地滑りの恐れのため通行止めが続いていた国道112号が、5月22日の午前5時から片側交互通行に規制が緩和されました。現場は朝日町田麦俣(あさひまち・たむぎまた)の湯殿山スキー場入り口付近で、5月16日から全面通行止めがおこなわれていました。しかし、国土交通省酒田河川国道事務所が夜間も応急工事を進めた結果、地滑りの危険性が低くなったとして、湯殿山スキー場の入り口付近およそ500メートルで片側交互通行とされている以外は全面開通しました。しかし、片側交互通行の規制解除をいつ頃行えるのかについては、今のところ分からないそうです。
国土交通省酒田河川国道事務所は、危険現場付近でのボーリング調査やのり面で起きている亀裂の監視を続け、地滑りの実態解明を進める計画です。その結果によって、今後の方針が決定されるのでしょう。現在のところはあくまでも応急措置なので、最悪の場合は再び全面通行止めになる可能性もあります。
現在、山形県の南北方向には東北中央自動車道と日本海沿岸道の2つの高速道路が計画されていますが、これらは既存の道路の近くにバイパスを造るようなものです。しかし、「月山道路」はこれ1本しかなく、国道と高速道路(=山形自動車道)が供用している状況は日本国内で他に例がない非常に特異な状況です。今回の事態を契機に、道路の優先順位をもう一度見直して、新しい「月山道路」の建設を真剣に考えた方がいいのではないでしょうか?
天童商店街連合会は、天童商工会議所と協力し2004年11月からポイントカード事業を開始することに決めました。天童商店街連合会と天童商工会議所は、商店街活性化のために単発で様々なイベントに取り組んできました。しかし、その場限りとなってしまい恒常的な客足の確保に繋がらなかったことから、ポイントカードを導入することに決めました。
このポイントカード事業は天童商店街連合会が事業主体となり、天童商工会議所に運営を委託することになっています。事業に参加する天童市内11の商店街・合計96の店舗では、ポイントカードの読み取り機械を設置し、商工会議所に設置するパソコンと接続します。通常は100円当たり1ポイントが加算されますが、「ポイント2倍セール」「ポイント3倍セール」のように各店舗が自由にポイントの還元率を設定することが認められています。
天童商工会議所は、事業スタートから1年間で2万人の会員獲得を目標に掲げています。ポイントカードは山形県内大手のスーパー「ヤマザワ」が2002年3月からすでに導入しており、2003年期は過去最高の売上高を記録しました。ポイントカードを導入することだけでこのような素晴らしい結果が出ることはないでしょうが、郊外の大型店に目が行っていた消費者の注意を向けることには繋がるかもしれませんね。
Jリーグ2部のモンテディオ山形は、5月19日に川崎フロンターレと対戦しました。雨の影響もあってミスが目立ち、そのたびに川崎からゴールを脅かされたモンテディオは結果0対2で敗れてしまいました。前節に続いての黒星となったモンテディオは順位を1つ下げ、第3位となってしまいました。
次の第14節、モンテディオ山形は5月22日(土)に天童市の山形県総合運動公園で現在最下位のコンサドーレ札幌と対戦します。