は次の通リです。
「折紙構造共通の、容易に折畳めても元に戻ってしまう困難な課題を、最高級の数理モデリングとシミュレーション技術を使い解決することができました。これは他の折紙構造にも適用できる技術であり快心の成果となりました。この度、栄えあるJASSE部門の論文賞に選んで下さり大変光栄に存じます(萩原一郎、楊陽)。工学とのコラボ(協働)によって、私の専門分野である数学を多少なりとも実生活に役立てることができました。シミュレーションによって試行錯誤の幅や想像の視野が大きく広がり、数学的な厳密さ・緻密さだけではない素材変形を伴う解析によって研究が大きく進み、その成果を評価していただけたことは大変光栄です(奈良知惠)。」
2025年2月 日刊工業新聞社寄り道の科学シリーズから「萩原一郎、奈良知惠、折り紙の本」が出版されました。
2024年11月12日、13日「折り紙がひらく最先端工学」というタイトルでNHK視点・論点に出演しました
概要:「日本の折り紙をヒントに生まれたハニカム構造はロケットなどの工業製品で使われている。折り紙工学で最先端の研究を進めている論者による、折り紙と産業の未来予想図」
現在の積層型の3次元プリンターに対する折紙式3次元プリンターや、ハニカムより優れる、切り紙ハニカムやキュービックコア、そして、折紙型油圧シリンダーの紹介
配信ページはこちら
2024年7月18日 毎日新聞朝刊「科学の森」の欄に「折り紙から新たなモノ作りへ」と題して「折り紙工学」が紹介されました。
掲載記事はこちら
2024年2月11日 集英社の雑誌プレイボーイからインタビューを受け、折紙工学が「週プレNEWS」に配信されました。配信ページはこちら
2024年2月 近代科学社から「萩原一郎、橋口真宜、米大海、次世代のものづくりに役立つ振動・波動系の有限要素解析」が出版されました。
2024年1月23日 SIAM(Society for Industrial and Applied Mathematics) News letterに掲載されました。掲載ページはこちら
2023年8月24日〜25日開催の大学発見本市2023〜イノベーション・ジャパンで「新しい折紙油圧ダンパーの提案」と題し、関連の折紙構造物の展示をしました。
2023年8月21日〜25日開催のICIAM 2023で招待講演
「A consideration of scientific- technical aspects and artistic aspect of origami engineering-aiming to create a new big industry and a new fan culture」というタイトルで講演しました。
2023年6月30日
ICIAM 2023(10th International Congress on Industrial and Applied Mathematics)の招待講演者に選ばれました。
https://iciam2023.org/561
タイトルは、
Mathematical sciences for realization of origami engineering aided land / sea / air self-driving car with intelligence".
を予定しています。
2022年5月31日
Meiji.netに「日本の折り紙は世界に革新をもたらす」が
https://english-meiji.net/articles/3738/
https://www.meiji.ac.jp/cip/english/
に紹介されました。
対馬での自動走行車の社会実装実験が紹介されました。
長崎放送 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/nbc/51610
ヤフーニュースhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e981af32be74ae914d3c7b86ec288bd936fe6081
2022年4月15日
AIMAP事業「数学アドバンストイノベーションプラットフォーム」のWEBサイト
https://aimap.imi.kyushu-u.ac.jp/map/
に「ヒヤリハット対策を学習させた知能自動走行車」が掲載されました。
[埋込みオブジェクト:jidoukiji.pdf]
自動走行車は安価で、高齢者など危なっかしいドライバーも
協調制御により、名人級の運転が可能となることが重要です。
この技術でそれが可能になると考えております。
2021年7月29日
JACM(日本計算力学連合)の名誉員に推挙されました.
