天童市内では先週から最高気温が20度前後まで上がる日が何度かあり、ゴールデンウィークを前に「春の陽気」を通り越して初夏のような天候が続いています。天童市は、将棋駒だけではなく果樹についても山形県内・日本国内トップクラスの生産量を誇ります。天童市の西部「天童最上川温泉ゆぴあ」がある寺津(てらづ)地区や蔵増(くらぞう)地区をはじめとして、市街地をちょっと離れると、あちこちで白やピンクの花々を目にすることができます。もし、ゴールデンウィークの予定がまだお決まりでなかったら、「お花見」ドライブと温泉で「天童最上川温泉ゆぴあ」にでかけてみてはいかがでしょうか?
サッカーJ2の第9節、モンテディオ山形は天童市のNDソフトスタジアム山形でアビスパ福岡と対戦し、0対0で引き分けました。この結果、勝ち点12で順位は15チーム中8位、J1昇格圏内の3位とは勝ち点差3です。試合は攻守ともにモンテディオが優勢で進めたものの、最後の最後で得点につながらずちょっともどかしいところもありましたが、「とりあえず引き分けで終わって良かった」という感想でした。
試合の結果も気になりますが、もっと気になる入場者数は3,012人...。この日試合が行われたJ1・J2のなかで最も少ない人数でした。今季からは、マスコット「ディーオ」の着ぐるみがお目見えしてファンサービスに励んでいます。この日は試合前に「もんてらんど」でサインをしたり、山形北高チアリーダー部「B☆SPARKY」と競演したり、試合後にはスタジアムの出口で来場者のお見送りをしたりと、終始大活躍でした。スタジアムに足を運んだ人はとても楽しめているのですが、ファンの新規開拓のためには、なにか別の新しい方法が必要なようです。
芳賀土地区画整理事業に関連した負担金6,000万円が平成20年度天童市当初予算から削除された問題で、天童市は4月24日に開かれた天童市議会臨時会にこれを盛り込んだ補正予算案を提出し、賛成16・反対5(鈴木照一議員、狩野佳和議員、伊藤和子議員、石垣昭一議員、佐藤正男議員)の賛成多数で可決されました。
3月定例会では「十分な説明がない」「予算額の算出根拠額が不明確」という批判があったことから、市は4月に入ってから市議会各会派に対して、芳賀土地区画整理事業における2008年度の補助対象事業や「わくわくランド」の観光交流センターの概要について説明を行ってきました。今回は「議会側への説明を続け、提案できる環境が整った」ということから、補正予算案の提出に踏み切りました。可決されたのは芳賀土地区画整理事業の市負担金6,000万円と、(仮称)観光交流センター建設工事費の3,950万円です。これ以外の北久野本地区に整備する防災公園用地の土地購入費、舞鶴山の民有地購入費、天童民芸館の土地・建物購入費について、市は引き続き説明を行っていくこととしています。
2008年5月8日加筆
佐藤正男議員は2008年3月26日付で議会運営委員の辞任届を議長に提出し、同日付で許可されました(後任には山崎諭議員が選任されています)。また、政和会から脱退し、無会派になりました。
天童市役所南側を流れる倉津川(くらつかわ)沿いで、シダレザクラのライトアップが4月19日から始まりました。これは2006年(平成18年)から天童温泉協同組合が行っているもので、今年は「人間将棋」1日目の4月19日からゴールデンウィーク最終日の5月6日まで行われます。3年目を迎えた今年は、これまでよりもライトアップする区間がおよそ200メートル延長され、温泉神社そばの「飛車橋」(ひしゃばし)から天童市民文化会館そばの「あゆみ橋」までになりました。この日は地元紙の山形新聞で紹介されたこともあってか、天童市民はもとより浴衣を羽織った多くの観光客が、カメラを片手に桜並木を散策していました。
[写真:倉津川のシダレザクラ(昼:温泉神社から市役所方面)]
温泉神社付近から天童市役所方面を撮影(撮影:2008年04月22日 12:50)
[写真:倉津川のシダレザクラ(夜:温泉神社から市役所方面)]
温泉神社付近から天童市役所方面を撮影(撮影:2008年04月22日 19:52)