寺津地区体育指導員会の主催による冬期スポーツ教室「モンテディオ山形の親子サッカー教室」が、2月15日に市立寺津小学校体育館で行われました。教室には、寺津児童館の園児2名と小学生13名、そして保護者ら12名が参加しました。モンテディオ山形からは、育成・普及セクションスタッフの都修一(みやこしゅういち)スクール・普及活動コーチがいらっしゃいました。
まず最初は、ボールを持ったまま走り回るゲームをしました。ボールに慣れることとウォーミングアップを兼ねる、という意味があるのかもしれません。続いて、走り回ってできるだけ多くの人とボールを交換するゲームをしました。ボールを交換する際には、お互いに名前を呼び合う「ルール」があります。参加者同士で仲良くなるための意味合いもあったのかもしれません。
[写真:ボール交換する子どもたち]
手に持ったボールをいろんな人と交換するゲーム
その後、ボールを投げ上げて片手でキャッチしたり、右や左に一回りしてからキャッチするゲーム、開いた足のまわりを手を使ってボールを回す練習をしました。そしていよいよ、足でボールに触ります。まずは、ボールの上に片足ずつ乗せる練習、そして次は笛とともにボールの上に交互に足を乗せる練習をしました。
大人たちは、最初のうちは手加減の意味合いもあってか、ちょっと引き気味に参加したり子どもたちにボールを回したりしていました。しかし、次第次第に子どもたちよりも大人たちのほうが夢中になっていき、積極的にシュートしていく姿がありました。
(写真左)
サッカー教室終了後には、都修一コーチが参加者1人1人(子どもも大人も!)と握手したあと、モンテディオ山形のシールをプレゼントしてくださいました。
(写真上)
なかにはモンテディオ山形のレプリカユニフォームを持ってきていて、記念に「みやっち」のサインをもらう子どももいました。
暖かい日差しに包まれたバレンタインデーのこの日、例年にない雪の少なさもあって、2月半ばにして田んぼの雪がすっかり消えてしまいました。日中に田んぼでエサを探す白鳥たち、寺津沼でカモたちとエサを奪い合う白鳥たちの姿も、あと少しで見納めになりそうです。
サッカーJリーグ開幕まであと1ヶ月となりましたが、モンテディオ山形の本拠地・天童市の天童温泉が、サポーター向けの割引を行うと2月11日のNHK山形のニュースで報道されました。対象となるのは、天童温泉の11の旅館とホテルです。観戦チケットの半券をフロントに提示すると料金を15%割り引くというサービスで、今回の取り組みはモンテディオ山形を支援するとともに温泉街の活性化と図ろうとするものです。
サッカーJ1モンテディオ山形のホームゲームは、3月14日から合計17試合行われる予定です。
「中学生技術・家庭科ロボットコンテスト」が2月11日に天童ターミナルビル「パルテ」で開催され、その様子が山形テレビ(YTS)ニュースで放送されました。このコンテストは東村山地区小中学校教育研究会技術・家庭科部会が主催したもので、東村山地区の5つの学校から授業で技術家庭科を選択した2年生、合わせて40人が参加しました。ロボットは重さ5キロ以内、制限時間の2分以内に中央にあるフィルムケースと将棋駒をどれだけ多く自分の陣地に運ぶことができるかで点数を競うというルールで行われました。特にフィルムケースと将棋駒を持ち上げるところは勝敗に影響するとあって、趣向を凝らして製作されたロボットが数多くあり、シャベルやアクリル板を使ったものもありました。
ロボットが途中で動かなくなるアクシデントに見舞われるチームがある中、天童市立第三中学校のチームが予選リーグから7試合すべて勝ち抜き、優勝を果たしました。
寺津地域づくり委員会の親子料理教室「〜お菓子をつくろう〜」が、2月11日に天童市立寺津公民館で行われました。先生役は、大石ヨシ子(おおいし・よしこ)会長さんをはじめとした婦人会のみなさんです。「子どもたちでも簡単につくることができて、なおかつオイシイお菓子といったら...」と検討に検討を重ねた結果、クッキー、バナナボート、小さなパングラタンの3種類をつくることにしました。
料理教室には、寺津地域の小学生や保護者などおよそ20名が参加しました。なかには小学校に入る前の子どもたちもいましたが、お兄ちゃん・お姉ちゃんと一緒になってお菓子つくりを楽しみました。日頃から料理の手伝いをしているのか、どの子どもたちも手際よく、テキパキとお菓子をつくっていきました。
全員分のお菓子ができたあとは、和室に移ってみんなでおしゃべりしながら会食しました。子どもたちからは
「やまがたの和牛増頭振興大会」が2月9日に天童ホテルで開催されました。これは、和牛の繁殖雌牛や肥育素牛(子牛)の生産頭数が減少する中、質の高い山形牛の生産拡大を目指すために県挙げた運動を展開・推進する組織「やまがたの和牛増頭戦略協議会」が主催しているものです。大会には県内外の生産農家や行政関係者などおよそ300人が参加し、山形県の増頭戦略の事例発表や、連携事業に取り組む宮崎県の関係者による講演、質の高い和牛生産の環境づくりや肥育技術などについての意見交換会が行われました。
「やまがたの和牛増頭戦略協議会」では、2007年から年間200頭の繁殖雌牛の増頭運動に取り組みはじめ、2006年時の繁殖雌牛4,560頭から、県酪農・肉用牛生産近代化計画の最終年次の2015年時に6,310頭まで増やす計画です。その結果、2007年は前年より230頭増え4,790頭、2008年はさらに480頭増加し5,270頭と、年間の戦略目標を大幅に上回る増頭数を記録しています。山形県畜産室は、ここ2年は米価下落などで畜産経営が注目され、肥育素牛や繁殖雌牛の生産への期待が高まったことが大幅増産につながったと分析しています。
また、山形県は増頭運動を支える種雄牛の造成事業に着手し、昨年、山形県が誇る但馬系種雄牛の「安秀165(やすひで)」と、全国的に評価の高い宮崎県の但馬系種雄牛「安平(やすひら)」の精液を交換しました。ともに高い能力を誇る但馬系の血統を県外から導入して、肉質とうまさに優れている種雄牛の育成を目指します。