神奈川県川崎市の等々力陸上競技場で8月23日に行われたサッカーJ1第22節・川崎フロンターレ対モンテディオ山形で「天童市大物産展」が開催されました。これは川崎側からの依頼を受けて企画されたもので、ホームタウンTENDO推進協議会が実施しました。会場では、玉こんにゃくや中玉トマト、ミニトマト、もも、ぶどう、なす、きゅうり、揚げ饅頭の販売や、駒積み合戦in川崎、花笠音頭の披露(BAD君とサッカーマンも参加!)なども行われました。さらには、モンテディオ山形のマスコットキャラクターの1人「モンテス」の巨大エアドームがアウェイ初参戦し、在京のモンテディオ山形サポーターだけではなく、川崎フロンターレのサポーターたちにも大いに喜ばれたようです。
モンテディオ山形そして天童市がアウェイの地でどのような印象で受け止められるのか直接確認できる良いチャンスでしたが、残念ながら、今回は仕事の関係で参戦することができませんでした...。新聞報道やJリーグ公認ファンサイト「J's GOAL」で確認する限り、反響は上々だったようです。ホームタウンTENDO推進協議会の出張物産展は大宮戦に続いて2度目になりますが、もしかすると、今後もオファーがあるかも?!
サッカーJ1のモンテディオ山形は、8月19日に天童市のNDソフトスタジアム山形でFC東京都との第22節に臨みました。山形県内は夏休み最後の日でしたが、東京のほうは8月いっぱいおやすみだそうで、お昼ごろには、赤青(FC東京のチームカラー)の小物をつけた親子連れがJR天童駅前を散策する姿がありました。
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JR天童駅から天童温泉に向かう通りに掲げられた、FC東京を歓迎するノボリ旗。
平日午後7時キックオフということで、スタジアムには試合開始ギリギリでの到着になってしまいました。いつもであれば試合前から屋台村でまったりと過ごすのですが、この日は「『炎のカリーパン』対戦相手を喰っちゃおー」を購入するのがやっと...。ゲットできたのは以下の3種類ですが、これ以外にも、ウラ2メニュー「バナナ入りカリーパン(「東京ばなな」にちなんで?)」「いなご入りカリーパン(どこのアウェイ戦でもスタジアムグルメを食べつくしてしまうというFC東京サポーターの食べっぷりにちなんで)」の2種類と、FC東京のスポンサー「味の素」のマヨネーズを使った「カリーパンサンド」があったようです。
「モンテDe夏祭り」第3弾のこの日は「ケイアンズナイト」! クイーンズランド州観光公社、コンチネンタル航空、JTB東北山形支店の協力で実現した企画で、試合前には、オーストラリアの先住民・アボリジニのウォーレン・クレメンツさんが、伝統的な楽器「ディジュリドゥ」を演奏したり、ブーメラン投げややり投げを披露しました。
モンテディオ山形公式サイトによると「ウォーレン・クレメンツ(Mr.Warren Clements):19年間にわたり自らのルーツである先住民族アボリジニの文化を踊り・演奏によって伝えている。現在は主に、オーストラリア・ケアンズでは、ジャプカイ・アボリジナル・カルチャー・パークでダンサーとして活躍中。アボリジニには様々な部族があり、彼はワカマン(川の人)族&クンジェン(鳥の精)族の子孫」だそうです。
ハーフタイムには、モンテディオ山形の勝利をお祈りし、渡辺匠(わたなべ・たくみ)選手、坂井将吾(さかい・しょうご)選手と共に勝利のダンスを披露しました。すると、FC東京サポーター席からは「もう1回!もう1回!」コールが(笑) アンコールに応えることなくピッチをあとにしたウォーレンさん、その「本物さ」がそのあと証明されることになります。
FC東京は、リーグ戦1巡目、ナビスコカップとこれまで2度対戦していますが、いずれも敗れてます。そんな相手に後半40分、左サイドを駆け上がったDF石川竜也(いしかわ・たつや)選手がクロスをあげると、一度はクリアされるものの、そのこぼれ球をDF小林亮(こばやし・りょう)選手がゴール前にピンポイントのクロスをあげ、待ち構えていたFW長谷川悠(はせがわ・ゆう)選手がディングシュート! 前半を0対0で耐え、後半に得点して逃げ切るというモンテディオ山形らしい勝ち方で勝ち点3をもぎとりました。試合後のヒーローインタビューでウォーレンさんが再び姿を現すと、「次の試合も来てくれ〜」といわんばかりにスタジアム中から大きな拍手が沸き起こりました。
平日の試合ながら観客数が1万人を超えたことについて、海保宣生(かいほ・のぶお)理事長の「平日で1万人は、昨年までは考えられなかったこと。これがJ1」とのコメントが山形新聞に掲載されていました。選手たちを後押しするため、「J1定着」を目指すため、さらなる盛り上がりでスタジアムを「2万人の青」で埋め尽くしましょう!
今年度、天童市はすべての小中学校のトイレを洋式化する予算を確保し事業に取り組んでいますが、その話題が8月15日付けの山形新聞に取り上げられました。トイレ関連企業6社で構成される「学校のトイレ研究会」によると、2008年に新築された自宅の98%、事務所や店舗の95%が洋式トイレを導入しているそうです。そのため、入学したての小学1年生を中心に「和式トイレの使い方が分からない」「和式トイレが怖くて用を足せない」といった声が聞かれるようになったそうです。
さらに
このような状況から、天童市では国の「地域活性化・経済危機対策臨時交付金事業」の1つとして小中学校のトイレの洋式化に着手することを決めました。事業費は5,330万円、うち国費が約4,670万円、市費は660万円程度になる見込みで、小学校12校、中学校4校、合わせて223ヶ所のトイレスペースに最低1つの洋式トイレを整備する方針です。工事は10月中に完了する予定です。
足をケガしたり骨折したりしたときに、苦労して用を足したことがある方もいらっしゃると思います。そういう点からも、最低1つは洋式トイレがあることが望ましいですね。