サッカーJ1のモンテディオ山形は、天童市のNDソフトスタジアム山形に横浜F・マリノスを迎え、リーグ戦第7節を戦いました。数日前から雪降りの天気予報が出ていたため「季節はずれのカラーボール登場になるかな?」などと冗談半分に考えていましたが、いざ当日を迎えると、とんでもないことに!
未明から降り始めた雪は、朝5時過ぎの時点では屋根や田んぼを白く変えた程度でしたが、午前7時ころから湿ったドカ雪に変わり、あっという間に積もり始めてしまいました。午前7時30分からのシート張りに向かおうとしましたが、「こりゃ、夏タイヤのままじゃヤバそう」と急遽、タイヤを交換してからスタジアムに向かいました。
長岡モンテディオサポーターズクラブと長岡地域づくり委員会が、新しいノボリ旗を設置しました。青地に白く縁取った文字で「FORZA MONTEDIO」と書かれたノボリ旗は、高さ180センチ、幅60センチで、地域住民の募金や各種団体の協力金などで100枚を作成されました。
昨年から掲げている選手写真のノボリ旗に加えて、JR高擶駅からスタジアムまでの道路沿いに、掲げられています。今回はおよそ50本のノボリ旗を設置しましたが、今後さらに数を増やして、モンテディオ山形への応援ムードを盛り上げていく計画です。
列整理が始まる午前11時前、相変わらずの雪降りにもかかわらず、スタジアムには多くのサポーターが集結しました。シーズンチケットを合わせると、1万5000人分が前売りで販売されていたそうです。
ただ、雪のために東北自動車道と常磐自動車道が通行止めになり、一部の横浜サポーターは参戦できなかったようです。
試合はモンテディオ山形が堅い守りで様子をうかがいつつ、一進一退の攻防で進みましたが、後半18分、日本代表MF・中村俊輔(なかむらしゅんすけ)選手のフリーキックからのセットプレーが決められ、そのまま0対1で敗れてしまいました。
その得点シーン自体はなんら問題ではありませんが、その後の主審のジャッジが...。横浜の選手が転ぶたびにモンテディオ山形のファールになるというシーンが連続し、試合後には、審判に対するブーイングが沸き起こりました。地元紙の山形新聞でもNHK山形のニュースでもジャッジに対してコメントしていることから、自分だけなく、スタジアムにいたほとんどの人たちがその判定に疑問を持ったことは間違いありません。
横浜の得点シーンは文句のないキレイなプレーでしたので、そのままで終われば「次の試合はガンバロー!」と思えたのですが...。久しぶりに、なんとも後味の悪い試合になってしまいました。
天童市北部の北久野本四丁目に、天童市で初めての防災公園「ひかり交流広場」が完成しました。4月16日には午前10時から開園式(安全祈願祭、竣工式)が行われ、地元・あけぼの幼稚園の園児によるマーチングバンドが披露されました。
「ひかり交流広場」は市立ひかり保育園の跡地に整備されたもので、広さは3,400平方メートルあります。防災対応型の公園で、
北久野本地域は区画整理事業で整備された地域とは違って、もともと畑だった地域が次第次第に宅地化されていった地域です。そのため、道路幅がおよそ4メートルしかなく、いざというときに救急車や消防車が入れない場所があるなど、以前から防災面での課題がありました。そこで、天童市では國のまちづくり交付金事業を活用し、道路にある電柱を民有地に移設することで道路幅を確保したり、排水路を整備するなどの事業に取り組んでいます。総事業費はおよそ6億5,000万円で、ひかり交流広場の事業費はおよそ1億2,000万円です。
サッカーJ1のモンテディオ山形は、天童市のNDソフトスタジアム山形に清水エスパルスを迎え、ナビスコカップ第2節を戦いました。日中は一時的に吹雪になるような寒さ、夕方からは雨降り、キックオフは午後7時30分ということで、応援する側にとっても、興行的な面から主催者側にとっても非常に厳しい試合でした。スタジアムは全体的に閑散とした雰囲気で、J2時代を思い出させるような、サテライトリーグの試合を見ているような感じでした。
試合前にJR天童駅前の「温泉どおり」を通ってみましたが、リーグ戦で掲げられる歓迎のノボリ旗は立っていませんでした。たしかにナビスコカップではリーグ戦ほどアウェイサポーターは参戦しませんが、ノボリ旗はそのまま使えるわけですし、「試合があるんだよ」と多くの人にアピールするには、「スタジアムがあるまち」という雰囲気づくりには、リーグ戦以外でも取り組んでほしいなぁ、と思いました。