サッカーJ1のモンテディオ山形は、天童市のNDソフトスタジアム山形にJ1・湘南ベルマーレを迎えて、第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会(3回戦)を戦いました。
1週間前のリーグ戦では、強豪のガンバ大阪を2対1で降してチームにいい雰囲気が出ています。勝ったら勝ったで11月のチームスケジュールが厳しくなってしまいますが、今回の相手は、2週間前の試合で引き分けに持ち込むのがやっとだった湘南ベルマーレが相手ですので、今回はきっちりと勝利を収めて欲しいと思います。
「天皇杯カップツアー」と題して、本物の天皇杯が各地のスタジアムを巡回しています。そのホンモノが、なんとモンテディオのNDスタにやってきました。雑誌などで見たことはありますが、ホンモノを間近で見たのはもちろん初めて。「せっかくだから」と、みなさんデジカメや携帯を片手に行列をつくり、順番に記念写真を撮っていました。次に地元・天童市で見ることができるのは、モンテディオ山形が優勝したときですね。
「天皇杯というとだいたい観客数は少ないけど、先週ガンバ大阪に勝ってるから、もしかするといっぱい来るかも?」と思い、リーグ戦とおなじく早朝からシート張りに行ったものの、午前7時30分までに並んだのは10人ぐらい? ちなみに、湘南ゴール裏の一番乗りは、午前6時30分すぎに駆け足でやってきた小学校3〜4年生ぐらいの男の子でした。
「土曜日の昼からだし、連休だし、どっかに出かけたり、スポ少の大会とかがあって来られる人は少ないのかな?」と思いましたが、それにしても少なすぎ...。3,249人と、J2時代を超えるような、スカスカのスタジアムでした。
しかし、試合ではFW長谷川悠(はせがわ・ゆう)選手が今季初得点を挙げると、その2分後にはFW田代有三(たしろ・ゆうぞう)選手が負けじとオーバーヘッドキックで2点目を挙げ、後半12分にはMF宮崎光平(みやざき・こうへい)選手が駄目押しの3点目を決め、3対1で湘南ベルマーレにきっちり勝利を収めました。
リーグ戦ほどではありませんが、天皇杯でもスタジアム前の広場に屋台村(フードコート)がお目見えしました。
「炎のカリーパン」や「どんどん焼き」など定番メニューは出店してましたが、やはり3,000人規模の観客数では試合後もあまり賑わっていなくて、ちょっと出店のみなさんが気の毒でした。
「肉の上杉」が出している「米沢牛Jステーキ」。通常800円(?)のところ、試合後は400円で叩き売りしてました。リーグ戦では中央広場ではなく、シャトルバス乗り場へ向かう遠路のほうに出店しています。
どんなもんかと、スタジアム内売店の「いも煮」に挑戦してみました。350円を払って受け取ると「あれっ?」と違和感が。いつも自分がつくる「いも煮」とはなんか違う。なにかが違うけど「まぁ、作り方は人それぞれだからなぁ」と思いつつ、ものは試しと口をつけると、確かに「いも煮」の味はする。けど、なにかが違う...。
出し方をあらためて振り返ると、肉とスープ+その他の具材が別々に用意されてて、おわんのなかで一緒になる、という作り方になってました。スープが妙に透き通ってたのはそのせいで、その点に違和感を覚えたように思います。それに、自分がつくるときにはコンニャクや木綿豆腐を手でちぎって入れるのですが、豆腐はなし、コンニャクも包丁できれいに切られている、という点も「なんか違う」と思った原因だったように思います。
リーグ戦では、屋台村(フードコート)にサポーター有志の売店が出て、500円の「いも煮」を出しています。今度はそちらに挑戦してみようと思います。
炎のカリーパン「対戦相手を喰っちゃおー!」(天皇杯3回戦・湘南ベルマーレ編)は、
リーグ戦とは異なり販売開始が入場開始時間よりも遅かったため、一度入場したあとに買いに行ってみると、すでに「落花生入り」は売切れてしまっていました...。販売の準備をしている段階で「きょうは5種類あるんだなぁ」と分かってはいたのですが...。