群馬県館林市で天童市の観光物産展がおこなわれました。これは館林市の市制施行50周年記念として開催された「たてばやし人間将棋」に合わせ、本場・天童市の物産展を開催して欲しいとの依頼を受けて開催されたものです。台風22号が接近しどうなることやらと心配しましたが、イベント当日は台風が太平洋にそれていったため晴天に恵まれ、会場は満員御礼状態だったそうです。天童市からは天童市観光物産協会が出店し、将棋駒や将棋にちなんだお菓子、名物の玉こんにゃくなどを販売しました。
館林市では「館林産業祭」が開催される11月20日(土)と11月21日(日)にも、天童市観光物産協会が出店する予定です。首都圏にお住まいの天童ファンの方は、足を運んでみてはいかがでしょうか?
天童市塚野目に建設された「新ラ・フランスセンター」が、10月8日から稼働を始めました。新しいラ・フランスセンターは全国初のラ・フランス専用集荷施設で、総事業費およそ18億円、2003年9月から工事が始まり2004年4月21日に落成しました。
(以下、JAてんどうWebサイトから引用)
土地造成や施設整備を含めた総事業費は約18億円。建物は、鉄骨造2階建て、延べ床面積約8千6百平方メートル。期間内の搬入数量3千2百トンを想定し、内部には、日量最大50トンを処理できる選果施設と最大入庫量2千4百トン規模(9室)の空冷式低風量型予冷貯蔵施設を導入。選果機は、糖度や硬度、内部褐変を自動判別する最新鋭の内部品質センサー付き2条型2系列バケット式を設置。最も多い中玉クラスの果実を分散式のベルトで仕分けし、選果口に集中するのを防ぐ工夫も盛り込まれます。また、消費者への信頼性確保に向け、生産・加工・流通経路を追跡できるトレーサビリティーシステムを構築。出荷する「ラ・フランス」1個毎に生産者番号を表示したバーコー貼り付けて消費地へ送り出すことを可能としています。
ラ・フランスは西洋ナシの一種です。デコボコしたいびつな外見とは裏腹に甘くてみずみずしい果物で、「見た目が良くない」と言う意味の山形の方言「みだぐなす(みだぐなし)」とも呼ばれたりします。天童市はラ・フランスの生産量が日本一で、将棋駒と並んで天童を代表するものの1つです。
今年のラ・フランスは糖度や大きさは申し分ないのですが、台風の影響や着果率の低さのため、去年に比べて3分の2ほどの収穫量しか見込まれていません。台風22号が接近すると言うことで、10月9日(土)には雨が降りしきるなか急いで収穫する畑が数多く見られました。初出荷は10月16日(土)におこなわれる予定で、年明けまで出荷作業が続けられるそうです。
天童市と友好都市になっている中国・瓦房店市(がぼうてんし)の人民政府訪問団第2陣が、天童市役所を表敬訪問しました。瓦房店市は中国・朝鮮半島にほど近い大連市から北におよそ100キロメートルに位置する人口102万人の都市で、天童市内の食品加工会社「ミクロ」との繋がりから2002年5月27日に友好都市となりました。天童市と同じく、将棋によるまちおこしをおこなっている熊本県玉名市とは、1994年10月6日に友好都市となっています。
今回来庁したのは閻世忠・瓦房店市人民代表大会常務委員会主任を団長とした計6名です。一行は10月6日の夜に仙台空港から天童に入り、10月7日には天童中部小学校や天童市農業協同組合のフルーツセンター、多田木工、ミクロを視察して、最後に天童市役所を訪問しました。
10月11日から10月20日までの全国地域安全運動を前にして、吉田敏雄・天童警察署長が遠藤登(えんどう・のぼる)天童市長に防犯メッセージを手渡しました。これは山形県防犯協会連合会会長、山形県暴力追放運動推進センター理事長、山形県警察本部長の連名のメッセージで、街頭犯罪の防止と暴力団の排除を重点に、期間中の運動推進を要請する内容です。これに対し、天童市長はJR天童駅前のビル「パルテ」1階の一部を改造し、地域防犯活動の拠点となる「民間交番」を設置する意向を示しました。
