3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震によって、天童市内ではブロック塀や灯篭が崩れたという情報はありますが、家屋が倒壊という被害は発生していません。停電も復旧し少しずつ日常の生活が戻るのかな、と期待していましたが...。
ガソリン不足が深刻です! 「1週間はダメだろう」と覚悟を決め、きょうから片道7キロを自転車で通勤することにしました。
いつも使っている交り江のガソリンスタンド近くまで行くと、朝8時にはすでに給油待ちの車で周辺が大混雑していました。午前9時すぎにあらためて通ってみると、行列はさらに伸びていて、南は天童駅前まで、西は住宅街を囲むように車が並んでいました。
多くのコンビニはシャッターが下ろされていて、開いているお店でも品揃えはかなり限られています。天童駅西のローソンには、3月13日(日)は閉店、3月14日(月)は午前10時から午後4時まで営業する、という張り紙がされていました。天童温泉にあるファミリーレストランのガストには、3月14日(月)は閉店、3月15日にお店を空けるかどうかは未定とありました。
テレビやラジオでは、連日、ガソリンを買い求めて行列をつくっている様子が報道されています。それで不安感がさらに増し、「わたしも買いに行かなきゃ!」「勝ち組にならないと!」という気持ちになってしまっているように思います。昔の日本のニュースでよく出てくる、オイルショックの際にわれ先にとトイレットペーパーを買い求めていた映像とダブって見えます。
ビルが倒れたり家が崩れたりと目に見える被害は出ていませんが、いまは誰もが経験したことのない非常事態です! このままでは、余震で被害が起きたときに、救助の車も動けない状況になりかねません。多少ガマンできる人、徒歩や自転車で十分対応できる人はできるだけ車を使わないようにして、本当に必要な人がガソリンを入手できるように1人1人ががんばりましょう!