サッカーJ1のモンテディオ山形は、石川県金沢市の西部緑地公園陸上競技場でガンバ大阪とリーグ第16節を戦いました。西部緑地公園陸上競技場は、1991年(平成3年)に行われた第46回石川国体(夏季大会・秋季大会)のメイン会場です。ガンバ大阪のホームスタジアムは大阪府吹田市の万博記念競技場ですが、年に1回、準ホームの金沢で試合をしています。
前日夜に出発して朝から金沢市内を観光しようかと思ったものの、気温35度のなか体力を使って歩き回ると応援に差し支えるだろうと思い、午前2時30分に出発しました。新潟市内に午前6時前に入り、新潟県糸魚川市にある蓮台寺PAには午前9時前に到着、スタジアムがある石川県金沢市の西部緑地公園には午前11時過ぎに到着しました。
[写真:西部緑地公園案内図(ガンバ大阪対モンテディオ山形)]
駐車場は西部緑地公園内に分散して配置してあります。「試合後はひどい渋滞になる」「できるだけ遠いところに置いたほうが結果的に早く駐車場から脱出できる」との事前情報があったため、公園の出入り口・駐車場の出入り口から離れた場所へ車を停めました。試合が終わって後片付けして、車に戻ったのは午後8時30分ぐらいでしたが、置いた場所が良かったのか車に戻ったのが遅かったのか、車に乗り込んでから数分でスタジアムをあとにすることができました。
シート張りを終えたあと、「せっかくだから」と兼六園(けんろくえん)方面に出かけてみました。大阪ではなく金沢だから、ということもあるのかもしれませんが、「きょうガンバ大阪対モンテディオ山形の試合があるよ!」という雰囲気はまったくありません(汗) ただ、みなさん考えることは同じなようで、金沢城周辺では想像したよりも多くの山形ナンバー・庄内ナンバーの車を見かけることができました。
お昼を食べて、コンビニで紙パックの麦茶2リットルを調達し、スタジアムへ戻ってきたのは午後1時30分過ぎ。列整理は午後3時、入場は午後4時ということで、木陰で待機し体力を温存します。緑地公園だけあってスタジアムの周りには木々が生い茂っているのですが、事前情報のとおり虫が多い! 木陰に腰を下ろしたときには、すでに何箇所か刺されてしまいました。
[写真:アオスジアゲハ?(ガンバ大阪対モンテディオ山形)]
こんなチョウも見かけました(アオスジアゲハ?)
午後3時になり列整理が終わったあと、メインスタンド入り口にあるフードコート(食べ物屋台)方面に出かけてみました。アウェイ側入口側から一番近いところにモンテ関連のグッズ売り場があり、そのあとは食べ物関係がずらっと並んでいます。モンテグッズの出店にも人だかりができていたのにはちょっとビックリ! もの珍しさが影響?
[写真:遠藤W杯弾シューズを覗き込む子ども(ガンバ大阪対モンテディオ山形)]
メインスタンドの正面入り口付近では、ガンバ大阪の遠藤保仁(えんどう・やすひと)選手がサッカーワールドカップの予選リーグ・戦でフリーキックを決めたときのスパイクが展示されていました。サッカー少年たちが入れ替わり立ち代わりのぞき込んでいました。
西部公園陸上競技場の座席はNDソフトスタジアム山形とおなじようなベンチ型ですが、コンクリートの土台の上にそのまま乗せられているため、荷物を置くスペースがありません。名古屋の瑞穂陸上競技場も、おなじようなタイプでした。足元に荷物があると応援する際に邪魔になるため、ベンチの上に置くことになってしまいます。
試合は、暑さもあってかお互いに決め手を欠く内容で進みましたが、ここでハプニング! なんと照明が次々と消えていってしまいます。ざわめくスタジアム、そして主審のホイッスル。「どうするんだろう?」と見ていると、水を取りにピッチ外へ向かう選手もいるなかで、そのままガンバボールのスローイン。マークがついてないどフリーの状態でそのままシュート。
結局、このゴールが決勝点となり、試合は0対1で終了。照明が消えたことは事故だったと割り切るしかありませんが、主審のはっきりしないホイッスルはどうにも割り切れません。家本主審の試合は、やはりタダでは終わりませんでした...。逆に、こういうトラブルに動じないガンバの選手たちには「ACLとか出てるからこういう事態には慣れてるのかなぁ」と思わざる得ませんでした。
[写真:ハーフタイムのガンバボーイ(ガンバ大阪対モンテディオ山形)]
ハーフタイム中に盆踊り?を披露するガンバボーイ