天童駅周辺への交番設置は、以前から周辺地域の住民などから要望が出されていました。しかし、天童警察署は予算等の問題もあり交番設置は不可能という姿勢をとってきました。「民間交番」ということは地域のボランティアの方々が対応することになりますので、24時間対応ができないなど、ホンモノの交番と比べるとできることはかなり限られると思います。しかし、すでに取り組んでいる事例を見てみるとそれなりの成果があがっているようですので、やってみる価値はあると思います。
ちなみに、将棋を通したお付き合いがある熊本県玉名市では、平成15年12月20日から取り組んでいるようです。天童市長のアイデアも、元ネタはもしかするとこの辺りかもしれません。
11月3日からのVリーグ開幕を前に、パイオニアレッドウィングスへパイオニア本社から新しい選手移動用の大型バスがプレゼントされました。昨シーズンのVリーグ初優勝を記念して贈られたこのバスは、50人乗りの座席を37席に改造し、長身の選手たちがゆったりと座れるようにイスの間隔を広げてあります。そして、バスの側面には、パイオニアレッドウィングスのマスコットキャラクターのワシのイラストや「RED WINGS」というロゴが描かれています。県外でも利用されるかどうかはわかりませんが、山形県内では確実に目にすることができるハズですので、「一目見てみたい!」という方は山形県内での試合に足を運んでみましょう。
現在、J1への昇格争いを演じているモンテディオ山形について、ホームゲームの入場者数が史上初めて10万人を突破したことが分かりました。今季はおとなりベガルタ仙台との対戦、通称「東北ダービー」が復活し、5月5日の第10節では史上最高の20062人の観客動員がありました。これまでで一番入場者数が多かったのは前回J1昇格争いを演じた2001年で、22試合で延べ96592人が山形県総合運動公園陸上競技場で観戦しました。今年は「東北ダービー」後もモンテディオが白星を挙げるたびに入場者数が増加するようになり、2001年の記録は9月18日に札幌と対戦した第34節ですでに塗り替えています。
10月16日(土)におこなわれる大宮アルディージャとの対戦は、どちらのチームにとってもJ1へあがるためには負けられない試合です。大宮からもたくさんのサポーターがかけつけることが予想されます。「ホームゲームなのにサポーターの数で負けた」なんてことにならないよう、みんなで声を掛け合ってスタジアムにかけつけましょう。
| 節 | 期日 | 対戦相手 | 入場者数 |
|---|---|---|---|
| 第2節 | 3月20日 | 水戸ホーリーホック | 6159人 |
| 第4節 | 4月3日 | 京都パープルサンガ | 4324人 |
| 第7節 | 4月24日 | 川崎フロンターレ | 3241人 |
| 第8節 | 4月29日 | ヴァンフォーレ甲府 | 4343人 |
| 第10節 | 5月5日 | ベガルタ仙台 | 20062人 |
| 第12節 | 5月15日 | サガン鳥栖 | 3934人 |
| 第14節 | 5月22日 | コンサドーレ札幌 | 4162人 |
| 第16節 | 6月5日 | 横浜FC | 4174人 |
| 第18節 | 6月20日 | アビスパ福岡 | 2964人 |
| 第20節 | 6月26日 | 湘南ベルマーレ | 4739人 |
| 第22節 | 7月10日 | 大宮アルディージャ | 3335人 |
| 第24節 | 7月27日 | 川崎フロンターレ | 3572人 |
| 第26節 | 8月8日 | 京都パープルサンガ | 4780人 |
| 第27節 | 8月11日 | ベガルタ仙台 | 12270人 |
| 第29節 | 8月21日 | ヴァンフォーレ甲府 | 4462人 |
| 第32節 | 9月5日 | 水戸ホーリーホック | 4468人 |
| 第34節 | 9月18日 | コンサドーレ札幌 | 6142人 |
| 第26節 | 9月26日 | サガン鳥栖 | 6079人 |