山形空港で「飛び立て希望の空へ 山形空港2006」が1月7日(土)に開催されました。このイベントは、山形空港の利用拡大や観光PRのために東根市などが実行委員会を組織して毎年開催しているものです。今年は地元のよさこいグループ「舞夢華幻」(まいむかげん)の皆さんによるパフォーマンスや餅つき大会、果樹王国ひがしねプリンセスとのジャンケン大会、空港ビルの各テナントによる福引きセールなどが行われました。
| 順位 | 本数 | 景品 |
|---|---|---|
| 1等 | 1本 | 山形−東京ペア往復航空券 |
| 2等 | 3本 | 庄内豚ロース、山形牛もも、フルーツジャム詰合せ |
| 3等 | 5本 | 月山ワイン、大欅(日本酒)、ドレッシング詰合せ、フルーツソース詰合せ、だだったパイ(お菓子) |
| 4等 | 10本 | JALオリジナルTシャツ |
天童ターミナルビル「パルテ」で、新春恒例の「第5回新春もちつき大会・福袋販売会」が開催されました。イベント会場のパルテ1階では、まず餅つきが行われ、納豆餅とあんこ餅が訪れた家族連れなどに無料で振る舞われました。この日はパルテ共栄会の各テナントや「ひとつぼショップ」として天童中部小学校4年1組のみなさんも出店を並べ、特別価格で販売しました。
午前11時30分から発売された福袋には、30分以上も前から行列ができていて、毎年のことながら人気の高さがうかがえました。時間になりカランカランとカネが鳴らされると、あっという間に次々と買い求められ、すぐに完売してしまいました。
あてくじやラジコンコーナーなど、子どもたちも楽しめる内容だったこともあってか、いつもにも増して家族連れが多かったように思います。毎日毎日このぐらいの人手があれば、天童駅前も活気があっていいのですが...。子どもを対象にしたイベントであれば、必ず保護者もついてきます。定期的にこういう催し物があれば、パルテの各テナントも潤うかもしれませんね。
1月15日におこなわれる「第11回平成鍋合戦」に参戦する長井商工会議所青年部が、3連覇に向けて1月5日に試食会を開催しました。長井商工会議所青年部は「黒牛のすねかじり 出羽牛じる」という、デミグラスソースベースの洋風鍋で挑み、第9回(2003年)、第10回(2004年)と2連覇を達成しています。
鍋作りを担当している委員会「プロジェクト・N」は2005年4月から話し合いや試食会を続けた結果、今年は目玉となっている牛肉に手を加えることにしたようです。これまでは単に圧力釜で柔らかくするだけでしたが、今年はカツオやコンブなどで取っただし醤油に一晩漬け込むようにしました。試食会に参加したメンバーからは「柔らかくて深みがある」と大変好評だったようです。
記録的な大雪に見舞われている天童市では、12月末日の段階ですでに当初予算額を上回る除雪費がかかっていることが分かりました。市街地での積雪量が50cmを超えた12月26日、天童市は豪雪対策本部を設置し警戒態勢に入りました。その後、12月31日には降雪量53cmを記録し、積雪量78cm、累積降雪量は277cmにまで達しました。天童市は山形県内で最も雪の少ないことで知られていますが、今年は周りの市町村よりも逆に多くの雪が降っている状況で、除雪費の当初予算7000万円を上回る1億3000万円がすでに使われているそうです。
| 自治体名 | 当初予算額 | 執行済み額 |
|---|---|---|
| 天童市(てんどうし) | 7000万円 | 1億3000万円 |
| 山形市(やまがたし) | 3億3500万円 | 3億5000万円 |
| 米沢市(よねざわし) | 4億5000万円 | 1億4000万円 |
| 鶴岡市(つるおかし) | 3億3900万円 | 2億0400万円 |
| 酒田市(さかたし) | 2億0900万円 | 1億2900万円 |
| 新庄市(しんじょうし) | 1億5000万円 | 1億1200万円 |
| 寒河江市(さがえし) | 8420万円 | 8580万円 |
| 上山市(かみのやまし) | 3800万円 | 3800万円 |
| 村山市(むらやまし) | 3800万円 | 3800万円 |
| 長井市(ながいし) | 1億4750万円 | 9000万円 |
| 東根市(ひがしねし) | 1億7100万円 | 9100万円 |
| 尾花沢市(おばなざわし) | 9500万円 | 8990万円 |
| 南陽市(なんようし) | 1億0560万円 | 7500万円 |
上記の表「山形県内13市における平成17年度の除雪費」を見ると、天童市よりも雪が多いはずの上山市や村山市の予算が少ないのが目を引きます。これは
天童市では、昨年降ったのと同じ量の雪が12月の1ヶ月間だけで降っているそうです。過去最高の累積降雪量は489cm、最近では平成11年度(1999年〜2000年)に371cmを記録しているそうで、この年の除雪費は2億を超えたそうです。雪はこれからが本番になります。果たしてどれだけの雪が降るのか、考えるとちょっと怖い気がします。当面の課題としては、1月15日(日)に開催される「第11回平成鍋合戦」かもしれません。毎年イベント当日は大雪に見舞われていますが、いまの状況から考えると、除雪だけでは間に合わず、排雪までしなければならないかもしれません。
新春恒例となっている消防出初め式について、天童市は大雪を理由に中止することに決めました。今年は例年にない記録的な大雪に見舞われていて、会場としている市役所周辺の道幅が狭くなっていることや大雪に対して警戒することなどを理由に中止を決めました。当日は、各消防団ごとに、雪に埋もれてしまっている消火栓(1,334基)や防火水槽(502箇所)などを掘り起こしたり、雪害防止の広報活動を行うことにしています。
1月4日現在、天童市では積雪82cm、累積降雪量では311cmに達していて、12月の1ヶ月間だけですでに昨年降ったのと同じ量の雪が降っています。雪はこれからが本番です。今後は除雪した雪をどうやって処理するか、どこに捨てるのかということが問題になってくると思われます。