天童市消防本部は、老朽化に伴い新たに導入した消防ポンプ車などの修祓式(しゅうばつしき)と引渡し式を12月6日に行いました。今回導入されたのは、ポンプ車2台と小型動力ポンプ搭載車1台、小型動力ポンプ7台です。ポンプ車は使用年数が14年から26年も経っていていることから更新されたもので、購入総額はおよそ6,300万円、うち、消防本部に配備されるポンプ車は3,600万円です。
式典には市や市議会、消防関係者などおよそ100名が出席し、神事を行ったあと、山本信治(やまもと・しんじ)天童市長が「万全の態勢で市民の安全のために力を尽くして欲しい」とあいさつしました。2台導入されたポンプ車は、消防本部と寺津地区の消防団に配備されます。
サッカーJ1のモンテディオ山形は、「古豪」横浜F・マリノスを迎えて今季最終戦となる第34節を天童市のNDソフトスタジアム山形で戦いました。雨のなか12,767人の観客がスタジアムに足を運び、J1残留を成し遂げた「おらだのチーム」にエールを送りました。
これまで同様、JR天童駅前から天童温泉への通りには、試合前日から横浜F・マリノスを歓迎するノボリ旗が並びました。ノボリ旗はチームカラーに合わせてつくられているので、今回のノボリ旗はマリノスのチームカラーで青色に。道路の両側とも青色になってしまい、他のチームのときよりはあまり目立たなかったかも? 試合前日(12月4日)はこんな感じに晴れ渡っていたのですが、試合当日は「いつものように」雨降りに...。でも、みぞれにはならなかったので、ここ最近では一番楽な最終戦だったと思います。
[写真:白鷹町の物販ブース(横浜F・マリノス戦)]
駐車場からの入り口そばでは、白鷹町が鮎の塩焼きや豆腐田楽などを販売していました。そのとなりには山形県観光物産協会の特設ブースがあり、米沢牛すき焼きセットなどが当たる大抽選会を開催していました。
[写真:山形大抽選会(横浜F・マリノス戦)]
辺りをぶらぶらしていると、べにばな国体マスコット「たいき君」に遭遇! べにばな国体を知らない人たちが増えてきたためか、その風貌から、一部ではお米のキャラクターと間違われているようです。お手製のつや姫ユニを身にまとっているので、なおさらお米と間違われてしまうような...(^_^;)
地元紙の山形新聞は、J1残留の記念号外を5,500部作成し、入場ゲート付近などで配布しました。ゴール裏のFゲートでは配られておらず、いつもであれば入手できませんでしたが、この日は「たまたま」屋台村に行こうと思って一度スタジアムから出たため、偶然にも入手することができました (^^♪
山形新聞記念号外
(オモテ面)画像:PDFファイル
(828KB - PDFファイル)
山形新聞記念号外
(ウラ面)画像:PDFファイル
(983KB - PDFファイル)
×ばつ東北芸術工科大学スタジアムマップ」が設置されました。縦型と横型の巨大スタジアムマップに加えて、スタジアムプロンプターボード、スタジアムサインタワー、スタジアム案内ボードが学生によってデザインされました。正式にはこの試合から設置となっていますが、一部は前節の大宮戦から使われていました。
モンテディオ山形への応援募金も、この日で最後となりました。屋台村の奥、モンテディオレストベンチの向こう側では、サポーター有志がテーブルを置いて募金を呼びかけていました。募金に協力してくれた人には名前をコールするサービスをしていたのですが、大声で名前を呼んでもらうことが恥ずかしくて、顔を赤らめながら小走りに離れていく人も結構いました。
[写真:モンテ応援募金(横浜F・マリノス戦)]
サポーター有志が募金協力者の名前をコール
炎のカリーパン「対戦相手を喰っちゃおー」も最後を迎えました。オモテメニューは「シューマイ入り」、ウラメニューは「もち米肉団子入り」で、このほかに「小籠包入り」もあったようです。
そのとなりでは、揚げ饅頭やラーメンも販売していました。尾花沢牛ラーメンには、スイカ(西瓜)のぺそら漬けが入っているのがユニークでした。
