サッカーJ2の第45節、モンテディオ山形は天童市のNDソフトスタジアム山形に水戸ホーリーホックを迎え、J2ラストゲームを戦いました。すでに前節でJ1昇格を決めているモンテディオ山形では、選手と一緒にJ1昇格の喜びを分かち合おうと、スタジアム売店がお祝価格での販売を行ったり、天童温泉の宿泊券がプレゼントされたり、J1昇格記念グッズの予約販売が行われたりと、お祝いムード一色でした。
水戸とのおなじみのコール合戦。ユアテックスタジアム仙台での「事件」の影響でどうなるか心配されましたが、今回も実現しました。ゴール裏から「ホーリーホック」と呼びかけすると、反対側から「やまがた〜ディオ」と返答。続いて「ぬけがけごめんね」と呼びかけると「(J1で)待ってろ山形」と返答。拍手が沸き起こるなか「待ってる〜水戸」と呼びかけると、すかさず「帰ってくるな」と返答され、大喝采となりました。「行ってきます、行ってきます」と呼びかけると、ハッキリどう返されたのか分からなかったものの「そう簡単には行かせない」的な返答があったようです。それに対して「空気読め、空気読め」と呼びかけると「そっちこそ、そっちこそ」と返され、周り中から苦笑いが...。「まぁたしかになぁ〜」とみなさん思っていたのでしょう(苦笑) そして「FC水戸」と呼びかけしているなかキックオフの時間がやってきて、コール合戦は終了となりました。
試合は前半、水戸に何度もゴールをおびやかされましたが、今シーズンを象徴するような全員での堅い守備できっちり抑えました。そして、MF宮沢克行(みやざわ・かつゆき)キャプテンからの左クロスを中央でFW長谷川悠(はせがわ・ゆう)選手がシュート! しかし、ボールにうまく当たらず真上に上がってしまいましたが、そのボールを走りこんできたMF北村知隆(きたむら・ともたか)選手に渡しシュート! 低軌道の弾道シュートがキーパーの股を抜き、ゴールを決めました。
後半からは今季で退団する本橋卓巳(もとはし・たくみ)選手が出場し、クロスにドリブルにと大活躍を果たしました。サポーターも寒さに絶えながら声援を送り、結果1対0でJ2でのラストゲームを白星で終えました。
「対戦相手を食っちゃおう!」で毎度おなじみのカリーパン、この日は対戦相手の水戸にちなんで納豆入りカリーパンです。加えて、この日はモンテディオ山形のJ1昇格を記念して、「紅白炎のカリーパン」と「紅白まんじゅう」がそれぞれ限定100個、販売されました。
モンテディオ山形J1昇格記念「紅白炎のカリーパン」は1箱500円、「紅白まんじゅう」は1箱200円で限定100個が販売されました。「紅白のパンってどんなの?」とすごく疑問に思いましたが、開けてビックリ!具もパン生地もきちんと赤くなってました。
気温3.8度に雨と風、そして後半途中からは雪と、観戦するのも大変な天気でしたが、モンテディオ山形の「J2卒業式」をこの目で見届けようと、8,643人のサポーターがスタジアムに駆けつけました。
ロイヤルボックス席には、熊本戦に引き続いて斉藤弘(さいとう・ひろし)山形県知事が応援に駆けつけました。そして、J1昇格のお祝いの言葉を述べるとともに、今後ますますの支援・協力を呼びかけました。
天童市議会議員補欠選挙の立候補予定者説明会が、12月4日に天童市役所で行われました。説明会には、立候補を予定している
天童市議会議員補欠選挙は、2つの議席を巡って天童市長選挙とおなじ12月21日(日)投開票で行われます。12月2日現在の有権者数は51,001人(男24,572人、女26,429人)ですので、投票率が70%程度だとすると、およそ35,000票の奪い合いになります。
天童市長選挙へ立候補を表明していた海鋒孝志(かいほこ・たかし)県議が、12月3日に阿部信矢(あべ・のぶや)山形県議会議長に辞職願を提出し、本会議で許可されました。阿部議長は山形県選挙管理委員会に天童市区(定員2名)の欠員を通知し、来年1月25日(日)投開票で行われる県知事選挙に合わせて県議会議員天童市区補欠選挙が行われることが決まりました。
これを受けて、県議会議員天童市区補欠選挙に出馬表明していた森谷仙一郎(もりや・せんいちろう)天童市議も、小沢精(おざわ・ただし)天童市議会議長に辞職願を提出しました。森谷市議の辞職は12月4日に行われる本会議で許可される見通しです。そして、これによって12月21日(日)投開票で行われる天童市議会議員補欠選挙は、欠員2名で行われることになります。
12月2日現在の天童市の有権者数は51,001人(男24,572人、女26,429人)です。
天童ターミナルビル「パルテ」内にある天童市民プラザが、ボランティア出前講座をスタートしました。天童市民プラザでは、音楽や踊り、手芸、ヨガなどざまざまな講座を通して市民の生涯学習活動を推進しています。そして、生涯学習の楽しさを広く紹介するとともに地域貢献にもつなげようと、今回、初めてボランティア出前講座を企画しました。講座は全部でおよそ80ありますが、このうち20講座の受講生と講師らが、学校や福祉施設に直接出向いて発表や指導を行うものです。
出前講座は原則無料で、12月から募集を始めました。天童市民プラザ館長の斎藤俊昭さんは「さまざまな講座がそろってこうした活動を行うのは県内でも例がないはず。ぜひ、多くの人に利用してもらいたい」とコメントしています。(連絡先:天童市民プラザ TEL 023-654-6200)
天童市が整備を進めてきた足湯(温泉ポケットパーク)が完成し、12月1日(月)午後2時から安全祈願祭が行われました。場所は天童温泉の入り口にあたるホテル王将前です。ポケットパークには、足湯のほか四阿(あずまや)と水飲み場が備えつけられて、源泉から毎分約9リットルの温泉を引き込んでいます。
安全祈願祭には、天童温泉協同組合、地元町内会、商店街、行政関係者などおよそ50名が出席して行われました。遠藤登(えんどう・のぼる)天童市長と伊藤彰(いとう・あきら)天童温泉協同組合理事長が「待望久しい2ヶ所目の足湯がオープンした。天童温泉の活気を取り戻す新たな名所として末永く利用されることを期待する」とあいさつしました。
足湯は、2007年4月12日にオープンした鍬ノ町(くわのまち)ポケットパークに続いて2つ目になります。いずれの足湯とも、午前6時から午後9時まで、年中無休で利用できます。足湯はさらにもう1つが道の駅「天童温泉」に整備中で、来年1月半ばにオープンされる予定です。
