天童のニュース(平成20年7月・第2週)
2008年7月11日(金) 天童市長、「合併ありき」でのトップ会談を拒否
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市川昭男(いちかわ・あきお)山形市長が7月10日に天童市役所を訪れ、遠藤登(えんどう・のぼる)天童市長と合併について会談しました。市川・山形市長は、6月18日の市議会定例会、6月23日の定例記者会見で、広域合併に対する積極的な姿勢をあらためて表明しています。山形市では「天童市抜きの合併は考えられない」というスタンスがあるようで、まず、合併に否定的な天童市の意見を聞いてから上山市、山辺町、中山町の各首長と会談することにしたようです。
会談は非公開でおよそ1時間行われました。会談後のコメントは以下のとおりです。
遠藤登・天童市長のコメント
- 議会や市民から合併を求める声が上がっていない現時点で、合併ありきの話し合いはできない。(合併と)事を構えず、せっかくある広域行政協議会の中で広域連携の在り方を話し合えばいい。[山形新聞]
- (合併と)事を構えないことが大事。市民の間で、合併をしていこうという話になっていない。[河北新報]
- 合併を前提としない議論には応じる。合併にこだわらず、連携のあり方を探りたい。市民から(合併を求める)声は上がっていない。[朝日新聞]
市川昭男・山形市長のコメント
- 連携を深めていくという点では一致した。広域連携を進めるには合併という手段もあるだろうし、連携を深める協議の中で合併が議題に上ることもあるだろう。今回の天童市の回答で合併議論が後退したとは思っていない。上山、山辺、中山の首長にも直接合い、意見を聞いていきたい。[山形新聞]
- 今後、広域連携の在り方を検討する中で合併の話が出てくる可能性もある。連携をさらに深めていくのはいいことだと思う。[河北新報]
- 協議会で新たな事業などを通じて連携を強める中で、合併が出てくることはあり得る。[朝日新聞]
山形市、天童市、上山市、山辺町、中山町のあいだでは以前から山形広域行政協議会という組織があり、いろいろな行政課題に対して「共同戦線」をとってきた経過があります。天童市長・山形市長とも、広域連携の強化については前向きな回答をしています。今後は、合併ではなく、山形広域行政協議会において各首長が広域連携について意見交換することで両市長が合意しました。
- (関連ページ)
- ■しかく天童のニュース:広域合併(周辺市町の動き)
- http://www.ikechang.com/news/news720.htm
2008年7月10日(木) オリンピック女子新体操団体、三沢樹知選手が表敬訪問
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写真:三沢樹知(みさわ・なち)選手]
武田貞夫・天童市副市長と握手する三沢樹知(みさわ・なち)選手
天童市出身で北京オリンピック・女子新体操日本代表のキャプテンを務める三沢樹知(みさわ・なち)選手(18歳)が、母校・山形県立山形北高等学校での壮行式に臨んだあと、天童市長を表敬訪問しました。天童市役所には多くの市民がかけつけ、「がんばれ!新体操日本団体」「世界に舞え!三沢樹知選手」という横断幕を掲げて三沢選手の登場を心待ちにしていました。
三沢選手は「本日は御忙しい中、わたくしのためにお集まりいただきありがとうございました。北京オリンピックまでのこりわずかとなったんですが、1日1日大切にして、自分たちの力を精一杯発揮できるようにしてきたいのと、あと、天童市を中国に広められるようにがんばってきたいと思います。」と抱負を述べました。三沢選手は7月10日の夜に東京都内に戻って代表チームの強化合宿に合流し、ブルガリアで開かれる国際大会に出場したあと、8月14日に中国入りする予定です。
- (関連ページ)
- ■しかくオリンピック女子新体操団体、三沢樹知選手らが演技を披露 (2008年06月28日)
- http://www.ikechang.com/news/2008/news0806j5.html#080628
- ■しかく天童のニュース:スポーツ全般
- http://www.ikechang.com/news/news890.htm
2008年7月8日(火) パイオニア、栗原恵選手と多治見麻子選手が北京オリンピック代表に
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日本バレーボール協会が、北京オリンピック女子代表選手12名を7月8日に発表しました。パイオニアレッドウィングスからは栗原恵(くりはら・めぐみ)、多治見麻子(たじみ・あさこ)、庄司夕起(しょうじ・ゆき)の3選手が代表候補として北京オリンピック世界最終予選兼アジア予選に参加していましたが、このなかから、栗原恵選手と多治見麻子選手が代表メンバー入りを果たしました。また、山形県関係者としては、高橋みゆき選手も代表メンバーに選ばれています。
- 栗原恵(くりはら・めぐみ)選手のコメント
- 候補と代表では立場が違う。アテネの悔しさを胸に頑張る。
- 多治見麻子(たじみ・あさこ)選手のコメント
- 年齢的に最後のオリンピック。今までの経験で得たものを出し切り、日本に貢献したい。
- 高橋みゆき(たかはし・みゆき)選手のコメント
- ずっとオリンピックを目指してやってきた。今まで育ててくれた古里・山形の人たちの声援に応えられるよう頑張りたい。
オリンピックへの出場経験は、栗原恵選手と高橋みゆき選手は2004年のアテネ大会に続いて2回目、多治見麻子選手は1992年のバルセロナ大会、1996年のアトランタ大会に続いて3回目になります。
- (関連ページ)
- ■しかく天童のニュース:パイオニアレッドウィングス
- http://www.ikechang.com/news/pioneer.html
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