海保理事長には、鹿島アントラーズでの経験を惜しみなく発揮していただいて、モンテディオ山形をJ1のチームへと導いていただきました。地元紙の山形新聞では、健康問題を理由に今季での退任が報道されていました。まだまだ引っ張っていって欲しいと思っていたので、非常に残念です。
試合終了後、午後5時35分からセレモニーが開催され、海保宣生(かいほ・のぶお)理事長、小林伸二(こばやし・しんじ)監督、宮沢克行(みやざわ・かつゆき)キャプテンがあいさつしました。シーズン途中、海保理事長の檄文がWebサイトやメールマガジンで何度か表明されましたが、シーズン最後には、これまでで最高のメッセージが伝えられました。小林監督からは、来年の補強を暗示するようなあいさつが、宮沢キャプテンからはチームチャント「KAMIKAZE」のフレーズを引用したあいさつがありました。
<KAMIKAZE>
どんな時も 俺達は唄うのさ 山形の歌を
ラララララーララララーラ
今 この気持ち 誰にも止められない
俺らの誇り 俺らの全て
モンテディオ山形
みなさん、あれほど楽しみだったJ1のステージ、もう終わっちゃいました。早いですね。リーグ戦34試合、カップ戦6試合、天皇杯2試合、42試合を精一杯応援していただいてありがとうございました(スタジアム中から拍手)
小林監督以下、コーチングスタッフ、そして選手一同、見てやってください。戦前の予想は断トツの最下位。ざまぁみやがれってんだ!(スタジアム中から拍手と大歓声)ざまっみやがれ!15位ですよ、15位! みんな褒めてやってください(スタジアム中から拍手)
この選手たちは今シーズン一緒に戦ってみて、わたしは敬意を評します。そして一緒に戦えたことを誇りに思います。ありがとう!
だけどまだ、観客動員数で18チーム中16位です(スタジアム中から苦笑) J1のクラブにふさわしい、観客動員力をつけなければいけません。来シーズンは少なくとも平均15,000人!(スタジアム中から大歓声)みんなの力で成し遂げましょう!
最後にほんとうに熱い熱いご声援ありがとう〜!
(海保!海保!海保!とゴール裏から海保コール)
みなさん、寒いなか今日はありがとうございました。サポーターのみなさん、スポンサーのみなさん、1年間応援・ご支援ありがとうございました。(拍手)
今年1年、J1でやることができました。なかなか厳しいリーグでしたけど、みなさんの熱い応援で、どうにか乗り切ることができました。早いもんで2シーズン前、忘れもしません、3月の20日、ホーム開幕、J2にあがった岐阜にわたしたちチームは大敗をしました。そこから2年、みなさんがわたし、スタッフ、選手を信頼してくれました。おかげで少しずつ力をつけることができました。来年は楽しい、楽しいJ1でまたやれます。(拍手)
J1定着ということをあげてます。チームは今日も精一杯やるんですけど、まだまだ勝ちきれません。来年はもう少し戦いで勝てるチームになりたいと思います。(拍手) どうか、今年以上の力をより一層チームに、クラブにください(拍手)よろしくお願いします。2009年のシーズン、ほんとうにありがとうございました。本当に個人的にも...と思っています。ぜひ...のチームを応援してください。きょうは本当にありがとうございました。
(小林山形!小林山形!小林山形!とゴール裏からコール)
今年も1年、ほんとうに熱い応援をしてくれたサポーターのみなさん、ありがとうございました(拍手) また、チームに支援、ご協力いただいたさまざまな方々に感謝いたしたいと思います。ありがとうございます。(拍手)
チーム初J1ということでタフな試合が続きましたが、監督はじめスタッフ、選手全員の力、そしてサポーターのみなさんの後押しがあって、今年目標のJ1残留を決めました。ありがとうございます。(拍手)
来年も楽しくそして厳しいシーズンになりますが、俺らの誇り、俺らの全て、そう思っていただけるよう、強く思っていただけるよう、これからも頑張っていきたいと思います。(拍手)
来年もモンテディオ山形を、そして選手おのおのの応援をどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます。(拍手)
(宮沢!宮沢!男前!とゴール裏からコール)