第57回山形県農林水産祭が山形県総合運動公園特設駐車場で始まりました。これは昨年までの「農林水産祭ふれあい広場」を改称して、「山形のおいしさ満彩(まんさい)めしあがれ」をテーマに「秋の食彩まつり」「山形県林業まつり」「やまがたフラワーフェスティバル2007」の合同イベントとして行われているもので、今回は「第30回やまがた米まつり」も同時に開催されています。会場では山形県内の43団体が出店して旬の野菜や果物を販売したり、県産木材を使った工作や箸づくりなどを体験することができます。イベントは10月13日が午後0時から午後4時まで、14日は午前9時から午後3時まで開催されています。
本航空の大西誠・執行役員旅客営業本部副本部長が山形新聞社を訪問し、相馬健一・山形新聞・山形放送会長、黒沢洋介・山形新聞社長、園部稔・山形放送社長、佐藤昭一・山新観光社長と懇談しました。その中で大西氏は山形−東京便について以下のように触れ、増便に向けて努力していく考えを示しました。
天童の特産品「ラ・フランス」の収穫が10月10日から始まりました。ラ・フランスは洋ナシの一種で、収穫したあと冷蔵庫で寝かせて追熟させるのが特徴で、多くの農家が天童市農協のラ・フランスセンターに出荷しています。天童市が全国一の生産量を誇っていますが、9月に来襲した台風9号の影響で半数以上のラ・フランスが被害を受けたため、今年の出荷見込みは当初のおよそ2,500トンから1,300トンに大きく下方修正されました。集荷の受付は10月20日までで、早出しのものは10月19日に県内外の市場に向けて初出荷される予定です。
台風9号によって被害を受けた農家に対して、天童市と天童市農協は、資金融資を受けた際の利子を全額負担・補給することを決めました。これは天童市と天童市農協が独自に行うもので、農家が農業経営支援資金の融資を受けた場合、基準金利2.25%のうち天童市農協が1.25%を負担し残り1.00%を天童市が補給するものです。これによって、農家は実質的に無利子で融資を受けることができるようになります。融資限度額は300万円で、貸し付け期間は5年間となっています。11日に行われた市議会臨時会において、利子補給のための補助金を含めた一般会計補正予算が可決されことを受け、天童市農協では10月12日から貸し付けをスタートし、12月28日まで融資の申し込みを受け付けます。
市川昭男(いちかわ・あきお)山形市長は、市議会本会議において市議から出された合併に関する質問に対し、「合意形成の状況によっては、3市2町にとらわれない枠組みも選択肢の1つになり得る」と答えました。先の市長選挙において、市川市長は3市2町による合併推進を公約に掲げていましたが、「合併は地方分権の受け皿づくりであり、最大の行財政改革の手法。合併特例債がなくても実現しなければならない。」という主張を以前から行っていましたので、3市2町による合併協議がうまくいかないようなら合併できる組み合わせで話を進めたい、ということなのかもしれません。市長選後の9月19日には遠藤登(えんどう・のぼる)天童市長を含めた各首長と合併について懇談していますが、「(周辺の各首長の)スタンスはそれぞれ違うが、次期をとらえて話し合うということでは一致していると思う。しかし、どの時期に、という点で差異はあろう」と答え、「共通認識を持ち、機会をとらえて話し合いを進める」と述べました。
プロ野球のセントラル・リーグの全日程が10月9日に終了し、天童市出身のプロ野球選手・広島東洋カープの栗原健太(くりはら・けんた)選手は、初めて規定打席到達での打率3割を達成しました。今シーズンの栗原選手は初めて全試合に出場し、25本塁打、175安打、92打点、打率3割1分を記録し、2000年に入団して以来、いずれの部門でも自己最高の成績を収めました。おなじく天童市出身で横浜ベイスターズの加藤武治(かとう・たけはる)投手は、8勝4敗1セーブで18ホールドポイントを記録し、中継ぎ部門で9位の成績を収めました。