2021年5月25日
山崎桂子、阿部富士子、萩原一郎、「折」を生かした日本独自の描画法「扇」の数理的解明の試みが日本機械学会論文集と「扇」が理工系の論文誌に初めて掲載されました。
査読者から
「扇の形状変化を幾何的にモデル化し,モデルの精度を実際の扇を用いて解析し,最後にそのモデルに基づいて,扇として用いたときに正しい形状が描かれるように扇絵を描く技術の基礎を実現したことは,伝統的な工芸品の技を数理的にモデル化した成功事例として評価できる と考えます.」との評価を頂きました。
成果の一部を紹介します。
日本で独自の発展を遂げた折畳扇は、保存のために骨を抜かれ壁絵や掛軸に平らな形とされる傾向にあり、立体ならではの芸術的表現から生じる価値が見過ごされています。扇は上下で収縮率の違う蛇腹構造で広がるため、扇上で円を表現するには元の二次元扇絵で歪んだ図形を描画する必要があるなど作成後の姿を予見することが必要です。
例えば、浮世絵などの写真そのままから扇が作られると山の裾野が窪むなどの不自然さが残りますが現在はそのままで市販されています。これでは江戸時代の絵師らが描いた浮世絵を歪めているだけでなく、扇の魅力を誤って伝えることになりかねないと危惧します。
今後は、世界の各所に散らばっている日本の扇についてそのままの三次元形状での維持補完の重要性を訴えると同時に、今まで見過ごされてきた三次元芸術としての価値を広く世に伝える活動を行ってゆく所存です。
富嶽三十六景:元画像(左上),扇に仕立てるために歪みを与えた扇絵(右上)
元画像をそのまま使用した歪みの在る扇(左下),右上扇絵から得られる歪み無い扇(右下)
2020年7月21日
著書:萩原一郎、畳む文化が育む折紙工学、シミュレーション,Vol.38,No.2(2019-6),pp.106-112
は、日本シミュレーション学会ベストオーサー賞に選ばれました。
日本シミュレーション学会 名誉員に推挙されました。
2019年4月18日
日本機械学会 名誉員に推挙されました。
2019年4月18日
日本機械学会賞(技術開発)受賞。
タイトル:「計算科学シミュレーション援用折紙工学の創設と産業への展開」
https://www.jsme.or.jp/20190305-2/
2019年4月17日
平成31年度科学技術分野の文部科学大臣表彰(研究部門)
タイトル:計算科学シミュレーション援用折紙構造の産業化に関する研究
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/31/04/1415044.htm
東工大広報からも「名誉教授」として報じらる。
英語で
https://www.titech.ac.jp/english/news/2019/044258.html
日本語で
・東工大ニュース> 東工大関係者6名が平成31年度科学技術分野の文部科学大臣表彰
を受賞
https://www.titech.ac.jp/news/2019/044131.html
・東工大ニュース一覧
https://www.titech.ac.jp/news/
・東工大全学サイトトップ
https://www.titech.ac.jp/
2019年3月19日
テレビ朝日 羽鳥慎一モーニングショーで「折り方で生まれる 強度 伸縮性 驚きの『折紙工学』」に出演しました。
2018年10月28日 AsiaSim Federationからフェロー賞授与
2018年6月29日日本応用数理学会 名誉員に推挙されました。
2018年6月29日
日本応用数理学会 業績賞受賞
タイトル:「計算科学・数理科学援用折り紙工学の創設と展開」
2018年3月28日
KIDSASHI(文部科学省 科学技術・学術政策研究所(NISTEP) 科学技術予測センターで実施されているホライズン・スキャニングの取組を紹介するサイト)に、折紙工学 -折紙の特徴や機能を製品創出に生かす-紹介されました。
https://stfc.nistep.go.jp/horizon2030/index.php/ja/weekly-weakly-signals/20180328ORIGAMI
明治大学 自動運転社会総合研究所 記者発表
www.meiji.ac.jp/osri/topics/2017/6t5h7p00000qwclo.html
2018年1月27日
MIMS 折紙工学グループNHK E テレ"オリガミのマジョと博士"(10時45分〜11時)に出演しました。
2017年5月31日
テレビ東京「ニュースモーニングサテライト」で「折紙式3次元プリンター」が紹介されました。
2017年5月25日
公益社団法人自動車技術会より創立70周年記念表彰楯及び記念品を頂きました。
2017年4月
「自動車の現行エネルギー吸収材特性を凌ぐ折紙構造体及びその超安価な製造法の開発」に関する特許出願しました。折紙工学史上最高傑作と考えています。
2016年11月9日〜11月12日
国際会議ICMMA 2016:'Origami-Based Modeling and Analysis'を主催しました
2016年10月
日本機械学会誌に「折り紙の数理的・バイオミメテックス的展開と産業への応用」を特集しました。
2016年7月15日
「グローバルエッジSocial Community Magazine 2016 SUMMER No.46」に
萩原一郎、「折り紙」技術が持つ無限の可能性(pp.18-21) が掲載されました。
2016年7月14日
日本シミュレーション学会のフェロー賞に選出されました。
2016年7月5日
萩原一郎、NHKシブ5時の「シブ5時総研「知られざる"折り紙"のチカラ」」に出演しました。
2016年6月29日
ASME に出した次の論文は、大学院学生ロボットコンテストで3等賞を受賞しました。J. A. Romero, L.A. Diago, C. Nara, J. Shinoda and I. Hagiwara, NorigamiFolding Machines for 3DComplex Shapes
2016年3月17日
外務省広報誌「niponica;にぽにか18」に「折紙からイノベーション」が2016年3月18日に掲載されました。
2016年2月27日、3月5日NHK スゴ技に、最強の帽子開発!「衝撃吸収素材VS驚きの折り紙工学」に出演しました。
2016年1月25日先端数理科学研究科D1のジュリアン・ロメロが、日本シミュレーション学会奨励賞受賞を
MIMS研究推進員の廖于靖が日本シミュレーション学会研究賞を受賞しました。
ジュリアン・ロメロ; 日本シミュレーション学会奨励賞受賞
題目「Verification of Models of Personal Perception of Faces by Closed-eye Classifier using Histogram Correlation」
著者;ジュリアン・ロメロ、ルイス・ディアゴ、萩原 一郎廖于靖:日本シミュレーション学会研究賞
研究題目「An approach for automatically generating the 3D surface meshes from a single image」
著者:廖于靖、マリア・サブチェンコ、萩原 一郎
2015年12月以前の新着記事はこちら
(株) インターローカス 萩原先生 アプリ「iNailSalon」
iNailSalon(iPhone) iNailSalon(iPad) Free(iPhone/iPad) Kamilab